イタリアのガソリンは高すぎる!
2009年03月31日 up
私が良く利用する、安い近所のガソリンスタンド
イタリアのガソリンは正確には6種類ありますが、ガソリンスタンドで目に引く看板には、3種類の料金が掲示されています。
セルフサービスとサービス式の注入場所が分かれているスタンド
「Verde」と呼ばれる日本で言う「レギュラー」と、「Diesel」という「ディーゼル用軽油」、「GPL」という「LPガス」が主流です。このガソリン3種に加えて、それぞれ2つの料金体系があります。店員が給油するサービス込み料金は割高になり、自分で勝手に給油するセルフサービスだと少し割安になります。他に石油会社によってガソリンスタンドの営業時間外に、セルフサービス料金から更に割引料金を提案しているところもあります。
現在1リットルあたり、「Verde」が1.218ユーロ(約165円)、「Diesel」が1.074ユーロ(約145円)です。
近年の原油高騰により、ガソリン価格もうなぎ上り。イタリアのガソリン小売価格は、約50%を税金が占めており、他のヨーロッパ諸国や諸外国に比べて、比較的割高のようです。
セルフサービスとサービス式の2つの料金表の看板(残念ながら月曜の朝であったのか、イタリアらしくスタンド員が忘れたのか数字表示がない!!)
車好きなイタリア人、公共交通機関が当てにならないイタリア、車庫証明がなくても車が購入できてしまうマイカー大国イタリア。我家も2台所有で、主人の車は通勤に、私の車は子供たちの送迎専用としてフル回転しています。
物価に比べガソリンが高いので、燃費のよい小さな車が多く、95%以上がギア付きのマニュアル車であるのも納得がいきます。スイス、オーストリア、スロベニアの国境に住む人々が、わざわざ安いガソリンを求めて近隣の国に行くのも理解できます。ガソリンが高いと、運送費の一部燃料費も上がり、間接的に野菜や食品も割高になります。不況の中、やり繰りが苦しくなる今日この頃です。
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