ジェイミー・オリヴァーはアメリカの給食も救えるか?
2011年11月06日 up
息子がこの秋から公立小学校幼稚園部に入学しましたが、噂通りの学校給食。質の低さに驚いています。
学校のカフェテリア、ここでみんなで食べます
学区にもよりますが、うちの幼稚園は午後まで授業があって(地域によっては幼稚園は午前中のみのところもあります)、ランチは通常、家からお弁当を持たせます。もしくは学校のカフェテリアで、ホットランチという暖かいランチを一食4ドル(300円くらい)で購入することも可能です。日替わりでメニューは変わりますが、栄養上の観点からいくとお粗末なもの。ファーストフード以下という声も多く聞かれます。
野菜はポテトフライくらい
国民の6割が肥満状態というアメリカ。医療費の高騰の一因ともいわれ、国家問題になっています。肥満率の多さに貢献する原因として、食べる量の多さ、バランスに欠けた食生活(炭水化物と脂肪が中心)、車社会によるエクササイズの不足などがあげられます。
そんな中、イギリスのカリスマ料理人ジェイミー・オリヴァー(Jamie Oliver) が、アメリカの学校給食を改善しようと「Food Revolution (食事革命) 」、という運動を立ち上げています。彼はイギリスで、「Feed Me Better(もっといいものを食べさせて)」という運動をスタート。ファストフード的な学校給食から、もっと栄養のある内容(プロセスフードから、野菜や果物を中心にしたメニューに)に変えようと立ち上がったのです。日本でも随分前に、『ジェイミー・オリヴァーの給食革命!』というタイトルで放映されたようです。
オバマ大統領夫人、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)の「Let’s Move(はじめましょう)」運動(子供たちの食生活や運動習慣をみなおすキャンペーン)と共に注目されている運動ですが、アメリカでのテレビ放映は、新シーズンにはいって打ち切りとなりました。親としては、このような運動は今後もっと応援していきたいところです。
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