ニュースにもならない、日常的な洪水
2014年01月11日 up
乗合車から。降りる時は覚悟が必要です
インドネシアは現在、雨季です。熱帯の雨季は、通常ザーッと降って終わりですが、ここバンドンは日本の梅雨のように、しとしと降り続ける日も多いです。
雨季になると、首都ジャカルタをはじめインドネシア各地で洪水が起こります。雨の量が多いのはもちろんですが、おそらく道路の排水が悪い、側溝の整備ができていないのが大きな原因だと思われます。
川ではなく道路です
ここに掲載した写真程度の洪水では、ニュースにもなりません。先日はちょうど退社時間に会社の前の道路が洪水に。バイク通勤の人が多いので身動きが取れず、多くの人が3時間ほど会社で水が引くのを待っていました。
まるで海岸のように奥に行くほど深くなっていました
こうなれば、みんな諦めモード。イライラしても仕方ないので、まずはみんなでサッカー観戦です。バスが急に故障して動かない時などもそうですが、こういう時、インドネシア人は気長に待ちます。洪水やトラブルをまだ日常と捉えられず、ついイライラしてしまう私。こういう時、まだまだ日本人だなと実感します。
帰宅を諦め、サッカー観戦
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タグ:洪水
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2 - Comments
いとうより:
2014 年 01 月 11 日 17:12:24
いとうです。
タイのバンコクからも、昨年同様のリポートをいただきました。日本では
これくらいのものであれば、結構ニュースになりそうですが、東南アジア
では、普通のこととしてすごしているようですね。
タイの大洪水ぐらいでなければ、これくらいに構えていたほうが、いいかも。
楓 彩織より:
2014 年 01 月 28 日 20:34:15
>いとう様
そうでしたか。やはり同じ東南アジア、状況は似ているのでしょうね。
最近は首都のジャカルタあたりでニュースになる洪水が増えてきていて、死者も出ているようです。人工降雨なども検討しているようですが、早急な対策が必要ですね。