(追記) (追記ここまで)

アクセスランキング

more

海外日経メディアダイジェスト

more

Blog Link

格安航空券 ホテル ツアー情報

タイ旅行へいってきます.com

more

スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

スウェーデンのナショナルデーは「雨ザーザー降ってきて...」(コックさんの絵描き歌より)の「6月6日」です。

そのため、ナショナルデーにどしゃ降りの大雨になることが本当にあるか、毎年気にとめてしまうものですが、これといって本降りなったことは、ナショナルデーが導入された2005年以降に関してはありません。

前置きの余談はさておいて、それ以前、つまり2004年まではスウェーデンにナショナルデーの祝日は設定されていませんでした。他の北欧諸国でナショナルデーが各自盛大に祝われるのを見受け、スウェーデンにもナショナルデーをということで導入されたものです。1523年6月6日にスウェーデンがカルマル同盟から離脱して独立の国家となったことを記念しての祝典です。

これまでのナショナルデーでは、スウェーデン女性王太子ヴィクトリアが国旗を振っている姿などが公開されたことがありましたが、導入されて今年でまだ7年目、国民の間の認識は他の北欧諸国と比較すると未だ希薄なようです。

例えば、ノルウェーのナショナルデーである5月17日には各地でパレードが行われ、こちら隣国のスウェーデンでもノルウェーの民族衣装を着た人々を見かけることもよくあります。
アイスランドのナショナルデーの6月17日には首都レイキャビクの街中全体がお祭りになり、スウェーデンでも在住のアイスランド人によるイベントが行われます。
しかしスウェーデンのナショナルデーは現在のところ比較的静穏を保っています。


スウェーデンのカレンダー、6月6日は祝日なので赤で書かれています

スウェーデンのカレンダー、6月6日は祝日なので赤で書かれています

ナショナルデーの導入に変わり、Annandag pingst(アンナンダーグ・ピングスト)という祝日が2004年をもって廃止されました。ペンテコステ(聖霊降臨祭)の翌日という意味で、ナショナルデーとも近い時期の移動祝日でした。
この日はイースターの50日後ということで必ず月曜日でしたが、6月6日の固定祝日になった現在では、土日にあたることもあります。その場合は休日が少なくなるので、ナショナルデーへの変更にがっかりした国民も多かったようです。

固定祝日が日曜日に重なった場合の振替休日を採用しているのは、世界的に見てもほとんど日本のみのようです。スウェーデンにももちろんありません。

ちなみに「6歳の6月6日から芸術を勉強し始めると上達する」という言い伝えがあるようです。息子が6歳なので、6月6日より何か始めさせてみようと思っています。





レポーター「山本 グィスラソン 由佳」の最近の記事

「スウェーデン」の他の記事

  • 1585 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives

[フレーム]

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /