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スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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今回はスウェーデンの日本とは違う薬事情についてお話したいと思います。
日本では医者にかかり処方せんを持って薬局に行くと、薬剤師がその都度調剤しますが、スウェーデンでは「調剤する」ということは、一部の薬剤を除いてまずありません。
スウェーデンは市販薬のみならず、処方せんの必要な薬でも箱単位での手渡しです。
医者が定めた服用量や回数がパッケージに貼られるシールで示されます。


スウェーデンで売られている処方薬 箱で渡されます

スウェーデンで売られている処方薬 箱で渡されます

以前に処方せんで吐き気止めを30回分もらったことがあります。もちろんその時に必要になった量は3〜4回分です。
このときは残りは常備薬として保管するようにという前提で処方してもらいましたが、日本では常備薬としてでも30回分もまとめて処方してもらうことはまずないと思います。

また処方せんは紙で渡されることは最近は少なくなってきています。国民IDナンバーで管理され、IDカードを持って薬局に行くとコンピューターシステムに処方薬が表示される電子処方せんが主流です。国内どこの薬局でも受け取ることができます。

期限が切れた薬などはゴミ箱には破棄せずに薬局に返還するように言われます。


Apotek(アポーテック=国営薬局)の処方せん受付

Apotek(アポーテック=国営薬局)の処方せん受付

私の身内にも薬剤師がおりますが、薬品を調剤する際には正確な計量が重要、間違いは許されません。箱で売られているのであれば計量する手間を省け、万が一の計量ミスも起きずに済むのかもしれません。

しかし箱で大量にもらっても、特に初めて使う薬であれば、もし体質に合わずに使えなかったらどうするのか、ということもあります。
先日も病院でまとめて薬をもらいましたが、この時処方された薬は特に高いものも含まれており、日本円で8000円分ぐらいかかってしまいました。幸いこの薬は副作用など問題なく、今後もし症状が起きたときの常備薬としても役に立てることが出来ますが、もし大量に処方された薬が体質に合わず使えなかった場合、高額な料金の保証はしてもらえるのかということも心配ですね。




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