(追記) (追記ここまで)

アクセスランキング

more

海外日経メディアダイジェスト

more

Blog Link

格安航空券 ホテル ツアー情報

タイ旅行へいってきます.com

more

台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業...日本語教師、ライター

居住都市...台北市近郊の新北市(台湾)

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

試合前の様子

試合前の様子

前回は、球場の雰囲気を中心に紹介しましたが、今回は試合の前後の様子を中心に紹介したいと思います。

上の写真は、開場前の入口の様子です。
普段の野球の試合で、ここまで長い列が出来ることはなく、ファンの期待と関心の高さをうかがわせました。

また、韓国はこの試合に勝利しても5点以上取らないといけない、という厳しい条件があったため、東京ラウンド行きを高い確率で手中に収めた、という感覚を持っている台湾メディア(特に、普段野球の取材に来ないTV局)の取材が多数訪れ、球場自体が異様な雰囲気に包まれました。


試合中の様子

試合中の様子

19:30といつもより遅めに始まった試合は、チャイニーズタイペイが陽岱鋼の活躍で2点をとり、2ー0で8回裏まで進みます。

8回裏は、かつてドジャースでセットアップで実績を上げた郭泓志が登板しました。しかし、、先頭の李承燁(元千葉ロッテ、巨人、オリックス)に二塁打を打たれ、その後の李大浩(オリックス)に適時安打で1点差。2死後、姜正浩(ネクセン)に2点本塁打を献上し、2-3と逆転を許します。

逆転後の打者が三振になり、韓国は3点で8回裏の攻撃を終了しますが、この時点でチャイニーズタイペイの東京進出がほぼ確定(9回表の攻撃で同点か逆転し、9回裏の攻撃で韓国が2点以上取ったら別ですが)したことになり、球場中に祝福モードが漂いました。


試合終了後、花火があがりました

試合終了後、花火があがりました

9回表のチャイニーズタイペイの攻撃は、先頭打者が安打で出塁しますが、そのまま無得点で試合が終われば東京ラウンド進出が決まるので、後の打者は流すような感じで打席に入り、アウト3つを献上し、試合終了。

結果は3ー2で韓国の勝利ですが、得失点率差でチャイニーズタイペイがオランダと共に東京ラウンドに進出。韓国の敗退が決まりました。

勝利した韓国は、選手同士でハイタッチをかわしますが、喜びの様子は全く無く、すぐにベンチ裏へ下がっていきました。

試合後は、上の写真のように花火があがり、東京ラウンド進出お祝いモードになりました。


選手たちは場内一周しました

選手たちは場内一周しました

その後は、上の写真のように場内を一周し、会場を訪れた23,431人(注:公になっているキャパシティは20,000人)のファンに感謝の気持ちを表しました。

火曜日だったこの日は、遅い開始時間で試合終了も23:30過ぎ。台中市以外から応援に駆けつけた多くのファンは、帰りの足(特に終電が早い新幹線)を心配しなければならない状況でもそのまま残り、選手たちに声援を送り続けました。


台中ラウンドMVPの陽岱鋼(中央のユニホーム姿の選手)

台中ラウンドMVPの陽岱鋼(中央のユニホーム姿の選手)

最後に台中ラウンドMVPの表彰があり、オランダ戦で2点本塁打を放ち、韓国戦でも好走塁で先制点をお膳立てし、2点目の適時安打を放った陽岱鋼が受賞しました。

このときの陽岱鋼の走攻守に渡る積極果敢な姿は、チームに活力と勇気を与え、元気づけたと思います。一塁へ頭から飛び込んだ姿を見たときに、「ケガしないかな、大丈夫かな......」とも思いましたが、彼が「どんな時でもベストを尽くす」という強い姿勢を示さなかったら、東京で見せたチャイニーズタイペイのあの姿はなかったと思います。

その後、私自身も東京へ渡り、WBCを見ることになりますが、その様子はまた次回......


レポーター「小川 聖市」の最近の記事

「台湾」の他の記事

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives

[フレーム]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /