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スペイン

スペイン:バレンシア

大田 朋子(おおたともこ)

職業...ライター、エッセイスト、講演家

居住都市...ブエノスアイレス(アルゼンチン)
→ケント(イギリス)
→バレンシア(スペイン)

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Whistableの海岸(画像カンタベリーの観光サイトhttp://www.canterbury.co.uk より)

Whistableの海岸(画像カンタベリーの観光サイトhttp://www.canterbury.co.uk より)

イギリスのケント州にいる私にとって、身近にある町でとても気に入っている都市の一つが、Whistable。
Whistableはケント州の東端に位置する小さい町で、港町だけに新鮮な魚や牡蠣が美味しいことで知られています。

小さくてカラフルで個性的なお店が並んでいる街並みも魅力的だし、こじんまりとした町のサイズや、目の前に海が広がるロケーションも含めて、私のお気に入り都市の一つ。街を歩いていると、どこを通っても最後は必ず海にいきつくような、そんな海と切り離せないWhistable。

Whistableの海岸を歩くと、たくさんヨットやボートが並んでいて、海の近くに住む人たちの楽しみ方の一環がうかがえるよう。水の中に入るには寒いから、と私はたいてい食べ物とドリンク、本などを持って、「ビーチでピクニック!」とばかりこの町を訪れますが、もちろん海の中で遊んでいる人もいます(多くが子どもです。寒いので...。)。

ギャラリーも多くて、アーティスティックなイベントや活動も盛んらしいです。

Whistableは、ビーチ沿いに並ぶ小さな家いえやギャラリーも一つひとつ構造が違って建物自体がとてもオシャレ。海で遊ぶというよりは、波止場の海産物市場で美味しい魚介類を買って、ヨットなどで溢れる海岸沿いを歩き、その街並みを楽しむというように、「落ち着いた楽しみ方」が似合う街なのかもしれません。

イギリスの南東部に来られる機会があれば、Whistableの街はかなりおススメです。













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