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ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業...フリーランス
居住都市...ブラジル国サンパウロ市

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図書館の棚で推薦されている、黒人の登場人物がいる子供向けの本

図書館の棚で推薦されている、黒人の登場人物がいる子供向けの本

ブラジルで出版されている子供向けの本には、黒人やムラート(黒人と白人との混血)、褐色肌をしたモレーノと呼ばれるような、いわゆるメスチソ(混血の人)の子供や大人が登場する物語が多くあります。

日本では子どものころに読んだ黒人の子どもが登場する物語が、偏見などの理由で何年か出版されない時期があったような記憶があります。その様な事情と比較すると、ブラジルではたくさんの黒い肌の登場人物がいる子供向けの本が出版されている印象があります。

ブラジルではむしろ褐色肌の人が多く、そのルーツをたどるとアフリカにたどりつくため、アフロ-ブラジレイロと呼ばれる人々は身近な存在です。身近でありながら、直接縁のない人にとっては知られざる世界でもあります。


パウロ・ドゥアルテ図書館のアフロ-ブラジル文化に関する書籍の並ぶコーナー

パウロ・ドゥアルテ図書館のアフロ-ブラジル文化に関する書籍の並ぶコーナー

サンパウロ市内にはいくつもの公共図書館があります。図書館によっては、科学が専門、アートが専門といった場所もあります。
一般的な書籍が並ぶ図書館であっても、特定のジャンルを豊富に揃えているようなことがあります。例えば、サンパウロ市のジャバクアラ地区にあるパウロ・ドゥアルテ図書館は、アフロ-ブラジル文化に関する書籍が他の図書館よりも多く揃えられていることで知られています。市内にはアフロ-ブラジル博物館もあり、そこの図書館と並び、一般市民がアフロ-ブラジル文化について本から学べる数少ない場所です。

子どものころからの読書において、黒い肌の人々が登場するような本は教育効果はありそうですが、肝心な読書をする人々の姿が・・・特に平日はいつ行っても、どちらの図書館もがらんとしています。ブラジル人はあまり本を読まないと言われますが、それを証明するかのようです。
机上の学問よりは、日々の生活の中で人々と触れ合い、コミュニケーションする中で学ぶ人が多そうな風景の広がっているブラジルです。


パウロ・ドゥアルテ図書館のアフロ-ブラジル文化に関するコーナー

パウロ・ドゥアルテ図書館のアフロ-ブラジル文化に関するコーナー


パウロ・ドゥアルテ図書館

パウロ・ドゥアルテ図書館


パウロ・ドゥアルテ図書館

パウロ・ドゥアルテ図書館


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