ステナラインで「デンマークまでちょっとお出かけ」
2011年08月27日 up
ヨーテボリとフレゼリクスハウンを結ぶステナラインの高速船
「日帰りで海外旅行」
日本では、たとえ韓国などの近場であっても考える方は少ないと思いますが、ヨーテボリではデンマークへの日帰りクルージングが大変人気があります。
ヨーテボリに本社のある大型フェリー、Stenaline(ステナライン)が、ヨーテボリとデンマークのFrederikshavn(フレゼリクスハウン)間を結び、1日6往復、所要時間は普通船で3時間半、高速船で2時間です。
したがって「朝便で行き、フレゼリクスハウンを半日観光し、夜便で帰ってくる」という、デンマークへの日帰り旅行が簡単に出来るのです。
フレゼリクスハウン日帰りクルージングの一番の人気スポットは、ホテル内にあるファミリーにも人気のプール、またレストランやショッピングでもスウェーデンとは違った趣を身近に体験できることにもあります。
そして忘れてはならない楽しみが船上のアクティビティー、デッキをとらなくても、外を眺めたり免税ショップやレストランなどを存分に楽しめます。
ステナラインのターミナルに泊まる船、ヨーテボリ市街地から電車で約15分ぐらいです
ヨーテボリとフレゼリクスハウンを結ぶ海路。(白地図はダウンロードフリーのHP、http://www.sekaichizu.jp、より引用)
もちろん日帰りに限らず、ヨーテボリからフレゼリクスハウンにフェリーで行き、ホテルに泊まってユトランド半島を旅する方法もあります。
世界中の子ども達に大人気、デンマーク発祥のブロック玩具「レゴ」が集まるテーマパーク「レゴランド」がユトランド半島中部に位置するBillund(ビルン)にありますが、フェリー乗船料とレゴランドの入場券、ホテル、また積載車料金などがパックになった旅行商品も売られています。
さらにユトランド半島を南へ下っていくと、国境を越えドイツにも行くことができます。
ステナラインはスウェーデン東部から、先日旅したポーランド北部のグディニアへの便も出ています。港のマーケットで、子どもの頃によく遊んでいた砂絵を見かけたので懐かしさのあまりに買い、息子と二人でステナラインをモチーフに作りました。(作品はこのように、黒い雲が出てきて「雨の降りそうなグディニアに泊まるステナライン」になりました)
ステナラインはヨーテボリからはドイツのKiel(キール)への便も出ています。往復とも夜出発して船内で一泊、翌日朝に到着する便で旅行すると、移動と宿泊が同時に出来るので経済的とも言えます。
その他、ポーランド、ノルウェー、イギリス、オランダなどにもフェリー航路があります。
新聞でもよく見かけるステナラインの宣伝。特別プランが随時紹介されています
ヨーテボリから日帰りも簡単な最も近い外国は、ステナラインで行けるデンマークのフレゼリクスハウンですが、実はスウェーデンとデンマーク間にはお互い近くに位置する都市の組み合わせがいくつかあります。
最も有名なのが、南部の都市マルメとコペンハーゲンが目と鼻の先。また名前もよく似ていますが、スウェーデンのヘルシンボリ(Helsingborg)と、デンマークのヘルシンゲル(Helsingør)も対岸沿いにあり、フェリーで30分程度の距離です。
デンマークはスウェーデンに比べると酒税が安いため、アルコールの買出しに近くのデンマークの都市に渡るスウェーデン人も多いそうです。
レポーター「山本 グィスラソン 由佳」の最近の記事
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