ベジタリアンレストランでおなじみの大豆肉
2014年01月19日 up
乾燥した黒っぽい調理前の大豆肉
先日、当ブログにてドイツで大豆肉が販売されている記事を読みました。サンパウロでも全く同じものが身近に販売されています。
大豆ミートは、カルネ・デ・ソージャ(carne de soja=大豆肉)や大豆タンパクという呼称で販売されています。一般に大粒と小粒、黒っぽい色と白っぽい色に分けられています。
大粒は普通の塊肉の代わりに、小粒はひき肉の代わりに使用されるのが一般的です。
黒っぽい大豆ミートはカラメル色素で色を付けたものであり、赤身(牛肉)のイメージで利用されます。白っぽいものは鶏肉や豚肉のイメージです。
量り売りのレストランのベジタリアンコーナーに並ぶ、ひき肉状の大豆ミートを使ったパスタ料理とロールキャベツ
乾燥した大豆肉は、どこのスーパーでも販売されています。袋入りは、保存食料であるシリアル売り場などでよく販売されています。
市場や店によってはキロ単位(グラム単位)で量り売りされていることもあり、1キロ10レアル(約500円)弱で販売されています。
日本食料品店でも販売されている所があり、
「お客さんは誰ですか?」
と尋ねると、
「ほとんどが日本人ではないブラジル人」
とのことでした。
ちょうど大豆肉を購入するブラジルの女性に遭遇しました。数年前の妊娠中から健康と美容のために家庭で食べているということで、普通の肉料理と同じ味付けで料理しているとのことでした。女性の肌は確かに内側からにじみ出てくるようななめらかな美肌でした。
日本食品店で大豆肉を購入するブラジルの女性
サンパウロでは身近にベジタリアンレストランがあります。大豆肉の料理はベジタリアンレストランのおなじみのメニューです。
レストランでは野菜と炒めた肉料理のほか、パスタにひき肉代わりに混ぜたりロールキャベツの具として混ぜたり、まさに肉の代用品として料理されています。
大豆ミートは軟らかい歯ごたえがあり、食材そのものの味わいは淡白です。健康のために大豆食品を食べるなら、日本食になじみがある人なら、豆腐や煮豆、納豆で十分な気がします。
大豆肉は、健康志向で日本食になじみのないブラジルからは、文字通り「畑の肉」として人気があるようです。
食料品店で袋入りで販売されている大豆肉
食料雑貨店のシリアル売り場で量り売りされる大粒と小粒の大豆肉
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- 2 コメント
2 - Comments
上原より:
2014 年 01 月 19 日 16:06:00
大きさが豊富で、用途によって色々使い分けられそうで便利だね!
美肌効果を狙って、私もちょくちょく買ってみようと思います。
ただ我が家で問題は、私以外好んで大豆ミートを食べない事かなぁ。
(本物の肉を出せーって感じで。。。)
tomokoより:
2014 年 01 月 19 日 17:14:37
)上原さま
そう、ひき肉状のミートまであって便利です。大豆ミート、なんか中途半端感がぬぐえないですもんね。肉がいい気持ちわかります。どこがオリジナルなんだろう?今はブラジルは大豆大国だけれど、もともとは東ヨーロッパとか中国で発明された食べ物のような気がしてきました。私も家庭で試してみよっかな!?
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