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スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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最近、息子が家でよく聞かせてくれる歌はクリスマスソング、幼稚園でも練習する時期になったようです。

スウェーデンでは12月13日にルシア祭というクリスマスの前祭のようなイベントがあり、その時に必ず歌われる曲はイタリア歌曲でお馴染みの「サンタルチア」続いて色々なクリスマスソングが披露されます。また教会や各ホールでクリスマスコンサートは12月中よく行わています。

スウェーデンのクリスマスの季節には、「ジングルベル」や「きよしこの夜」「ママがサンタにキッスした」などの世界で有名な曲もスウェーデン語訳されたものがあり、もちろんよく聞きますが、スウェーデンで特有のクリスマスソングもあります。(その詳細については機会が御座いましたら後日紹介したいと思います)


季節限定で設置された、図書館のクリスマス音楽の本コーナー

季節限定で設置された、図書館のクリスマス音楽の本コーナー

今は幼稚園だけでなく、私の周りでも、知り合いが所属している合唱団やボイストレーニング講座でもクリスマスに向けて準備をしている話をよく聞きます。

クリスマスソングというと、実は昨年12月末の私のリサイタルでもアンコールで皆様お馴染みの曲、オー・ホーリー・ナイト(アダン作曲)をフランス語で歌い(フランス語の題名はCantique de Noël/カンティーック・ドゥ・ノエルといいます。)一般のオペラアリアや歌曲に増して暗譜に苦労した記憶があります。
「三博士の王はみずほらしい馬桶でお産まれになって...」などと、教会のミサのような専門用語が並んでいる歌詞で、しかもフランス語で覚える必要があるのですから、キリスト教が意味するクリスマスの懸念を深く理解していない限り、頭の中では意味がなかなか繋がらないものです。
専門的な話はここでは省略しても、一般的な風景や恋愛感情を歌った曲とは取り組み方も全く違います。

実際「きよしこの夜」の歌詞を例にとっても、「救いの御子」って何のことなのか、説明できる人は非常に少ないのではないでしょうか。


クラシックの歌い手向けのクリスマスソング集

クラシックの歌い手向けのクリスマスソング集

これからクリスマスの季節になるとユールコンサートが各教会で行われるので(スウェーデン語でクリスマスはjul/ユールといいます。)美しい聖歌が生で聞けることを私も非常に楽しみにしています。
今は皆さんがそのための練習を頑張っている時期です。




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