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DPI日本会議メールマガジン・2024 5月〜8月

1月〜4月/5月〜8月/9月〜12月
DPI日本会議

last update: 20250804


*本ページに掲載されている内容は、DPI日本会議のメールマガジンからの転載であり、著作権はDPI日本会議に帰属します。*



しかくDPI日本会議メールマガジン(2024年08月06日)第789号


☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(24.8.6)第789号
DPI-JAPAN Mail Magazine
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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。

本日は、8月31日(木)にオンラインで開催されるイベント、 「【公開研究会】韓国に学ぶ総括所見活用事例〜障害者権利条約にもとづくインクルーシブ教育の実現に向けて〜(キリン福祉財団助成事業)」のご案内です。

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8月31日(土)オンライン開催
【公開研究会】韓国に学ぶ総括所見活用事例〜障害者権利条約にもとづくインクルーシブ教育の実現に向けて〜(キリン福祉財団助成事業)
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【このイベントはここがすごい!】
あなたは、1,000円あったら何に使いますか?
好きなランチを食べるもよし、コーヒーショップで豪華なカスタムをするもよし。
駄菓子屋で大人買いをするもよし、貯金をするのももちろんいいでしょう。

今回は、その1,000円で、お隣の国・韓国のインクルーシブ教育に関する障害児教育の現状、障害者等に対する特殊教育法などの法制度をがっつり学ぶのはいかがでしょうか。

インターネット上には、玉石混交・真偽のあやふやな情報が溢れかえっています。
「インクルーシブ教育について知りたいけど、何をどこから調べたらいいのかわからない」
「障害者権利条約の総括所見が出たみたいだけど、結局どう活かせばいいの?」
「お隣の韓国のインクルーシブ教育の状況について、正しい情報を得たい」
などなど、そんな皆さんの声にお応えできるのが、この公開研究会です。

まだまだご参加を受付中!詳しくは、下記をご覧ください。

<趣旨・目的>
2022年8月にスイスのジュネーブで、障害者権利条約批准後初となる日本の建設的対話(審査)が開かれ、同年9月には権利委員会から日本政府に対する総括所見(勧告)が公表されています。

この総括所見(勧告)は、分離教育の中止や入所施設から地域での自立生活に予算配分を振り向け地域移行を進めること、精神科病院への強制入院を可能にしている法律の廃止等、日本の課題を的確に指摘した内容となっており、総括所見を踏まえた国内法の見直しが求められています。
しかし、国は総括所見の指摘事項に対する制度の見直しには消極的な姿勢を見せており、条約に則した政策を実現するためには総括所見を活用した障害者運動の取り組みがますます重要になっています。

昨年度開催した公開研究会では日本よりも先に初回審査を終え、さらに2回、3回の併合審査まで終えている韓国の総括所見活用事例として、とりわけ差別禁止に焦点を当てて取り上げました。

参加者の感想やリクエストを踏まえ、その第二弾として、今年はインクルーシブ教育に焦点を当て、韓国の障害児教育の現状、障害者等に対する特殊教育法などの法制度の見直しやインクルーシブ教育に関するモデル事業の進捗状況や課題、国家人権委員会などの国家機関の役割について学び、日本での取り組みに活かしていきたいと考えています。

しかく日時:8月31日(土)14:00〜17:00
しかく開催方法:オンライン(ウェビナー)
しかく情報保障:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、点字データ、テキストデータ
(注記)PC文字通訳、手話通訳をご希望の方は、パソコンからご参加頂けますようお願いいたします。スマートフォン、タブレットからだと機種によって資料を投影した際に、ウェビナーの仕様で見られなくなります。お手数おかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いします。

しかく参加費:1,000円(ウェビナー登録後、銀行振込をお願いします)
しかく参加申込:以下のフォームからお申し込みください。
なお、ウェビナー登録後に送られてくるメールに、振込先の銀行口座情報が記載されています。必ず登録した後に、お振込みをお願いいたします。
▽お申し込みフォーム
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_fE3kxQEuQIuDJJnP-nD6pQ

しかくプログラム(予定)(敬称略)
タイムスケジュール
14:00 研究会の趣旨説明、助成財団あいさつ
14:05 韓国の総括所見にもとづくインクルーシブ教育の取り組み事例について 講師:崔 栄繁(DPI議長補佐)、コメンテーター:黒岩海映(弁護士)
15:05 休憩
15:15 つづき
16:15 休憩
16:25 質疑応答
17:00 終了

◇主催:NPO法人DPI日本会議
◇助成:公益財団法人キリン福祉財団

▽DPIホームページにも掲載しています。
https://www.dpi-japan.org/blog/events/20240831-open-forum/

皆さまのご参加を、熱くお待ちしております!

。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

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しかく障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
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しかくDPI日本会議メールマガジン(2024年08月01日)第788号


☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(24.8.1)第788号
DPI-JAPAN Mail Magazine
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こんにちは、DPIメルマガ編集担当です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2024年8月号をお届けします。

今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これを読めば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202408/

しかく──── 今月はここに注目! もくじ ─────しかく
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凡例:にじゅうまる=大注目! 〇=注目! しろさんかく=よかったらみて
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【地域生活】
にじゅうまる報酬改定検討チームの取りまとめに従い「在り方検討」に向けた動きが開始

【バリアフリー】
しろまる8月の検討会の予定はありませんが、今後の注目

【権利擁護】
にじゅうまる内閣府障害者政策委員会の秋以降の開催日程

【教育】
にじゅうまる第15回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会in旭川 〜なーんも地元の高校に行けばいいっしょ

【雇用労働、所得保障】
にじゅうまる厚生労働省「第132回労働政策審議会障害者雇用分科会」(ハイブリッド会議)の開催
にじゅうまる就労支援特別事業、職場介助助成金、通勤援助助成金に関するシンポジウムのアーカイブ動画
しろまる12月20日(金)〜21日(土)に就労をテーマとした研究大会

【国際協力】
にじゅうまるフランスのパラリンピックはいままでになく注目されています
しろさんかく韓国初の難聴者の K-POPアイドル・グループ

【優生保護法と優生思想】
にじゅうまる国がやっと動き出した!さあ、全面解決へ!〜首相・法務大臣による謝罪を受けての記者会見&決起集会〜



しかく───────────────────────しかく
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地域生活
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にじゅうまる大注目!
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7月2日に第1回「障害者の地域支援も踏まえた障害者支援施設の在り方に係る調査研究会」が開催されました。

厚労省によると、今年度は調査の年ということで、この研究会の他に3つの研究会(令和6年度 障害者総合福祉推進事業)が行われ、 それらの研究会のデータを基に来年度から「障害者の地域支援も踏まえた障害者支援施設の在り方検討会(以下:在り方研究会)」が設置され、いよいよ日本も脱施設に舵を切れることになるか?といった、重要な局面を迎えようとしています。

在り方研究会では今年度のスケジュールが示されました。
第1回(7月):アンケート調査設計(事前意見収集を踏まえた調査内容等の整理)
第2回(9月):アンケート調査内容・項目の確認、ヒアリング調査内容・項目の検討
第3回(12月):各調査結果の報告、成果物(報告書・事例集)作成方針の検討
第4回(2月):成果物(報告書・事例集)の確認

いずれも非公開のため傍聴はできませんが、重要な研究会です。8月は開催されませんが、今後の動きに注目です。なお、他の3つの研究会とは、次の3つです。
・障害保健福祉政策についての国際的動向に対応した諸外国の政策等の調査・分析
・障害者支援施設における地域移行等の意向確認マニュアルの作成に関する調査研究
・共同生活援助における支援内容の明確化及び支援の質の評価等に係る研究


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バリアフリー
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しろまる注目!
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8月は検討会等の予定はありません。
今年度は5月に始まった「「バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会」が最重要の検討会ですが、この間、障害者パート、学識パート、自治体・事業者パートに分かれて意見交換も行なわれています。また、鉄道分野では、7月24日に「鉄軌道のバリアフリー化の整備推進に関する検討会」が開かれ議論が始まりました。2020年に改正されたバリアフリー法の見直しがあるのか、2025年で終わる第3次基本の次の計画について、議論が進められています。


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権利擁護
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にじゅうまる大注目!
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今月は検討会等の予定はありません。
内閣府障害者政策委員会の秋以降の開催日程が決まりましたのでお知らせします。
・第80回 10月 8日(火)
・第81回 10月29日(火)
・第82回 12月11日(水)


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教育
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にじゅうまる大注目!
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第15回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会in旭川 〜なーんも地元の高校に行けばいいっしょ(旭川市・DPI後援イベント)
10月5日(土)全体会・分科会・懇親会
10月6日(日)分科会
高校進学を実現する会・全国交流集会は2年に1度開催。今回は旭川にて。
〆切り(8月31日)です!
まだお申し込みでない方は、お早めに!
申し込みは、以下(DPIホームページより)。

https://www.dpi-japan.org/blog/events/inclusive-education-in-asahikawa/

<ワンポイント解説>
ネット配信はなく、参加形態は現地参加のみです。
この間の北海道、全国の高校取り組みの集約点になる集会ですので、ご興味のある方は、是非現地参加を!
1日目:全体会「北海道のとりくみから高校問題を再考する」コーディネーター 一木玲子さん
1日目・2日目:分科会(高校へ行こう、高校での生活、進学・就職・地域で暮らす、今の学校)の4分科会。
資料代:2日間3千円、1日2千円。懇親会:5千円。


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雇用労働
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にじゅうまる大注目!
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しかく厚生労働省「第132回労働政策審議会障害者雇用分科会」(ハイブリッド会議)の開催
7月9日(火)からが開催されたこの会議では「2023年度の年度目標に係る評価及び2024年度の年度目標の設定について」が議題となった。

2023年度のハローワークにおける障害者の就職件数は110,756件(対前年度比8.0%増)であり、目標であるコロナ禍以前の2019年度実績(103,163件)を7.4%上回った。その他、現在、調査中のものもあるが、2024年度の目標設定の基本的な考え方としては、前年度実績以上としている。

今回の会議に対するDPI日本会議への対応については、特にこの会議で5年前に外務省からの提案で在外公館は除外率から外すようになってしまったが、これは隠れた欠格条項で、今回の見直しではなんとしても加えないようすることが必要と判断して関係委員への働き掛けを進めることとしている。

第132回労働政策審議会障害者雇用分科会(資料)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41292.html

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にじゅうまる大注目!
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しかく就労支援特別事業、職場介助助成金、通勤援助助成金に関するシンポジウムのアーカイブ動画

通勤中と職場内の介助について、厚生労働省は2020年10月に新しいメニューを創設しています。これについて、全国脊髄損傷者連合会と全国頸髄損傷者連絡会が6月9日(日)にシンポジウムを開催しました。

2023年度の厚生労働省の調査研究事業について全国脊髄損傷者連合会の安藤さんから、大阪府泉大津市の運用実態と制度改善の展望について自立生活センター・リアライズの三井さんから、実際に制度を利用している立場で京都頸髄損傷者連絡会の山中さんから、それぞれご報告がありました。

このシンポジウムのライブ配信のアーカイブ動画は以下で閲覧できます。
https://www.youtube.com/watch?v=dnaiiVddmTg&t=8994s

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しろまる注目
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しかく12月20日(金)〜21日(土)に就労をテーマとした研究大会

日本障害者リハビリテーション協会が毎年開催している総合リハビリテーション研究大会について、今年は障害者の就労がテーマとなっています。その開催要項が公表されました。
https://rehab-hp.normanet.ne.jp/2024/
▼日時:2024年12月20日(金)〜21日(土)
▼場所:千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)
▼参加費:一般3,000円、学生1,000円、介助者0円
▼申込期限:11月15日(金)
▼定員:200名



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国際協力
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にじゅうまる大注目!
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フランスのパラリンピックはいままでになく注目されています。
<ワンポイント解説>
8月28日〜9月8日の11日間に開催される第17回パリ2024パラリンピック競技大会には、185か国からの4,400人の選手と280万人の観客が見込まれています。22の競技の549種目は、有名な観光地を含む18か所で行われます。車いすラグビーやアーチェリー、車いすテニスなどすでに関心を呼んでいる種目も多いです。

特に、日本時間8月29日(木)3:00~6:00の開会式会場は、パリの中心にあり世界遺産となっているコンコルド広場です。スタジアムの外で行われる、パレード、儀式、パーフォーマンスが楽しみです。

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しろさんかくよかったら見て
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韓国初の難聴者の K-POPアイドル・グループ
<ワンポイント解説>
韓国初の、難聴者のみで結成されたK-POPグループが障害者の日である4月20日にデビューし、すでにアルバムの発売やライブをおこなっています。3人組のBig Ocean(ビッグ・オーシャン)は、全員が人工内耳と補聴器を装着しています。

メンバー自身の声でレコーディングを行い、高音域の部分など一部はメンバーの声を学習させた人工知能(AI)の力を借りています。ステージでのパフォーマンスに手話も取り入れる彼らのパーフォーマンスの様子は下記からご覧ください。

【AQUOS R9】「個性って」篇 WEB限定バージョン (youtube.com)
https://www.youtube.com/watch?v=NsVgtdRxtZ0


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優生保護法と優生思想
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<ワンポイント解説>
7月3日最高裁判決は、この法律が立法当時がら憲法違反であり、除斥期間を適用することは正義・公平の理念に反するとして、原告側全面勝訴としました。

これを受けて、17日には首相謝罪面談が原告、弁護団、支援者130名参加のもと行われました。今後は継続中の裁判の基本合意締結や、一時金法に代わる新法策定に向け、法務省との調整が重要となってきます。

8月2日の小泉法務大臣の謝罪面談が予定され、その後記者会見&決起集会を行いますので、ぜひご参加ください!


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にじゅうまる大注目!
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「国がやっと動き出した!さあ、全面解決へ!
〜首相・法務大臣による謝罪を受けての記者会見&決起集会〜」

私たちは、2024年7月3日、最高裁で歴史的判決を勝ち取ることができました。
最高裁は、優生保護法が憲法違反であるとし、「国は長期間にわたり障害がある人などを差別し、重大な犠牲を求める施策を実施してきた。責任は極めて重大だ」と指摘し、国に賠償を命じました。

判決後、国は態度を一変させ、7月17日に首相が原告らに直接謝罪をしました。補償法の制定や裁判の和解に向けた発言もありました。あまりに遅いですが、国が全面解決への一歩を踏み出しました。

私たちは、今後も、国に対して、全被害者に対する被害を償うに足る賠償・補償の実施や、「いのちを分けない社会」への対策などを求めていきます。ここに集い、全面解決への決意を新たにしましょう!

イメージカラーのピンク・緑のものを身につけてお集まりください!

・日時:2024年8月2日(金)17時15分〜18時30分
・場所:衆議院第一議員会館大会議室(定員300名)
・オンライン併用(zoomリンクは優生連にお問い合わせください)
連絡先:yuuseirenjimu@gmail.com

・手話通訳・要約筆記あり

・プログラム(予定)
・弁護団より:最高裁判決後について
・優生連より:全面解決と法制化について
・質疑応答
(記者の方々からの原告への質問時間を確保します)
・アピール読み上げ

https://www.dpi-japan.org/blog/events/240802-rally-for-a-full-resolution/

主催:優生保護法被害全国原告団、優生保護法被害全国弁護団、
優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(略称・優生連)
連絡先:yuuseirenjimu@gmail.com


優生連では活動資金のためのカンパを募集しています。今一度、ご協力をお願いします。
しかくゆうちょ銀行からのお振り込み
ゆうちょ銀行 記号 14260 番号 06676711 名義 松本多仁子(マツモトタニコ)

しかくゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振り込み
ゆうちょ銀行 金融機関コード 9900 店名 四ニ八(ヨンニハチ) 店番 428 預金種目 普通預金
口座番号 0667671 名義 松本多仁子(マツモトタニコ)

これまでお知らせしてきた、今後の各地での裁判期日は、7月3日最高裁判決を受けて延期となっていますので、ご注意ください。期日はわかり次第お知らせします。


。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

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しかくDPI日本会議メールマガジン(2024年07月04日)第787号


☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(24.7.4)第787号
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こんにちは、DPIメルマガ編集部です。
7月3日(水)に優生保護法被害裁判の最高裁大法廷の判決が出ました。

戦後最大の人権侵害といわれる一連の裁判で、最高裁が除斥期間に関して「著しく正義・公平の理念に反し、到底容認することができない」と断じました。人権を守るための最後の砦として最高裁が下したこの判決を、私たちは画期的な判決だと歓迎します。

DPI 日本会議ではこの判決に対する声明を出しましたので、ご覧ください。
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2024年7月4日

優生保護法国家賠償請求訴訟最高裁判決に対するDPI日本会議声明

特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議
議長 平野みどり

DPI(障害者インターナショナル)日本会議は全国91の障害当事者団体から構成され、障害の種別を越えて障害のある人もない人も共に生きるインクルーシブな社会(共生社会)の実現に向けて運動を行っている。

2024年7月3日に最高裁判所大法廷(戸倉三郎裁判長)は「旧優生保護法は憲法違反だ」として、国に賠償を命じる判決を言い渡した。国が主張する除斥期間に関しては「著しく正義・公平の理念に反し、到底容認することができない」と断じ、判例変更を行い適用を認めなかった。人権を守るための最後の砦として最高裁が下したこの判決を、私たちは画期的な判決だと歓迎する。

しかし、あまりにも長い年月が経過し、25,000人以上とされる優生手術被害者のうち、やっと声を上げることができた全国の原告39名中、すでに6名が亡くなり、ほとんどの被害者が声を上げることもできない現実を思うと、無念でならない。

優生保護法は障害者らを「不良な子孫」と位置付け、障害者が妊娠・出産・育児することを否定し、障害者の人権と尊厳及び自己決定権を奪い、優生思想を社会に根付かせてきた。障害者はその差別や偏見の中で生きることを余儀なくされてきたのである。2016年7月の津久井やまゆり園障害者殺傷事件や、相次ぐ障害者施設での虐待事件、2022年12月に発覚した北海道・江差町の「不妊措置」問題が象徴するように、優生思想は現在に至るまで、人々の心に、あまりにも深く根付いているのである。

国に対しては、この判決を真摯に受け止め、現在係争中の各地での裁判を取り下げること、被害者に謝罪を行うこと、優生保護法を半世紀近くも施行し救済措置を怠ったことを猛省して全ての被害者を救済する新たな立法措置を行うこと、障害当事者を構成員とした独立した調査機関を設置して調査や検証に取り組み再発防止に努めること、日本社会に深く根付いた優生思想を払拭する取り組みを推進することを強く求める。

そして、障害者への差別や偏見のない、誰もが地域で共に生きるインクルーシブな社会づくりに向けて、2022年に国連障害者権利委員会から日本政府に出された総括所見を踏まえて、法制度の点検と改善に取り組み、障害者権利条約の国内実施をさらに進めることを求めるものである。

以上

▽声明文ダウンロード(ワード)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/07/3a1b5f740585a2c96f026df66d17a949.docx


。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

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しかく──── 今月はここに注目! もくじ ─────しかく
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【地域生活】
にじゅうまる報酬改定検討チームのとりまとめを受け、障害者支援施設の在り方についての検討会に向けて

【バリアフリー】
にじゅうまる【報告】5月30日(木)第12回バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会
にじゅうまる日程未定:鉄軌道のバリアフリー化の整備推進に関する検討会
しろまる日程未定:第1回公共交通機関のバリアフリー基準等に関する検討会
しろまる日程未定:第13回新技術等を活用した駅ホームにおける視覚障害者安全対策検討会
しろまる日程未定:新たな日常生活における障害者・高齢者アクセシビリティ配慮に関する委員会

【権利擁護】
にじゅうまる差別を受けたと思ったら、内閣府障害者差別相談窓口「つなぐ窓口」へ!

【国際協力】
にじゅうまる第17回障害者権利条約締約国会議(COSP)の障害者権利委員選挙の結果
しろまるESCAPがDisability at a Glanceシリーズとしてビジネスに関する本を出しました
しろまるIDAが6月6日に強制不妊手術に関する声明を出しました
しろまる夏休み中に海外の会議に参加してみませんか

【優生保護法裁判】
にじゅうまる7/3(水)判決!優生保護法裁判 最高裁判所大法廷
にじゅうまる7/18(木)10:30〜神戸地裁 川野正子さん(仮名)、山川百恵さん(仮名)兵庫第3次提訴裁判第5回期日
にじゅうまる福岡高裁判決期日延期のお知らせ

【雇用労働】
にじゅうまる法務省「今企業に求められる『ビジネスと人権』への対応」改訂版が公開され、ビジネスと人権作業部会のヒアリングでの当会の意見が反映されました
にじゅうまる日本政府の行動計画のテキスト版公開、アクセシビリティ対応を促進


しかく───────────────────────しかく

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地域生活
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にじゅうまる大注目!
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報酬改定検討チームのとりまとめを受け、障害者支援施設の在り方についての検討会に向けて
<ワンポイント解説>
令和6年度障害者総合福祉推進事業として、「障害者の地域支援も踏まえた障害者支援施設の在り方に関する調査研究」がはじまります。
また、「地域生活支援拠点等における地域移行を進めるための役割及び緊急時の対応における役割の明確化のための研究」という地域生活支援拠点が地域移行、地域生活における役割をいかに発揮できるようにするかを考える研究会もスタートします。
いずれも脱施設・地域移行にかかわる重要なテーマとなっています。

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◯注目!
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7月4日(木)10:00〜12:00 第141回社会保障審議会障害者部会が開かれます
<ワンポイント解説>
Youtubeによるオンライン配信や会場での傍聴により部会の様子を観ることができます。
会場傍聴の申し込みなど詳細については以下のURLからご確認ください。

▽社会保障審議会障害者部会(第141回)の開催について(外部リンク:厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40743.html


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バリアフリー
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にじゅうまる大注目!
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【報告】5月30日(木)第12回バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会(今年度一回目は終わっておりますが、非常に重要な検討会なのでご紹介します!)
<ワンポイント解説>
バリアフリー分野における今年最大の注目の検討会です。バリアフリー法の見直しと、5年毎のバリアフリー整備目標を定めた基本方針の見直しが議論されます。
来年の5月まで4回開催され、8月には取りまとめが示される予定です。
検討会のもとに障害者団体ワーキンググループ、事業者団体ワーキンググループ、学識経験ワーキンググループが開かれ、より細かく課題が議論される見込みです。
6月には障害者のワーキンググループが2回開かれました。また、関連する検討会も開かれます。次回は10月頃に開催予定です。ぜひ、ご注目ください。

▽第12回バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会の資料(外部リンク:国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/sosei_barrierfree_tk_000347.html

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にじゅうまる大注目!
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日程未定:鉄軌道のバリアフリー化の整備推進に関する検討会
<ワンポイント解説>
5月30日(木)に第12回バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会が開かれましたが、それに関連する検討会です。
基本方針は広範囲にわたりますので、鉄道分野はこの検討会で議論するということです。7月末くらいに開催される見込みで、今年度何回か開かれると思いますので、ぜひ、こちらもご注目ください。

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◯注目!
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日程未定:第1回公共交通機関のバリアフリー基準等に関する検討会
<ワンポイント解説>
この検討会はバリアフリー法の移動等円滑化基準やガイドラインを改正するときに開かれる検討会です。
今年の1月にも開かれましたが、このときは改正障害者差別解消法の施行に合わせて基準見直しがされました。今年度検討の内容はまだわかりませんが、重要な検討会になると思われます。

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◯注目!
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日程未定:第13回新技術等を活用した駅ホームにおける視覚障害者安全対策検討会
<ワンポイント解説>
この検討会は、視覚障害者による痛ましいホーム転落事故の防止を目的として2020年から始まったもので、これまで12回開かれています。1年ぶりに開催されますが、点字ブロックの敷設方法等が議論されるものと思われます。

▽新技術等を活用した駅ホームにおける視覚障害者の安全対策検討会(外部リンク:国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_fr7_000032.html

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◯注目!
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日程未定:新たな日常生活における障害者・高齢者アクセシビリティ配慮に関する委員会
<ワンポイント解説>
コロナ禍に新しく出てきた機材(たとえば、非接触の消毒機材等)が、障害者が使えないというものが結構あります。
この委員会では、障害者へのアクセシビリティが確保されるよう、国際規格を検討するというものです。国際規格(ISO)や日本産業規格(JIS)の作成に関わってきた公益財団法人共用品推進機構が事務局を担当し、専門家や障害者団体が参加しています。2022年にも開かれ、成果報告書も出されています。今年度、新たに委員会が開かれることになりました。

▽2023年2月に出された成果報告書(外部リンク:公益財団法人共用品推進機構)(PDF)
https://www.kyoyohin.org/ja/research/pdf/seika_2022newnormal.pdf


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権利擁護
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にじゅうまる大注目!
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差別を受けたと思ったら、内閣府障害者差別相談窓口「つなぐ窓口」へ!
<ワンポイント解説>
今年4月から改正障害者差別解消法が施行され、民間も合理的配慮の提供が義務化されましたが、差別を受けたと思ったら、内閣府の相談窓口「つなぐ窓口」に相談してください。
昨年10月にスタートし、約半年間で障害者や事業者などから計1163件もの相談が寄せられたそうです。
担当省庁や自治体に繋いでくれますし、事例は蓄積されて取り組みに反映されます。ぜひ、みなさん相談してみてください。それでも解決しないときは、DPIまでご連絡ください。

▽障害者差別に関する相談窓口「つなぐ窓口」(外部リンク:内閣府)
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_tsunagu.html


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国際協力
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にじゅうまる大注目!
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第17回障害者権利条約締約国会議(COSP)の障害者権利委員選挙の結果
<ワンポイント解説>
2025年〜2028年までの任期での国連障害者権利委員会18人の半数の選挙がありました。
国際障害同盟(IDA)の報告によると、 再選され2期目となるフロイド・モリス(ジャマイカ)、ゲレル・ドンドヴドルジ(モンゴル)、アブデルマジド・マク(モロッコ)、2019〜22年に委員を務めたマラ・G・アブリリ(ブラジル)、 新たに選出されたマジノ・コルポラン・ロレンソ(ドミニカ共和国)、インマクラーダ・プラセンシア・ポレロ(欧州連合)、田門浩(日本)、フロイド・モリス(ジャマイカ)、クリストファー・ヌワノロ(ナイジェリア)、ナタリア・グアラ・ベアティヤテ(ウルグアイ) が当選しました。
彼らは2026年に任期が満了するムハンナド・サラー・アル・アゼ(ヨルダン)、リハビリ・モハメド・ボレスリ(クウェート)、アマリア・ガミオ・リオス(メキシコ)、ラバーン・ジェイコブス(カナダ)、ローズマリー・ケイス(オーストラリア)、キム・ミヨン(韓国)、アルフレッド・クアディオ・クアッシ(コートジボワール)、 ガートルード・オフォリワ・フェフォルム(ガーナ)、マルクス・シェファーの(スイス)の 9人のメンバーと働くことになります。
この結果、2025〜26年のCRPD委員は、18人のメンバーのうち10人が女性でジェンダーバランスの基準を順守していますが、多様性という点で聴覚障害者の田門浩さんがいるものの、知的障害者、心理社会的障害者、盲ろう者などの代表がいません。
また、東欧と南アジアの委員の不在は地理的なバランスを欠きます。
当選者の選挙演説(英語)は以下で見られます。

▽Public presentation of candidates to the UN Committee on Rights Of Persons with Disabilities - Q1 (外部リンク:Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=ZD-PSFENVPk

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しろまる注目!
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ESCAPがDisability at a Glanceシリーズとしてビジネスに関する本を出しました
<ワンポイント解説>
2006年に始まったESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)の「Disability at a Glance(一目でわかる障害)」シリーズは、政策立案者、統計学者、障害者実務家のための出版物です。
2023年版は、障害インクルーシブなビジネスに焦点を当てています。
現状を概観し、障害インクルーシブなビジネスを発展させることの利点に関するデータと証拠が示されています。
さらに、民間企業、政府、市民社会組織、その他の利害関係者が障害者の視点をビジネスバリューチェーンに主流化するための具体的な措置、グッドプラクティス、推奨事項も提示しています。
DPI日本会議は「ビジネスと人権」の場で積極的に発言してきましたので、タイムリーな話題を取り上げていると思います。以下からダウンロードできます。

▽Disability at a glance 2023 : 変化の触媒 : アジア太平洋地域のビジネスにおける障害者インクルージョン(外部リンク:ESCAP)
https://www.unescap.org/kp/2023/disability-glance-2023-catalysts-change-disability-inclusion-business-asia-and-pacific

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しろまる注目!
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IDAが6月6日に強制不妊手術に関する声明を出しました
<ワンポイント解説>
IDAによる「身体の自律権を尊重し、保護し、実現する!障害のある女性と女児への強制不妊手術の廃止」と題する声明は、長い間の強制不妊手術が障害女性・少女対する有害な慣行と形態の暴力であり、対処するための国際的な努力にもかかわらず、それは世界中でさまざまな形で存続している現状を踏まえて出されました。
以下からダウンロードできます。

▽ワード版(外部リンク:IDA)
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.internationaldisabilityalliance.org%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fforced_sterilization2024.docx&wdOrigin=BROWSELINK

▽PDF版(外部リンク:IDA)
https://www.internationaldisabilityalliance.org/sites/default/files/forced_sterilization2024.pdf

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しろまる注目!
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夏休み中に海外の会議に参加してみませんか

1) 第4回「Disability Inclusive Pathways」会議
しかく日時:8月6日(火)〜7日(水)
しかく今年のテーマ:障害者インクルーシブな職場文化のオーケストレーション
しかく目的:障害とニューロダイバーシティのインクルージョンを促進するために、職場文化の要素を調整する

◇主催:ニュージーランド障害者雇用者ネットワーク(NZDEN)
▽Disability Inclusive Pathways Conference 2024
https://www.disabilityinclusivepathways.nz/

2)国際障害者インクルージョン会議:パラスポーツの変革的影響を活用する
しかく日時:8月27日(火)〜28日(水)
しかく趣旨:パリ2024パラリンピック競技大会に際し、ユネスコと国際パラリンピック委員会はハイレベル会議を開催し、障害者インクルージョン推進のための触媒としてのパラスポーツの活用に焦点を当てます
しかく場所:ユネスコ本部、フランス・パリ
しかく会場:Room II、Room I、Japanese garden (パティオ)、Piazza Space

▽UNESCO and the International Paralympic Committee are hosting a high-level conference on Para sport as a catalyst for advancing disability inclusion, 27-28 August 2024(外部リンク:UNESCO)
https://www.unesco.org/en/articles/international-disability-inclusion-conference-harnessing-transformational-impact-para-sport

3)第9回世界障害者リハビリテーション会議2024
しかく日時:9月2日(月)〜3日(火)
しかく場所:インドネシア・バリ(ハイブリッド会議)
しかくテーマ:変化する世界における意識、包括性、アクセシビリティー〜地政学的、気候、移民が変化する世界で障害者を支援する行動を起こす方法を学ぶ〜

▽障害とリハビリテーション会議2024 - 第9回世界障害者リハビリテーション会議2024 (disabilityconference.co)
https://disabilityconference.co/


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優生保護法裁判
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<ワンポイント解説>
6月14日まで延長して集めた最高裁宛て署名が5,499筆となり、最終署名提出筆総数は329,048筆でした。ご協力ありがとうございました!そしていよいよ7月3日(水)は、最高裁判決です!!
最高裁で勝利することは、継続している各地での裁判や全面解決に向けて大きく前進することになります。みんなで傍聴しましょう!

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にじゅうまる大注目!
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☆判決!優生保護法裁判 最高裁判所大法廷
しかく期日:2024年7月3日(水)
しかく入廷行動:13時 正門集合、13時15分 入廷行動
しかく整理券配布の締切時間:13時45分 最高裁判所西門(永田町駅4番出口から徒歩約5分)
(〒102-8651 東京都千代田区隼町4‐2)
しかく大法廷判決:15時〜

<記者会見・報告集会>
しかく日時:7月3日(水) 16時30分〜18時30分(予定)
しかく場所:衆議院第一議員会館(通行証配布は15時30分以降です)
(〒100-8981 東京都千代田区永田町2丁目2‐1)
(注記)定員を超えた場合はオンラインでご参加ください。

<7.3最高裁判決期日の応援情報は、以下のリンクからもチェックしてください!>
▽優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(優生連)ホームページ
https://sites.google.com/view/yuuseiren/home

▽DPIホームページでもご案内しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/yusei0703/

▽報告集会・記者会見のチラシダウンロード(PDF)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/06/d238a929b6ba79ec1dc47894df748161.pdf

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にじゅうまる大注目!
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7月18日(木)10:30〜神戸地裁 川野正子さん(仮名)、山川百恵さん(仮名)(注記)丸一日原告の口頭尋問予定(兵庫第3次提訴裁判第5回期日のご案内)

しかく日時:7月18日(木)10:30〜
しかく場所:神戸地方裁判所大法廷(1階101号法廷)
(〒650-0016 兵庫県神戸市中央区橘通2丁目2‐1)
しかく当日の予定
8:50 集合(神戸地裁西角付近)
9:00 入廷行動開始
9:10〜9:30(予定) 傍聴席抽選整理券配布
9:50頃 当選整理券発表、傍聴券交付
10:30〜 裁判(弁護団による口頭意見陳述を予定)
13:30 午後開始

<期日後報告集会>
しかく日時:7月18日(木)16:00〜17:30
しかく会場:神戸市総合福祉センター4階第5会議室
(〒650-0016 兵庫県神戸市中央区橘通3丁目4‐1)
しかく内容
◇本日の期日内容の説明、今後の訴訟進行について
◇原告からのコメント、支援者(団体)のメッセージ
◇1次2次訴訟についての最高裁判決と今後の取り組み等について 他

報告集会は、zoom配信併用で実施!zoomのURLは「優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会」の各団体にお問合せください。
傍聴席を埋め尽くし、裁判官に私たちの思いを届けましょう!

▽優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会のFacebook
https://www.facebook.com/hyogoayumukai

▽優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会のX(旧Twitter)
https://x.com/hyogoayumukai

▽優生保護法による被害者とともに歩む兵庫の会のホームページ
https://hyogoayumukai.wixsite.com/website

学生さんによって随時更新されています。多くのみなさんに拡散をお願いします。支援者を、理解者を増やしましょう!

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にじゅうまる大注目!
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<判決期日延期のお知らせ>
7月17日(水)に予定されていた福岡高裁(熊本原告)の川中ミキさん(仮名)、渡邊数美さん(故人)の判決期日は延期となりました。期日はわかり次第お知らせします。


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雇用労働
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にじゅうまる大注目!
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法務省「今企業に求められる『ビジネスと人権』への対応」改訂版が公開され、ビジネスと人権作業部会のヒアリングでの当会の意見が反映されました
<ワンポイント解説>
法務省は「今企業に求められる『ビジネスと人権』への対応」の改訂版を公開し、ビジネスと人権作業部会のヒアリングでのインプット内容を反映させました。この改訂は、企業が人権尊重の責務を果たすための指針となります。
また、内閣府の「人権擁護に関する世論調査」によれば、障害者が職場や学校で嫌がらせやいじめを受けると感じる人が最も多く、約43%に上りました。次いで、じろじろ見られたり、避けられたりすること(約40%)、差別的な言葉を言われること(約39%)が続きます。
2024年4月からは、障害者差別解消法改正により、事業者が障害者に対して合理的配慮の提供を義務付けられることとなりました。
国連ビジネスと人権作業部会の訪日調査では、日本の障害者雇用率の改善が求められており、職場での差別や低賃金、支援システムへのアクセスが課題とされています。
政府と企業はジェンダーや人種、性的指向及び障害の重なり合いを認識し、機会均等の確保に努める必要があります。

▽今企業に求められる「ビジネスと人権」への対応(外部リンク:法務省)(PDF)
https://www.moj.go.jp/content/001417137.pdf

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にじゅうまる大注目!
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日本政府の行動計画のテキスト版公開、アクセシビリティ対応を促進
<ワンポイント解説>
日本政府の「『ビジネスと人権』に関する行動計画」(NAP)について、外務省ウェブサイトのPDF版と同一内容のテキスト版が、個人運営のサイト「ビジネスと人権NAP for ALL」で公開されました。
これはPDF版をテキスト化し、アクセシビリティを高める試みです。今回のテキスト版公開は、2023年の国連ビジネスと人権に関する作業部会の報告書で日本政府に対して勧告された、障害者の社会参加を促進するための一環です。
総務省も「みんなの公共サイト運用ガイドライン(2024年版)」で、PDFと同内容のテキストページ作成を推奨しています。
今後、政府が公式文書の完全なアクセシビリティ対応を進めることを期待していますが、それまではこのテキスト版が一定の役割を果たすことを願っています。
サイトには全文ページと項目ごとのページがあり、国連の報告書に基づく政府の対応促進に寄与することを目指しているそうです。ぜひご活用下さい。

▽「ビジネスと人権」に関する行動計画(2020-2025)【テキスト版】(外部リンク:ビジネスと人権 NAP for ALL)
https://www.bhr-nap-jp.net/nap2020/


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今月のひとこと

早いもので、紫陽花の季節も過ぎつつあります。
紫陽花の「花びら」だと思っていた部分が、
実は「がく片」であると最近知りました。
がく片は土壌のpHが酸性だと青く、アルカリ性だと赤く色づきますが、
リトマス試験紙の反応と真逆なために、いつもほんの少しだけ混乱します。
個人的には、土壌のpHに左右されない、白のアナベルが好きです。

(ゆ)
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ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
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(注記)発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

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☆--------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集担当です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2024年6月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これを読めば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202406/

しかく──── 今月はここに注目! もくじ ─────しかく
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凡例:にじゅうまる=大注目! 〇=注目! しろさんかく=よかったらみて
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【バリアフリー】
にじゅうまる【報告】5/30(木)第12回「バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会」
しろまる 6/13(木)まで!パブリックコメント!バリアフリー義務基準の見直し

【権利擁護】
にじゅうまる6月24日(月)開催!第79回障害者政策委員会

【国際協力】
にじゅうまる6月11日(火)〜13日(木)第17回障害者権利条約締約国会議(COSP)が開催されます
しろまるアジア太平洋障害者の十年2023-2032のワーキング・グループの構成員が決まりました
しろまるゼロプロジェクト賞2025への推薦が始まりました

【優生保護法裁判】
にじゅうまる今月の優生保護法裁判期日
しろまる今後の優生保護法裁判期日

【雇用労働】 にじゅうまる緊急記者会見「国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査最終報告書の発表を受けて」
にじゅうまる厚生労働省の障害者総合支援推進事業:2023年度の調査研究事業の成果が公開


しかく───────────────────────しかく
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バリアフリー
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にじゅうまる大注目!
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【報告】5/30(木)第12回「バリアフリー法及び関連施策のあり方に関する検討会」
〜バリアフリーの次期目標や改正バリアフリー法の施行状況について検討〜
▽検討会のページ(外部リンク:国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000371.html
<ワンポイント解説>
5/30(木)に開催されて終わっておりますが、重要な検討会ですのでご紹介します。
2020年に改正されたバリアフリー法ももうすぐ5年となり、その施行状況について検討します。
また、整備目標を定めた第3次基本計画も2025年で終わりますので新たな第4次基本方針を検討することにありました。
本年度4回開かれ、来年8月には取りまとめが出される予定です。非常に重要な検討会となりますので、DPIのHPでも報告していきたいと思います。

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しろまる注目!
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6/13(木)まで!パブリックコメント!バリアフリー義務基準の見直し
【国土交通省】高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案に関する意見募集について
▽パブコメ送信は以下のリンクからお願いします(外部リンク:e-Gov)
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155240719&Mode=0
しかく募集期間:令和6年5月15日(水)〜令和6年6月13日(木)
<ワンポイント解説>
昨年度、国土交通省では「建築物のバリアフリー基準の見直しに関する検討WG」が開かれ、車椅子使用者用便房(バリアフリートイレ)、車椅子使用者駐車施設、劇場等の車椅子使用者用客席の義務基準の見直しを行っておりました。
改正案がまとまり、6月13日(木)までパブリックコメントが実施されています。重要な3つの義務基準の改正になりますので、ぜひ、みなさん意見をお送りください。


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権利擁護
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にじゅうまる大注目!
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6月24日(月)開催!第79回障害者政策委員会
<ワンポイント解説>
3月以来の開催になります。内容は、石川障害者政策委員会前委員長から、本夏以降の第5次障害者基本計画の実施状況のフォローアップに向けた講演をいただく予定です。


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国際協力
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にじゅうまる大注目!
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6月11日(火)〜13日(木)第17回障害者権利条約締約国会議(COSP)が開催されます
<ワンポイント解説>
しかく会議のテーマとサブテーマ
包括的なテーマ:現在の国際的岐路と未来サミットを前にした障害者のインクルージョンの再考
・サブテーマ1:包摂的な未来に向けた技術革新と移転を促進するための国際協力
共同議長:スリランカ事務局副議長兼市民社会代表
・サブテーマ2:リスクと人道的緊急事態の状況にある障害者
共同議長:グルジア事務局副議長、市民社会代表
・サブテーマ3:ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)と持続可能な生計に対する障害者の権利の促進
共同議長:ギリシャ議長、市民社会代表

しかくサイドイベント
興味あるものがいろいろありますが、オンラインで参加できるいくつかを紹介します。
なお、日本との時差が13時間あることにご注意ください。

1)Centers for Independent Living in International Cooperation: Disabled People Leading their Own Future

日時:6/11(火)(日本時間)午後11時〜午前0時15分(現地時間)午前10時〜午前11時15分
主催:WIN(Centers for Independent Living in International Cooperation Disabled People Leading their Future)

▽参加zoomアドレス
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_tjcVGZ70TJytrLce4hbP7g

内容:障害者権利条約の締約国会議がニューヨークで開かれますが、オンラインのサイドイベントをWIN(世界のILセンターのネットワーク)が実施します。
ヨーロッパ、アメリカ、コスタリカ、パキスタンのリーダーが登壇し、DPI常任委員の井谷重人とJICAの小林英里子さんも登壇します。
世界での開発協力においてIL運動・ILセンターを支援する意義について訴えるセッションです。日本語の字幕もつきますのでぜひ、みなさんご覧ください。

2)障害者インクルージョンの促進:協力とパートナーシップを通じて

日時:6月12日(水(日本時間)午後10時〜午後11時15分、(現地時間)午前9時〜10時15分
主催:アフリカ障害者フォーラム(ADF)
▽参加zoomアドレスについては、以下を参照してください。
Fostering Disability Inclusion: Through Cooperation and Partnership | Side Events - UNDESA Division for Inclusive Social Development(外部リンク:team up)
https://teamup.com/ks8u77ge1u4m2sjp4i
内容:開発事業への障害者のインクルージョンが可能であることを示し、パートナーシップとコラボレーションのさらなる機会が促進されます。

3)六都市:支援技術、気候、インクルージョンにとってインクルーシブなインフラが重要な理由

日時:6月12日(水) (日本時間)午前0時30分〜午前1時45分、(現地時間)午前11時30分〜12時45分
主催:Global Disability Innovation Hub
▽参加zoomアドレス
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_N0EQm4vuT7ia78u2vVN3NQ

内容:ケニア・ナイロビ、コロンビア・メデジン、インドネシア・ソロ、インド・バラナシ、モンゴル・ウランバートル、セイラレオネ・フリータウンの経験からの「都市におけるインクルーシブなデザインとインフラの提供に関するグローバル・アクション・レポートに加え、気候と危機のレジリエンス、ジェンダーに対するグローバルかつローカライズされたアプローチを通じて、グローバルな課題の中でATを主流化することの重要性に触れ、包摂的でレジリエントな都市を実現するための次の課題について議論します。

4)インクルーシブなポスト2030アジェンダに向けて: 障害者の地域社会へのインクルージョンを可能にするケア・支援システムの優良事例の優先順位付け

日時:6月13日(木) (日本時間)午前2時15分〜午前3時30分、(現地時間)午後1時15分〜午後2時30分
主催:国連人権高等弁務官事務所
▽参加zoomアドレスについては、以下を参照してください。
Towards Inclusive Post-2030 Agenda: Prioritizing Good Practices of Care and Support Systems Enabling Community Inclusion of Persons with Disabilities| Side Events - UNDESA Division for Inclusive Social Development (外部リンク:team up)
https://teamup.com/ks8u77ge1u4m2sjp4i/events/1674684209

内容:2025年の「未来と社会サミット」を見据えると、人権に基づく支援とケアシステムは、現在および将来の世代のためにレジリエンスと持続可能性を確保するための準備が整った、より包摂的な社会を促進します。
したがって、ポスト2030年の持続可能な開発アジェンダの一環として、障害者のコミュニティインクルージョンを可能にするグッドプラクティスに焦点を当てることを目的とします。

しかく障害者権利委員会委員の選挙
18人の委員のうち9人の委員の選挙が、この会議期間中に実施されます。
すでに16人が立候補していて、日本のろうの弁護士である田門浩さんもその一人です。
田門さんのプロフィールについては以下のリンクからご覧ください。
▽田門 浩 プロフィール (外部リンク:都民総合法律事務所)
https://tomin-lo.jp/introduction/tamon_profile.html

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しろまる注目!
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アジア太平洋障害者の十年2023-2032のワーキング・グループの構成員が決まりました
<ワンポイント解説>
部会の目的は、「アジア太平洋障害者の10年(2023-2032年)」に関するジャカルタ宣言の完全かつ効果的な実施に向け、技術的な助言と支援を提供することで、メンバーシップはESCAP加盟国、準加盟国、CSOの代表で構成され、同数の政府とCSOからなります。
CSOメンバーについては、障害のある女性のための組織を含む、障害のある人のための組織が優先され、少なくとも半数は障害者団体および障害者団体に割り当てられることになっています。
今回は次のように決まりました。

しかく20の加盟国、準加盟国
アゼルバイジャン、バングラデシュ 、ブータン、ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、中国、グルジア、インド、日本、マレーシア、モルディブ、モンゴル 、パキスタン、フィリピン、大韓民国、シンガポール、スリランカ、タイ、トンガ、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国

註)北東アジアから主要4か国、ASEAN10か国のうち6か国が参加しています。ただし第4次十年の発足に貢献したインドネシアの名前はありませんでした。
オールトラリアとニュージーランド、そしてフィジーはリストにはありません。また、日本は是非、名目的な参加に終わらせないことを期待しています。

しかく20の市民社会団体
ASEAN自閉症ネットワーク(AAN)、ASEAN障害フォーラム(ADF)、アジア太平洋障害者開発センター(APCD)、アジア太平洋障害フォーラム(APDF)、アジア太平洋障害者団体連合(AP DPO United)、
アジア太平洋ダウン症連合(APDSF)、中央アジア障害フォーラム(CADF)、CBIDアジア太平洋ネットワーク(Community-based Inclusive Development Asia-Pacific Network)、
デジタル・アクセシブル・インフォメーション・システム・コンソーシアム(DAISY)、障害者インターナショナル・アジア太平洋(DPI-AP)、ヒューマニティ&インクルージョン、国際選挙制度財団(IFES)、
太平洋障害フォーラム(PDF)、リハビリテーション・インターナショナル・アジア太平洋(RIAP)、南アジア障害フォーラム(SADF)、トランスフォーミング・コミュニティーズ・フォー・インクルージョン(TCI)、
世界盲人連合アジア太平洋地域(WBU AP)、世界盲ろう者連盟(WFDB)、世界ろう連盟アジア地域事務局(WFD RSA)、世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク(WNUSP)

主要な障害別団体は選出されています。ただし一度は顔合わせが行われるであろうことから、自費で会議参加が可能な資専門分野に特化した団体以外の、当事者団体への参加支援が必要になると思われます。

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しろまる注目!
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ゼロプロジェクト賞2025への推薦が始まりました
<ワンポイント解説>
Zero Project Call for Nominations 2025 (#ZeroCall25) は、革新的でインパクトがあり、スケーラブルなソリューションをZero Project Award に世界中からノミネートするよう、呼びかけが始めました。
今回は雇用とICTのトピックを中心とし、6月16日(日)が締め切りです。

▽応募の詳細は以下のリンクをご覧ください。(外部リンク:Zero Project)
https://zeroproject.org/research/zero-project-call-for-nominations-2025?msdynttrid=t9BEt9RYfmeSu6VMs2XMYFIYWaBUTiKOcR-QLVapMM0#c2662


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優生保護法裁判
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<ワンポイント解説>
5月29日(水)の最高裁口頭弁論には、傍聴券を求めて多くの支援者が列をなしました。原告側の話に15名の裁判官は耳を傾け、中には頷きながら聴いている裁判官もいました。
5月27日(月)浜松の武藤千重子さん、同月30日(木)福岡の朝倉彰さん(故人)・典子さん夫妻の勝訴は、6月か7月頃に出される最高裁判決にとって、大きな後押しになると期待しています。各地での裁判も引き続き、ご注目よろしくお願いします!

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にじゅうまる大注目!
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署名活動継続します!!〜6月14日(金)到着分まで
<ワンポイント解説>
最高裁に向けた署名活動は終了したとお伝えしましたが、まだ手元に署名があるという嬉しい連絡が、優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(優生連)に届いています。
そこで、早期全面解決を目指すアクションの一つとして、最高裁に署名を届けていきたいと思います。
ただし、新たな署名ではないので、すでに最高裁宛て署名をされた方はできませんが、まだという方に、ぜひご協力をお願いします。

しかく署名送付期限:6月14日(金)必着!
送付先 〒164-0011 東京都中野区中央5-14-18 東京都生協会館4F きょうされん 様
*封筒に「最高裁署名くろまるくろまる筆在中」と、同封の署名の数を必ず記載してください。
*どこからの署名かわかるよう、封筒には送り主のお名前を記入してください。

▽署名用紙ダウンロード
PDF版
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/05/203bc5cf8999fcb439dffeb1f0edee74.pdf

ワード版
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/05/595ce1f295a2a245b77013a0a55cad44.docx

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にじゅうまる大注目!
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今月の優生保護法裁判期日
・6月7日(金)15:00〜 大分地裁 匿名の原告
・6月25日(火)14:00〜 東京地裁 西スミ子さん
(注記)なお、6月24日(月)に予定されていた仙台地裁の千葉利二さん、長谷川繁さん(仮名)、長崎あすかさん(仮名)の期日は非公開の進行協議となり、傍聴できません。公開での期日は後日、お知らせします。

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しろまる注目!
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今後の優生保護法裁判期日
☆判決!7月17日(水)福岡高裁(熊本原告)川中ミキさん(仮名)、渡邊数美さん(故人)
・9月24日(火)14:00〜東京地裁 第10回期日 西スミ子さん


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雇用労働
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にじゅうまる大注目!
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緊急記者会見「国連ビジネスと人権作業部会による訪日調査最終報告書の発表を受けて」
<ワンポイント解説>
2023年7月24日(月)〜8月4日(金)、国連ビジネスと人権作業部会は、12日間の訪日調査を実施し、DPI日本会議をはじめとするステークホルダーからのヒアリング・実地調査を実施し、2024年5月28日(火)に最終報告書を公開しました。

本報告書においては、現状の日本におけるビジネスと人権に関する状況が、国際基準の観点から大いに問題があるということが包括的に明らかとされ、国連ビジネスと人権指導原則の観点から、取り組むべき重大な課題に関して、多数の指摘がありました。

本報告書の発表を受けて、2024年5月30日(木)に認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ主催にて、記者会見が行われ、伊藤特別常任委員が参加いたしました。

特に注目すべきは、国連ビジネスと人権作業部会の最終報告書に対する政府のコメントです。いずれも当事者の声を十分に反映したとは言えず、的外れなコメントであったという点です。

DPI日本会議としては引き続き、

1.雇用を促進する障害者の範囲の改善
2.障害者の働く権利と機会保障に必要な合理的配慮である支援制度の改善
3.障害者雇用の基本理念と共生社会の実現に反する障害者雇用形態の禁止
4.除外率制度の速やかな完全廃止
5.障害女性の複合差別と不利益対応の改善

以上を求めていきます。

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/demand/ito_business_report/

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にじゅうまる大注目!
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厚生労働省の障害者総合支援推進事業:2023年度の調査研究事業の成果が公開
<ワンポイント解説>
2023年度、厚生労働省による障害者総合支援推進事業の一環として、さまざまな調査研究事業が実施されました。その成果物として、好事例集と事業報告書がウェブサイトに公開されています。
特に注目すべきは、労働部会が追いかけていた「重度障害者等就労特別事業」の活用例です。
この事業の実施を検討している自治体の皆さんにとって、有益な情報が満載です。具体的な成功事例を参考にし、地域における障害者の就労支援をさらに推進していきましょう。

しかく調査研究事業の一例:重度障害者の就労中の支援の推進方策
この調査研究事業では、重度障害者が就労中に必要とする支援の推進方策について詳細に検討されています。報告書には、具体的な支援方法や実践例が豊富に掲載されており、自治体や支援機関が実際に活用できる実践的な情報が詰まっています。

詳しい内容や具体的な事例については、以下のリンクからご覧いただけます。
▽重度障害者の就労中の支援の推進方策の検討に関する調査研究(外部リンク:PwC Japan)
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/track-record/welfare-promotion-business2024.html

自治体の皆さん、ぜひこの機会に事業の実施を検討し、重度障害者の就労支援を充実させてください。


。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°
今月のひとこと

天気予報を見るのが大好きなのですが、
長期予報では「ラニーニャ現象」の影響で、
今年の夏も猛暑になる見込みらしいです。
「ラニーニャ」とはスペイン語で「女の子」という意味だそうで、
私の中では「快活なショートカットの女の子が
笑顔でダッシュしながら夏を連れてくる」イメージです。
水分補給・休息睡眠に気を配りつつ、来たる季節に備えたいものですね。

(ゆ)
。°+°。°+ °。°。°+°。°+。°+°。°+ °。°

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(注記)DPI日本会議は認定NPO法人に認定されており、募金・寄付は控除の対象になります。

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くろまる正会員(団体のみ)、賛助会員(団体・個人)を募集中です。
詳細はホームページまで
くろまるDPI日本会議も協力している、特定非営利活動法人 ゆめ風基金の障害者救援活動にご協力ください。
しかく障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
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しかくDPI日本会議メールマガジン(2024年05月16日)第784-2号


☆----「われら自身の声」を届けます!----☆
DPI日本会議メールマガジン(24.5.16)第784号
DPI-JAPAN Mail Magazine
☆------------------------------------------------------☆

こんにちは、DPIメルマガ編集担当です。
第39回DPI日本会議全国集会が、6月1日(土)・2日(日)にオンラインで開催されます。

今回のテーマは「総括所見を踏まえて、脱施設を進めよう!〜施設や病院、家族に頼らなくてもいい地域づくりへ〜」です。

1日目の全体会では、韓国の障害者施策への当事者参画について、韓国DPIのイ・ヨンソク会長をお招きし、隣国の韓国における障害者運動の最前線について報告をいただきます。

2日目の分科会は、熊本分科会と銘打ち「インクルーシブな社会はインクルーシブ教育から 〜熊本からの発信〜」、特別分科会として「カナダの脱施設化プロセスから学ぶ日本の地域移行・脱施設化に向けた今後の取り組み」、尊厳生分科会では「京都市の「ALS患者嘱託殺人事件」裁判に何を問うか〜重度の障害や疾患のある人たちが地域で生きていける尊厳生社会をめざして〜」、3つの分科会を開催します。例年とは一味も二味も違うラインナップに、ぜひご期待ください。
今だからこそ取り上げるべき諸課題に対し論点や道筋を共有することで、参加者の皆さんと共に、解決に向けた取り組みを推し進めるための場にできればと思います。

皆さまのご参加を、お待ちしております!

▽詳細、お申し込みはこちら(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/events/2024_national_assembly/

────────────────
【参加者大募集中!】
6月1日(土)、2日(日)第39回DPI日本会議全国集会
「総括所見を踏まえて、脱施設を進めよう!〜施設や病院、家族に頼らなくてもいい地域づくりへ〜」
────────────────
2022年9月に国連障害者権利委員会から出された総括所見(勧告を含む)は、私たちがこれまで取り組んできた運動の柱や方向性を大いに後押しするものでした。
2024年度の全国集会では改めてその意義を確認するため、2014年に障害者権利委員会から1回目の総括所見を出され、国内施策の充実強化に邁進しているお隣の韓国から、DPI韓国イ・ヨンソク会長をお招きし、「韓国の障害者施策への当事者参画について〜韓国DPIからの報告〜」と題し、お話しいただきます。
また、特に障害者権利委員会が強く日本に求めている「脱施設」と「インクルーシブ教育」への取り組みを一層加速していくために、二日目の分科会では、「インクルーシブな社会はインクルーシブ教育から〜熊本からの発信〜」と題して、ここでもイ・ヨンソク会長による韓国の取り組みの紹介の他、全国各地で「地域の学校での学びの保障」に取り組まれている事例を交えて、課題を共有し、現状の固い壁を突破していくための運動を展望いたします。
さらに、DPI日本会議は2024年度から新たに「カナダの脱施設化プロセスから学ぶプロジェクト」を展開いたします。これはピープルファースト、JILなど他団体との協働によって進めることになります。このプロジェクトについても分科会を開催いたします。

DPI日本会議全国集会への多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

しかく日時:
6月1日(土)16:30-18:30 全体会(13:00〜16:00はDPI加盟団体のみ参加の年次総会)
6月2日(日)10:00-17:30 熊本分科会、特別分科会、尊厳生分科会
(アーカイブの公開はしておりませんので、あらかじめご了承ください)

しかく開催方法:Zoom Webinar
しかく参加費:無料(ご寄付を宜しくお願いいたします)
しかく情報保障:PC文字通訳、手話通訳、点字資料、データ資料
(注記)PC文字通訳、手話通訳をご希望の方は、パソコンからご参加頂けますようお願いいたします。スマートフォン、タブレットからだと機種によって資料を投影した際に、ウェビナーの仕様で見られなくなります。お手数おかけして申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いします。

しかくお申込み方法:下記WEBフォームからお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_aVH_MSo6QK-Fe8UsP5SBtQ

上記オンラインフォームがご利用いただけない方は、下記をDPI事務局の笠柳までメールでお送りください。
1)お名前
2)ウェビナーの開催URLをお送りするメールアドレス
3)電話番号
4)団体名(あれば)
5)必要な個別支援(手話、PC文字通訳、点字資料、テキスト資料、その他)
メールお送り先:kasayanagi☆dpi-japan.org(☆を@に変えてお送りください)

<ご寄付のお願い>
集会の開催は多くの方にご参加いただきたく、参加費を無料としています。しかしながら、開催にあたり、情報保障費(PC文字通訳、手話通訳、点字資料)をはじめ、多額の開催費用が必要です。
インターネット上でご寄付頂けるようになりましたので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

▽ご寄付はこちら(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/join/donate/

<プログラム>(敬称略)
1日目:6月1日(土)(16:30〜18:30)
全体会
16:30〜18:30「韓国の障害者施策への当事者参画について〜韓国DPIからの報告〜」

国連障害者権利委員会から日本への総括所見が作成・公表されてから2年が過ぎようとしています。
「脱施設・地域移行の推進」「インクルーシブ教育の実現」など、総括所見をベースに障害者施策を障害当事者がきちんと参画しながら進めていくことが大きな課題となっています。
そこで、今回の全国集会では韓国から韓国DPI会長のイ・ヨンソクさんをお招きし、韓国の障害者の現状と障害者政策に障害当事者団体がどのようにかかわっているのか、などをご紹介いただいて、今後の日本の障害者運動を考えていく場を設けます。
韓国については、障害者権利委員会より2014年に最初の総括所見が公表されており、2022年に第2回3回の併合審査を受けた2回目の総括所見が公表されています。
韓国には国務総理傘下に「障害者政策調整委員会」(委員長が国務総理)が設置され、30名以内の委員によって障害者政策の基本となる「障害者政策総合計画」を作成し、実施する仕組みがあります。
イ・ヨンソク会長も委員会のメンバーで、去る3月28日にも第25回目の委員会が開催されました。今は第6次計画中ですが、韓国への総括所見がどのように反映されるのかも興味深いところです。また、課題についても共有し、今後、連帯してどのような運動ができるかを考えます。

しかく基調報告:イ・ヨンソク(韓国DPI会長)
しかく司会:平野みどり(DPI日本会議議長)
しかく通訳・補足説明:崔 栄繁(DPI日本会議議長補佐)

2日目:6月2日(日)(10:00〜17:30)
分科会
午前の部:10:00〜12:00
◇熊本分科会「インクルーシブな社会はインクルーシブ教育から〜熊本からの発信〜」
全国集会に熊本から韓国DPIのイ会長が参加されるということで、熊本におけるインクルーシブ教育や地域生活の課題を紹介していただきます。そして、地域で何ができるか、何をすべきか、国で何ができるか、何をすべきかを議論します。
熊本では以前より地域レベルでインクルーシブ教育に取り組んできましたが、新たな課題も浮上しています。熊本から全国に発信し、インクルーシブ教育実現、脱施設・地域移行実現のための今後の運動のヒントを参加者全員で考える場にしたいと考えています。

しかく登壇者:
・植田洋平(ヒューマンネットワーク熊本事務局長)
・廣岡睦美(ともまなネットくまもと代表)
・川口久雄(益城町立広安小学校教員)

しかく指定発言:
・橋村りか(医療的ケアを必要とする子どもたちの豊かな学校生活を願う親の会・にじいろの会 代表)
・西惠美(熊本市手をつなぐ育成会会長)

コメンテーター:平野みどり(DPI日本会議議長)
ファシリテーター:西尾元秀(DPI日本会議常任委員・教育部会長)

(12:00〜13:00 休憩)

午後の部:13:00〜15:00
◇特別分科会「カナダの脱施設化プロセスから学ぶ日本の地域移行・脱施設化に向けた今後の取り組み」
2022年に障害者権利委員会から出された総括所見では、脱施設化に向けた緊急の取り組みが要請されています。
この権利委員会からの勧告なども背景に、令和6年度(2024年度)障害福祉サービス等報酬改定では、地域生活支援拠点等の機能強化として拠点コーディネーター配置のなど、地域移行を推し進めていくための新たな報酬上の仕組みが整備されました。
また、厚生労働省は令和6年度(2024年度)に障害者支援施設の在り方に関する検討会の開催を予定しており、地域移行・脱施設化に向けたさらなる議論や取り組みが期待されます。
諸外国における脱施設の取り組みでは、カナダのBC州で知的障害のある本人と家族の団体がともに連携しながら脱施設化に向けた取り組みが行われており、共同プロジェクトで「正しい道」という脱施設化のガイドラインも作成しています。
DPI日本会議では、このカナダBC州の実践に着目し、カナダの脱施設について学び、日本における地域移行の仕組みのさらなる強化、脱施設・地域移行を推進していくためのロードマップ作りや制度・政策の提言活動につなげていくことを目的とするプロジェクトを今年度からはじめています。
本分科会では、カナダの共同プロジェクトが作成した「正しい道」を手掛かりに、令和6年度報酬改定における地域移行・脱施設化に関する仕組みの評価や今後開催が予定されている障害者支援施設の在り方に関する検討会に向けた論点整理など、議論を深めたいと思います。

しかく登壇者:
・鈴木 良(同志社大学)
・佐々木桃子(全国手をつなぐ育成会連合会会長)
・山田 浩(ピープルファーストジャパン)
・伊藤洋平(厚生労働省障害保健福祉部障害福祉課課長)

しかくコーディネーター:田中恵美子(東京家政大学)
しかく司会:今村 登(DPI日本会議事務局次長・地域生活部会長)

(15:00〜15:30 休憩)

15:30〜17:30
◇尊厳生分科会「京都市の「ALS患者嘱託殺人事件」裁判に何を問うか 〜重度の障害や疾患のある人たちが地域で生きていける尊厳生社会をめざして〜」
2019年、京都市に住む難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う女性、林優里(はやしゆり)さんに対し、SNSを通じて知り合った医師免許を持つ男2人が本人の依頼を受けて薬物を投与し殺害したとされる事件が発覚し、社会に大きな衝撃を与えました。
今年3月5日、京都地方裁判所は、この「ALS患者嘱託殺人」事件を含む殺人罪等に問われた大久保愉一(おおくぼよしかず)被告に懲役18年の判決を言い渡しました(共犯とされる元医師、山本直樹(やまもと なおき)被告は一審有罪判決を控訴中)。
亡くなられた林さんは、最新の治療法や薬の情報なども集めており、生きたいという思いも強く持っていたことが報道等でわかっています。
この裁判の傍聴・記者会見等をこの間行ってきた障害当事者らの報告をもとに、人を死なせるためでなく、生きることを支え続けられる(尊厳生)社会を目指す、今後の取り組みについて議論します。

しかく登壇者:
・岡部宏生(DPI常任委員・NPO法人境を越えて)
・岡山祐美 日本自立生活センター(JCIL)
・渡邉 琢 日本自立生活センター(JCIL)

しかくコーディネーター:川口有美子(ALS/MNDサポートセンター さくら会副理事長)
しかく司会:岡本直樹(DPI常任委員・CILふちゅう代表)

▽お申込み方法:下記WEBフォームからお申し込みください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_aVH_MSo6QK-Fe8UsP5SBtQ

上記オンラインフォームがご利用いただけない方は、下記をDPI事務局の笠柳までメールでお送りください。
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2)ウェビナーの開催URLをお送りするメールアドレス
3)電話番号
4)団体名(あれば)
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くろまる後援、助成(予定)
全日本自治団体労働組合、日本教職員組合、全国労働組合連絡協議会、全日本水道労働組合、東京都労働組合連合会、自治労東京都本部、自治労東京都庁職員労働組合、全水道東京水道労働組合、東京交通労働組合、東京清掃労働組合、テレビ朝日福祉文化事業団、朝日新聞厚生文化事業団、在日本大韓民国民団、部落解放同盟中央本部、株式会社土屋

▽第39回DPI日本会議全国集会開催要項
(ルビなしPDF)
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(ルビありPDF)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/04/2709524873741b04dd86a101d247baba.pdf

(ワード版)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/04/040ff5f34e2956f770f40abeec6e48ac.docx

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こんにちは、DPIメルマガ編集担当です。

現在の国の動き、障害者運動に何が起きようとしているのか、情勢を追いかけるためにもってこいの「ここに注目!メールマガジン」2024年5月号をお届けします。
今月の注目すべき検討会・パブリックコメント・裁判・イベント・動きなど各分野でまとめてお届けします。
これを読めば一目瞭然!

▽DPIホームページにも掲載しています
https://www.dpi-japan.org/blog/events/pay-attention-202405/

しかく──── 今月はここに注目! もくじ ─────しかく
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凡例:にじゅうまる=大注目! 〇=注目! しろさんかく=よかったらみて
--------------------------------------------------
【地域生活】
今月は検討会等の動きはありません。資料になるホームページのご案内

【バリアフリー】
今月は検討会等の動きはありません。航空機のバッテリーチェックについて

【権利擁護】
今月は検討会等の動きはありません。「つなぐ窓口」のご案内

【国際協力】
しろまるアジアの障害者の政治的権利
しろまるG7に注目
しろまる今月は障害関連のいろいろな啓発月間や啓発デーがあります

【障害女性】
にじゅうまる今月の優生保護法裁判期日
しろまる今後の優生保護法裁判期日

【雇用労働】
にじゅうまる聴覚障害者向けハラスメント対策パンフレットが完成
にじゅうまる法定雇用率の引き上げ
にじゅうまる改正障害者雇用促進法の施行
にじゅうまる障害福祉サービス等の基準省令や報酬告示の改正


しかく───────────────────────しかく
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地域生活
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5月は特段、大きな動きはなさそうですが、3月25日(月)の主管課長会議の資料以降、3月29日(金)と4月5日(金)に通知やQ&Aなどが出されていたり、地域生活支援拠点のホームページがまとめられていたりしていますので、ぜひチェックしてみて下さい。(いずれも外部リンク:厚生労働省)

▽主管課長会議資料
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kaigi_shiryou/index.html

▽令和6年度報酬改定について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202214_00009.html

▽地域生活支援拠点等について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000128378.html


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バリアフリー
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今月は検討会等の動きはありません。
航空機のバッテリーチェックについては、目視確認を必須ではないという事務連絡が4月15日(月)に出されました。
また、3月の移動等円滑化評価会議で、保安検査場のバッテリーチェックはなくすという方向で検討がされているということでした。早ければ5月からなくなるということですので、電動車いすユーザーの方で、航空機を利用する方はどのような状況だったか、ぜひ、DPIの佐藤まで教えて下さい。

▽国交省から航空事業者に事務連絡が出ました! 〜電動車いすバッテリーの目視確認は必須要件ではない〜(DPIホームページ)
https://www.dpi-japan.org/blog/workinggroup/traffic/administrative-communication-from-the-ministry-of-land-infrastructure-transport-and-tourism/


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権利擁護
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今月は検討会等の動きはありません。
もし、差別を受けたと思うときは、内閣府の障害者差別解消窓口「つなぐ窓口」にご連絡ください。

しかく障害者差別に関する相談「つなぐ窓口」(内閣府)の連絡先
・電話相談:0120-262-701 毎日10時から17時まで(祝日・年末年始を除く)
・メール相談:info@mail.sabekai-tsunagu.go.jp
注)メール送信の際には、上記メールアドレス中の「@」(全角表示)を半角に修正してご送信ください。(セキュリティ対策のため文字を置き換えております。)

▽障害者差別に関する相談窓口「つなぐ窓口」がスタート!(外部リンク:内閣府)
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_tsunagu.html


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国際協力
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しろまる注目!
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アジアの障害者の政治的権利
<ワンポイント解説>
「アジアの障害者の政治的権利──選挙権と被選挙権の実質的平等を求めて──」がアジア経済研究所より出版されました。
韓国、中国、タイ、カンボジア、フィリピン、インドを扱い、内容から権利を守るためにデモをし、遠く投票所まで赴き一票の行使を大事にする障害者の姿を思い浮かべました。韓国の章は、DPI議長補佐の崔栄繁が執筆しています。

▽以下からダウンロードできます(外部リンク:日本貿易振興機構アジア経済研究所)
https://ir.ide.go.jp/records/2000826

なお、今まで刊行された同研究所のアジアの障害者に関する本も無料でダウンロードが可能となりました。

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しろまる注目!
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G7に注目
<ワンポイント解説>
カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の政府が参加するG7サミットは、昨年の日本に続き、今年はイタリアで6月13(木)〜15日(土)に開催されます。
関連の閣僚会議はその前後に予定されていますが、初めて障害を扱った閣僚会議「インクルージョンと障害に関する閣僚会」が10月14(月)・15日(火)に開催されることになりました。
日本開催の前年、2022年のドイツでのG7でも同様の会議がありましたが、閣僚級では初めての会合となります。

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しろまる注目!
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今月は障害関連のいろいろな啓発月間や啓発デーがあります
<ワンポイント解説>
ALS啓発月間、より良い聴覚とスピーチ月間、メンタルヘルス月間、全国喘息・アレルギー啓発月間、5月第1火曜日にあたる5月7日は世界喘息デー2024、5月12日は国際慢性免疫・神経疾患啓発デー(筋痛性脳脊髄炎(ME)/慢性疲労症候群(CFS)、線維筋痛症、多発性化学物質過敏症、湾岸戦争症候群など)、5月の第3木曜日にあたる5月16日は地球アクセシビリティ啓発デー(デジタルアクセスとインクルージョン)、5月30日の世界多発性硬化症(MS)啓発デーなどがあります。
これらはあまり知られていないようなので、ご自分が関連する啓発月間や啓発デーなどについて、SNSで情報を発信されたらいかがでしょうか。


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障害女性
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<ワンポイント解説>
5月29日(水)、いよいよ優生裁判で最高裁の口頭弁論が行われます。集まった署名は4月26日(金)に最終提出をしました。
4回にわたり累計30万筆を超える署名を提出するとともに、最高裁での合理的配慮を求める要望も続けてきました。ぜひ最高裁にご集結ください!
傍聴券の配布は、午前・午後の2回行われます。また、各地の裁判も引き続き応援よろしくお願いします。

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にじゅうまる大注目!
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今月の優生保護法裁判期日
・5月23日(木)15:00〜 神戸地裁 川野正子さん(仮名)、山川百恵さん(仮名)
・☆判決!5月27日(月)東京高裁(浜松支部)武藤千重子さん

<5月29日(水)最高裁判所 口頭弁論期日について>
1)傍聴券の抽選にあたって必要となる整理券の配布の締切時刻
午前:9時30分/午後:1時

2)整理券配布場所
最高裁判所西門(〒102-8651 東京都千代田区隼町4-2)(東京メトロ永田町駅4番出口から徒歩約5分)

3)最高裁でたたかう原告について
しかく午前10時30分〜
1.空ひばりさん・野村花子さん・野村太朗さん (2022年2月22日大阪高裁判決)
2.北三郎さん(2022年3月11日東京高裁判決)

しかく午後2時〜
3.小島喜久夫さん(2023年3月16日札幌高裁判決)
4.高尾奈美恵さん(「高」は旧字体)・小林寳二さん・鈴木由美さん(2023年3月23日大阪高裁判決/兵庫訴訟)
5.佐藤由美さん・飯塚淳子さん(2023年6月1日仙台高裁判決)

なお、判決日は未定です。

★傍聴に外れた人の待機場所を、衆議院第一議員会館内に準備しています。午後5時から記者会見・報告集会も同じ場所で開催予定です。
▽詳細は優生連のホームページで確認してください。
https://sites.google.com/view/yuuseiren/home
たくさんの傍聴者で原告を応援するため、ぜひご参加ください!

▽5月29日(水)最高裁大法廷の口頭弁論案内チラシのダウンロード
(ルビなしPDF)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/04/916be85a4473579e3b306186ba7017aa.pdf
(ルビありPDF)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/04/8185df317dd84174a2b024da502b2aae.pdf
(ワードテキスト版)
https://www.dpi-japan.org/wp-content/uploads/2024/04/916be85a4473579e3b306186ba7017aa.docx


・☆判決!5月30日(木)14:00〜福岡地裁 朝倉彰さん(故人・仮名)、朝倉典子さん(仮名)

京都新聞社が、滋賀県に対して起こした優生手術に関する情報公開請求裁判(大阪高裁(大津地裁原告)控訴審)
・☆判決!5月9日(木)15:00〜

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しろまる注目!
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今後の優生保護法裁判期日
・6月7日(金)15:00〜 大分地裁 匿名の原告
・6月24日(月)16:00〜 仙台地裁 千葉利二さん、長谷川繁さん(仮名)、長崎あすかさん(仮名)
・6月25日(火)14:00〜 東京地裁 西スミ子さん
・☆判決!7月17日(水)福岡高裁(熊本原告)川中ミキさん(仮名)、渡邊数美さん(故人)
・9月24日(火)14:00〜東京地裁第10回期日 西スミ子さん


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雇用労働
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聴覚障害者向けハラスメント対策パンフレットが完成
<ワンポイント解説>
伊藤特別常任委員が所属するNPOインフォメーションギャップバスターでは、職場でハラスメントを受けた聴覚障害者からの相談を数回受けています。
実態を把握するために実施したアンケートでは、約70%の回答者がハラスメントを経験しており、そのうち約70%が解決に至っていないことが明らかになりました。解決が困難な主な原因として、組織の対応不足が約30%、対策知識の不足が約15%であるとされました。
この問題に対処するため、特に聴覚障害者が自身で対策を講じる際に必要な情報を提供することを目的として、「聴覚障害者向けハラスメント対策パンフレット」を作成しました。

▽聴覚障害者向け職場でのハラスメント対策パンフレット公開のお知らせ(外部リンク:インフォメーションギャップバスター)
https://www.infogapbuster.org/work_hara_pamph

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法定雇用率の引き上げ
<ワンポイント解説>
2024年4月1日より、企業に法定雇用率2.5%が義務付けられました。これにより、障害者雇用が一層注目を集める中、その推進にはまだまだ課題が残されています。
現在、全国の民間企業で働く障害者は110万人を超える規模となっていますが、この法定雇用率を達成している企業はまだ半数、これからも障害者の雇用拡大を推し進めるためには、さらなる努力が求められます。また法改正に伴い、法定雇用率の算定に関する除外率が段階的に引き下げられることとなりました。

しかくポイント
除外率制度は、特定の業種において事業主の雇用義務を軽減することを可能にする制度です。雇用・労働・所得保障部会では、この法改正が障害者の雇用機会の向上に貢献することを期待しています。今後も、障害者雇用の推進に向けて、積極的な支援と協力を続けてまいります。

▽障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について(外部リンク:厚生労働省)(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/content/001064502.pdf

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改正障害者雇用促進法の施行
<ワンポイント解説>
第210回臨時国会において、障害者総合支援法等の改正法案が成立しました。この改正には、障害者雇用促進法の一部改正も含まれています。
令和4年の改正では、障害者の職業能力の開発及び向上が事業主の責務として明確化されました。さらに、週所定労働時間10時間以上20時間未満で働く重度の障害者や精神障害者の実雇用率への算定が導入され、障害者の多様な就労ニーズを踏まえた働き方の推進が図られます。
また、企業が実施する職場環境の整備や能力開発のための措置への助成が拡充され、障害者雇用の質の向上が目指されています。これにより、令和5年4月1日以降に順次施行される予定です。今回施行される改正の主な内容は、以下の通りです。

1. 週10時間〜20時間の重度身体障害者、重度知的障害者、精神障害者
2. 調整金と報奨金の支給方法の見直し
3. 職場介助(主に視覚障害者)、手話通訳、要約筆記などの見直し

▽令和4年障害者雇用促進法の改正等について(外部リンク:厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077386_00019.html

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にじゅうまる大注目!
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障害福祉サービス等の基準省令や報酬告示の改正
<ワンポイント解説>
3月29日(金)、厚生労働省が新年度の障害福祉サービス等報酬改定に関する法令や通知などを公表しました。
2024年度の障害福祉サービス等報酬改定では、就労系サービスにおける重要なポイントは以下の通り。

くろまる就労移行支援事業所に関して、定員10名以上での実施が可能となる見直しが行われました。これにより、従来の20人以上から、より柔軟な運営が期待されます。なお、離島などではこれまで10人以上が規定されており、今回の改定では変更はありません。
くろまる就労継続支援A型の基本報酬におけるスコア方式の見直しが行われました。経営状況の改善や一般就労への移行を促すため、以下の観点で評価することになります。
くろまる「生産活動」のスコア項目の点数配分が向上し、事業者の経営改善への取組が一層評価されます。
・労働時間の評価では、平均労働時間が長い事業所に高い点数が与えられます。
・生産活動の評価では、生産活動収支が賃金総額を上回った場合には加点、下回った場合には減点されます。
くろまる利用者の知識及び能力向上のための支援に新たな評価項目が設けられ、経営改善計画書未提出の事業所や経営改善計画に基づく取組を行っていない事業所への対応として、減点項目が設定されました。

その他、就労系サービスに関する様々な改定や変更が行われます。詳細は、以下のURLからご確認ください。

▽令和6年度障害福祉サービス等報酬改定について(外部リンク:厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202214_00009.html


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今月のひとこと

「風薫る五月」という言葉が好きです。
「風」を使った表現は他にも「風光る」(春)
「風冴ゆ」(冬)など、豊富にあるようです。
昔の人々が、風で季節を感じてきた心模様を垣間見るようで、
自然に気持ちを預けることがとても心地よいです。
たとえ朝、忙しい中せっかくセットした髪形が
薫風で台無しにされても、「あぁ、初夏だなぁ...」と
思えるくらいの心の余裕がほしい、今日この頃です。

(ゆ)
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しかく障害者救援金 送り先郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
▽ゆめ風基金 ブログ(被災障害者救援に関する随時情報が更新されます)
https://yumekazek.com/blog/

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*作成:伊東 香純 *更新:高 雅郁(カオ・ヤユ) Chinese/English

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