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スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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スウェーデンのクリスマスイブは家族で過ごすことが多く、夕方6時以降にクリスマス料理をいただき、その後にプレゼントを開ける時間になります。

クリスマス料理には、ユールフィンカといわれるオーブン焼きのハムなどが多いのですが、デザートが変わったものを食べる習慣があります。

それは「ユールグロット(Julgröt)」 といわれるもの、いわば「牛乳ご飯」です。
ユールグロット用の米(リゾット米に近い感じ)を、シナモンなどのスパイスを入れた牛乳で煮詰めて仕上げます。

仕上げたユールグロットの中には、アーモンドを一個だけ入れる。それを一人ずつ皿に盛り、アーモンドが入っていたら「当たり!」当たった人は特別プレゼントをもらえるなどという楽しみ方もあります。

またユールグロットにレーズンなどを飾り付けてちょっとお洒落に、というおもてなしもあります。


「ユールグロット(Julgröt)」 アーモンドが入っているかな?

「ユールグロット(Julgröt)」 アーモンドが入っているかな?

しかしこの「ユールグロット」
米を牛乳で炊いてなんて考えると、日本人にとってはどうしても抵抗を感じるもの。いつもクリスマスパーティーの時は、私はこれだけは遠慮させていただいております。

スウェーデン人にとっては、米は主食というよりは野菜料理の一品にもなり、デザートにもなり、よりオールマイティーな使い方をされているので、牛乳ご飯「ユールグロット」にも抵抗を感じないようです。





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  • 1127 ビュー
  • 2 コメント

2 - Comments

なおこより:

2014 年 12 月 30 日 22:30:50

スウェーデン人と今年結婚して、クリスマスはストックホルムで夫の家族と過ごしました。私はユールグロット、美味しくいただいちゃいました^^

山本グィスラソン由佳より:

2015 年 01 月 02 日 04:05:13

ご結婚おめでとう御座います。ユールグロット召し上がられたのですね。レーズンが入っていたり、シナモンやカルダモンで味付けされていたりということは、スウェーデン人にとっては「一種のリゾット」という感覚なのかなあと思ったりもします。

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