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スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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プレゼントを楽しみにしている子供たちにとって、イブの日は待ち遠しいものですね。スウェーデンでは、イブの日まで続く毎日のもう一つのクリスマスの楽しみがあります。

それはjulkalender/ユールカレンデル、つまりクリスマスカレンダーと言われる小さいお菓子の入った窓を毎日開けること、12月に入ると「イブまであと〇日」と、子供たちは毎日カレンダーを開けながら数えるのです。

カレンダーの中には子供が好きな小さなお菓子が...毎日開けるのも楽しいですね。増えてくる開いた窓を見て、子供たちもイブが近づくことが実感し、ウキウキしてくるのです。


カレンダーには数字が書いており、12月1日から毎日、日付の書いた窓を開けます。このカレンダーの窓の中には、それぞれ小さなチョコレートが入っています

カレンダーには数字が書いており、12月1日から毎日、日付の書いた窓を開けます。このカレンダーの窓の中には、それぞれ小さなチョコレートが入っています


12月24日、ユールカレンダー最終日に開ける窓。他の窓よりも大きく、中に入っているチョコレートも倍の大きさです

12月24日、ユールカレンダー最終日に開ける窓。他の窓よりも大きく、中に入っているチョコレートも倍の大きさです

このユールカレンデルは子供のお菓子の箱のみならず、様々な場面で応用されています。

テレビの子供番組でも、12月はイブ当日まで毎日ユールカレンデルを開ける時間があります。当日の日付の数字のついたドアを開くと「今日のお話は...」と始まります。
ちなみに図書館の入り口での抽選会でもユールカレンデルが使われていたことがあります。先着24名限定で抽選券が配られ、当日の日付の番号をひいた人に景品、といったものでした。

イブが来てjulklapp/ユールクラップ(クリスマスプレゼント)をもらう最大の楽しみの時まで、このように毎日ささやかだけど楽しみながらその時を待つのが、スウェーデン人の子供のクリスマスの一つの姿です。




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