オハイオのアーミッシュスタイル・ティンバーフレームの家
2013年12月13日 up
夫の両親の家、こじんまりとして見えますが3階建てで結構大きいです
せっかくサンクスギビング休暇でオハイオに来たので、NYとはいろんな意味で真逆のオハイオの生活について少し触れたいなと思います。
ということで、まずは家のサイズ!とにかく冗談のように大きいです。特に郊外へ行くほど土地が開けてきて、入り口のポストから家まで徒歩15分はザラ、家の裏には巨大な池や畑、牧草地があるお家が多いです。今、建設中の義父母のお向かいさん(といっても家が霞んで見えるくらい遠いですが)は二人暮らしの予定なのに、パレス並みの8ベッドルームの家を建設中。そして特にお金持ちというわけでなく、中級階級の人たちがこういう大きな家や土地を持っているというから驚きです。なんでもアメリカの真ん中は土地が有り余っているので、法律で一家族につき規定の大きさ以上の土地を買わなければ家が建てられない法律があり、その土地の中でも建てられる家の数が決まっているんだそうです。そういうわけで、どんなに小さな家だとしても、ある一定の土地を買ってメンテナンスしないといけない訳です。
アーミッシュのティンバーフレームの家は骨組みは全て木で出来ています
夫の両親の家はティンバーフレームというアーミッシュの大工さんによって作られた木の家で、アーミッシュというのは元々ドイツ系の移民で電気などの文明機器を使わず、昔ながらの農耕/放牧生活をしている集団として知られています。
夫の家系はアーミッシュではないのですが、ティンバーフレームの家に住むのが夢で、アーミッシュの大工さんたちにお願いして建ててもらうことになったそうです。
束ねられた木の棒は釘として使われたものの残り。アーミッシュの家具や家は釘などのメタル素材を一切使いません
三階のゲストルームからの眺め。落ちたら大変だ〜
家を建てたアーミッシュの大工さんたちの写真、使われたオークは11216本!
こんなに贅沢に木(オーク)を使えるのも、オークが豊富なアメリカならではだと思います。日本でもティンバーフレームの家があるそうですが、アメリカよりも俄然コストが掛かりそうですよね。
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2 - Comments
いとうより:
2013 年 12 月 13 日 17:48:19
いとうです。
オハイオといえば、確かにアーミッシュを想像しますね。映画の「目撃者by
ハリソンフォード」を連想します。写真を拝見すると、すごく手が込んでいて
建築費がすごく高そうな感じがします。しかも、大きな家ですからね。
我が家で、もしこんな大きな家だったら(ゴミ屋敷)になりそうです...
フミコ・アンスポーより:
2013 年 12 月 14 日 10:14:44
いとうさま
建築費自体は日本ほど費用が掛からないらしいのですが、膨大な土地のメンテナンスが大変で義父母は週末も朝から晩まで家の掃除や修理、落ち葉や枝拾いに畑の手入れ、犬の散歩に牛の世話と大忙しです。しかもお手伝いを一切頼まず自分たちだけで全部してるんです!もしこの家が我が家だったら、、私の場合ゴミ屋敷どころか一週間で廃墟と化しそうです。。