季刊 刑事弁護122号

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この本の内容

目次

[特集1]共犯事件弁護にどう取り組むか
[特集2]袴田事件再審無罪判決

[特集1]共犯事件弁護にどう取り組むか
本特集の趣旨●くろまる城使洸司/戸塚史也
共犯弁護Q&A●くろまる城使洸司/端将一郎/戸塚史也/赤木竜太郎/津金貴康
【座談会】共犯弁護をめぐる倫理●くろまる高野 隆/村岡啓一/小田幸児/城使洸司/戸塚史也
主観的併合分離―弁護人の立場から●くろまる金岡繁裕
共犯事件を同一裁判体が審理する際の心証形成●くろまる藤田政博
刑訴法321条の2に関する弁護活動上の留意点●くろまる高平奇恵
共犯者の反対尋問-講義編-●くろまる坂根真也

[特集2]袴田事件再審無罪判決
酷すぎた袴田事件無罪判決●くろまる小川秀世
再審無罪判決までの審理経過と再審法の不備●くろまる間 光洋
袴田事件再審無罪判決の事実認定―静岡地判令6・9・26評釈●くろまる中川孝博

[刑事弁護レポート]
著作権侵害物であることの故意が否定され無罪となった事例●くろまる山根俊一郎
万引事案で精神鑑定を実施した事例―人を更生につなぐ司法の役割●くろまる多田 元
上告棄却となった仮想通貨の事件●くろまる倉地智広/伊藤 建/清水晴生

[少年事件レポート]
特定少年が試験観察後に保護観察となった事例●くろまる勝田大貴

[連載]
この弁護士に聞く(52) 趙誠峰(前編)●くろまるインタビュアー:髙橋宗吾/戸塚史也
私が出会った少年(2) それでもオレはやってない●くろまる岩本憲武
〔鼎談〕現役裁判官と語る、令状実務の現状と課題(1) 逮捕●くろまる西尾太一/大橋君平/赤木竜太郎
取調べ拒否! RAIS 弁護実践報告(3) 事例報告3取調べの「客体」から「主体」へ●くろまる稲田知江子
事例報告4移送申立てが認められた事例●くろまる城使洸司
裁判員裁判事例研究シリーズ―スタッフ弁護士の実践から(36) 共犯者3名が併合審理された傷害致死事件で弁護人の科刑意見どおりの判決を得た事例●くろまる法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室
日々の刑事弁護の実践例から理論を考える(22) 長時間のつきまとい捜査(追従型職務質問)の適否●くろまる勝俣彰仁/吉村真性
重罰化要因となる社会的類型の研究(5) 特殊詐欺(上)●くろまる髙山 巌
通訳人随想録(10・最終回) たったひとつの訳し間違い●くろまる丁海玉

[論文]
「日本の死刑制度について考える懇話会」報告書—その概要の紹介●くろまる井田 良
軽微逸脱行動の犯罪化―大麻取締法改正の何が問題か?●くろまる丸山泰弘
再審に関する最高裁判例についての試論―「白鳥型」と「財田川型」の2類型の検討●くろまる河井匡秀
「福祉ニーズ」のある被告人はどの程度存在するか―名古屋地方裁判所(本庁)における刑事裁判傍聴調査の結果●くろまる藤原正範/湯原悦子/掛川直之/金子毅司

[文献紹介]
実務に役立つ論文紹介(41)●くろまる左近麻奈美/宮崎翔太
話題の一冊 『再審弁護人のベレー帽日記』●くろまる編集部
ブック・レビュー 高野隆=河津博史著『刑事法廷弁護技術〔第2版〕』●くろまる赤木竜太郎

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