路上にて 2014
2014年02月10日 up
車を運転している時間が長いわけではないのに、路上でのおもしろ風景によく出くわすのは、ここがメキシコだから、でしょうか。
時には「面白くない! 危ないし!」と、必要以上に車間距離を取ってしまいたくなることもしばしば。
ある日、夕刻の大通りにて、とても近い場所で「ドガン☆!!」と車のぶつかった音。あ〜あ。。。
私の前の乗用車が、その前の乗用車にぶつかってしまいました。
ぶつかった車(後続車)がすこしバックして十数秒ほどでしょうか、両者とも車から運転者が出てくることもなくその場で留まっていると、なんと、その後続車、ハンドルを切り返し前の車を抜きさり、さっさとどこかに行ってしまいました。
目の前で「当て逃げ」。なんたること。
自然と私が、その「ぶつかられて、逃げられた」車の後ろについたわけですが、運転手のおばさんも特に慌てたり怒ったりすることなく、左折用待機帯で停車、携帯で話していました。
日本では、まずありえないこの犯罪行為!(ですか?)
ですが、北アメリカ同様にメキシコも「バンパーはぶつけるもの」というのが常識。特に大きな損傷がなければ、ぶつけられた方もあまり怒らないのです。
とはいえ、あまりよろしくないですね。
さあ、気を取り直して、ちょっとびっくり写真でも。
RV車が引っ張っているのは..
よくあるタイプの安定型RV車。
が、引っ張っているのは、これまた良くあるタイプのピックアップトラック。の、後ろ部分のみ。
え??
一瞬、どうなっているのか凝視してしまいました。する必要がありますね。したっていいですよね、前方後方、注意していれば。
そういうことです。日産のピックアップトラックの荷台部分をすっぱりとカットして、あれやこれや手をかけて、取り外し、けん引可能なトランクに。これ、日本ではだめですよね?
もう一つ。
もう、何が走っているのかすら分からなくなり。。
グアダラハラから西南に延びる街道を走っている時のこと。
この辺りは、きれいに整備された道路がまっすぐ十数キロメートルにわたり信号もなく延びていて、なんか走っているのも気持ちがいいのです。
と、向かい側から、なにか小山のようなものが。
大きくこんもりとした街路樹かな?と思っていると、でも近づいている気配。
え!?
と驚いていると、偶然、こちら側からも追い越されました。
どんだけ積み込めば気が済むんだ!というほど山積みにされているのは、この地方特産のサトウキビ。
ざわわなのであります。
これほど無造作に摘んでおり、しかも、だからといって完全密封なんてしていないので、落ちるわ落ちる。道路は右も左も、トラックから振り落とされたサトウキビの成れの果てで白くかさかさに。
豪快な積み方、走り方なので、当然、事故も豪快に起こってしまいます。このトラックがそのまま横にコテン☆と倒れて、あらららら。
よく、あるそうです。
ならば、積載量を減らして安全に行けばよいのに、と思う、ざわわ街道でした。
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