季刊 刑事弁護93号
[特集]精神鑑定をめぐる最近の動向:「7つの着眼点」と「8ステップ」を検証する
[特集]刑事弁護の観点からみた井戸田理論:追悼・井戸田侃先生
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季刊 刑事弁護93号(ペーパーバック)
◇本特集の趣旨●くろまる田岡直博
◇裁判所の責任能力判断と検察官・弁護人の訴訟活動の在り方●くろまる稗田雅洋
◇責任能力判断の構造—8ステップモデルの基本解説●くろまる岡田幸之
◇責任能力の基礎—8ステップ、7つの着眼点との関係を中心に●くろまる久保有希子
◇刑事責任能力と精神医学—原点に還る●くろまる中谷陽二
◇裁判員裁判における責任能力判断の変化—判決一覧表の分析●くろまる田岡直博
◇責任能力が問題となった事件の判決一覧表(2017年11月末日現在)
【事例1 東京高判平28・5・11】
◇[報告] 控訴審で心神喪失・無罪とされた事例●くろまる菅野 亮
◇[コメント] 複雑な精神病理をどのように読み解くか●くろまる中谷陽二
【事例2 千葉地判平28・12・20】
◇[報告] 心神喪失により無罪となった殺人既遂事件●くろまる中井淳一
◇[コメント] 幻覚・妄想だけが統合失調症の症状ではない●くろまる五十嵐禎人
【事例3 奈良地判平28・11・30】
◇[報告] 大うつ病性障害による心神喪失として無罪となった事件●くろまる皐月宏彰
◇[コメント] 重度うつ病における精神病状態の判定と責任能力●くろまる紙野晃人
【座談会】検証「8ステップ」—法曹と精神科医の役割分担を考える●くろまる岡田幸之/清野憲一/菅野 亮/田口寿子/稗田雅洋/田岡直博
◇弁護活動の視点—座談会を踏まえた若干の検討●くろまる菅野 亮
[特集2]刑事弁護の観点からみた井戸田理論—追悼・井戸田侃先生
◇生きている井戸田刑事訴訟法—特集解題●くろまる辻本典央
◇井戸田捜査法理論の現代的意義—訴訟的構造論と近年の議論との関係を中心に●くろまる斎藤 司
◇井戸田「公訴権濫用論」について●くろまる松宮孝明
◇迅速な裁判の要請●くろまる笹倉香奈
[単発]
◇少年法の年齢引下げの歴史的水脈●くろまる斉藤豊治
◇強制わいせつと痴漢行為との区別について●くろまる嘉門 優
【座談会】供述心理分析の現状と課題●くろまる水谷規男/浜田寿美男/大橋靖史/徳永 光/遠山大輔
決定!第15回季刊刑事弁護新人賞
◇[最優秀賞]介護殺人未遂事件—不起訴処分と家族の再生●くろまる池田真理子
◇[優秀賞]「学び」を活かして得た逆転無罪判決●くろまる市川耕士
◇[優秀賞]夫の供述の信用性を弾劾して得た無罪判決—弁護士になって最初の刑事事件●くろまる大沼卓朗
[刑事弁護レポート]強制わいせつ致傷の成立を争った結果、条例違反と傷害の併合罪となった事案●くろまる川上博之
[付添人レポート]頚部圧迫による窒息死かどうかが争点となり無罪となった事例●くろまる牧田 史
[連載]
◇行政文書を刑事弁護に活用する(6) 拘置所の行政文書を活用する●くろまる山本了宣
◇桜丘だより(62) 軽度精神遅滞●くろまる櫻井光政 172
◇刑事弁護人として独立しました(5) お金の流れは明快に—刑事弁護事務所の会計事情●くろまる中原潤一
◇意外と使える国際準則(3) 通訳・翻訳を付してもらう●くろまる浦城知子
◇裁判員裁判事例研究シリーズ—スタッフ弁護士の実践から(19) 病的酩酊との精神鑑定に全面的に依拠して心神喪失を主張する●くろまる法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室
◇法律実務家のための心理学入門(3) 目撃証言と心理学●くろまる若林宏輔
◇最新刑事判例を読む(6) 最一小決平27・10・16平成27年(あ)第1105号 傷害被告事件●くろまる戸舘圭之/福島 至
この弁護士に聞く●くろまる高山俊吉 インタビュアー:趙 誠峰
[刑事弁護ニュース]
◇逮捕段階からの国費弁護の実現を! しかしそれが最終目的ではない—第14回国選弁護シンポジウム●くろまる豊島健司
[コラム]
◇シネマガイド リンカーン弁護士●くろまる加藤英一郎
◇新人弁護士日記 刑事弁護と環境調整●くろまる横関侑平
◇弁護士過疎地でガンバル 泡盛と刑事弁護●くろまる大城雅喜
[文献紹介]
◇実務に役立つ論文紹介 南川 学
◇ブック・レビュー 川英明著『刑事司法改革と刑事訴訟法学の課題』 小坂井久
◇ブック・レビュー 佐伯昌彦著『犯罪被害者の司法参加と量刑』 鈴木一郎
[お知らせ等]
◇第16回季刊刑事弁護新人賞募集のお知らせ
◇季刊刑事弁護投稿規定
◇Fujisan.co.jpでのおとくな定期購読のお知らせ
◇モニター募集のお知らせ
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2018年03月30日