2013年04月15日 13:26
今年は運良くラッキーアイテムを手に入れました。
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
実はドラッグストアの店員に大嘘をつかれたのです。
「コンタクト用の目薬はない」と。
よくよく調べてみると、本当は「あった」のです。
アルガード・コンタクト
http://www.rohto.co.jp/alguard/prod/contact.html
さすがに結構、人気のようでアマゾンでは「在庫なし」
仕方なく、別のドラッグストアに行ったところ、
ご丁寧にメーカーから取り寄せてくれ
しかも20%引きに。
そう、ここの担当者は「薬剤師」だったのです。
おそらく、前者はアルバイトなのでしょう。
当然のことながら、薬のことは薬剤師に聞かないといけませんね。
高い授業料ですが勉強になりました。
ここから本題です。
前回までは社内不倫が人事部でもみ消される背景について、お話してきました。
今回はその続きからです。
■しかく 上司の不倫は100%、揉み消される2つの理由
まず「張本人からの復讐」ですが、これは張本人(不倫をした人)と
目撃者(不倫を目撃した人)の関係性が大きく影響しています。
そもそも当の現場を目撃するのは、
どんな人でしょうか?
例えば、職場不倫なら、社内で不倫カップル同士がデートや旅行の話をしたり、
一緒に退社したり、もしくは職員旅行のとき、2人で抜け出したり・・・
そんなケシカラン場面です。
それはやはり同じ部署の人間でしょう。
上司、同僚、部下など勤務時間中、張本人の近くにいる人たちです。
このような目撃者の属性は他の不祥事も似たようなものですが、
職場不倫で特筆すべきなのは、圧倒的に「部下」が多いこと。
つまり、部下が上司の不倫を目撃するというシチュエーションです。
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不倫をする人の特徴は「お金を持っている」「仕事ができる」
「結婚生活が長く、家庭が上手くいっていない」が挙げられますが、
これは上司全般の共通点とも一致します。
この上下関係が不倫を通報しにくい空気をどんよりと作り出すのです。
これはどういうことでしょうか?
「部下が不倫のことを人事部にチクっただと!」
万が一、上司がそのことを知ってしまったら・・・
これは大変なことです。単に上司との関係が悪くなる、
だけで済めば良いですが、
そんな生易しいことではありません。
上司は「部下に裏切られた」と怒り狂うでしょうし、
その怒りの矛先が部下のところに向かうのは必然です。
職場の組織図を見れば歴然ですが、上司は部下に対し、
絶大な権限を持っていますから、上司はその力を悪用し、
直接的、間接的に復讐を行うのも当然です。
直接的というのは例えば、部下を無視したり、
重要な書類を閲覧させなかったり、大事な情報を教えなかったり、
些細なミスを指摘し他社員の前でつるし上げたり、
揚句の果てには部下の人事考課を意図的に悪く書いたり、
わざといい加減につけたりするのです。
人事考課は部下の給与やボーナスに直結するので、酷い仕打ちですね。
ただ、もっと酷いのは間接的な復讐です。
「部下は上司の命令に絶対服従」と
いう暗黙のルールを悪用して他の部下(同僚)を
こき使って部下(目撃者)を追い込むのです。
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つまり、先ほど挙げたイジメやパワハラを寄ってたかって
「みんなで」行うのです。
それはまさに地獄絵図ですが、残念ながら、
倫理観を失った上司は目の前の部下を
ケチョンケションにすることしか考えていません。
復讐とは、そういうものです。「やられたら、やり返す」しか頭になく、
罪悪感や後ろめたさなど皆無です。
イジメやパワハラをされ放題・・・そんな酷い仕打ちを受けて、そ
れでも毎朝、出勤できるでしょうか?
いや、ほとんどの人は我慢の限界を
超えて自主退職を選ぶでしょう。
結局、正直者がバカを見る・・・そうやって内部告発の
「よくある光景」に行き着くのです。
せっかく勇気を振り絞ったのに、です。
会社のために、部署(チーム)のために、
そして自分のために。
ただでさえ不祥事の内部告発はリスクが付きまとうのに、
職場不倫では多くの場合、上司が標的だから、なおさら顕著です。
そんな「組織の力関係」にうすうす気付いているから、
目撃者は黙りこくるしかないのです。
おかしな正義感を振りかざし、
行き過ぎた言動をとって、その高すぎるツケを払わされるくらいなら。
(次回に続く)
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2013年04月08日 13:35
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
毎年、2月1週目に一番乗り。それなのに遅れ遅れで残念ですが、
仕方ありません。
去年は印税が多かったようで、ずいぶん税金が戻ってくるようです。
(印税は税金が引かれた状態で支払われるので、
確定申告時に税金が戻ってくる)
過去の著書が3回も増刷、さらに新刊も出版したのだから、それもそのはず。
こんな年は二度と来ないでしょう。
さて前回までは社内で職場不倫が起こっても、
放置される可能性が高いというお話をしてきました。
今回はその続きからです。
それは職場不倫ゼロを達成するのは不可能だから。
人事部が目を光らせることができるのは、
あくまで職場「内」だけ。
従業員がいったん職場を出れば、
何をやっているのか把握できませんし、仮に職場内に限っても24時間365日、
監視し続けることはできません。
どこまでが仕事で、どこからが遊びなのか見極めるのも難しい。
それなのに自分が出来ないことを
他人に任せるなんて無責任も甚だしい。
だから、人事部は従業員や他部署に対して
偉そうなことを言えないというわけ。
そういうわけで人事部は「職場不倫の防止」に
何の手立てもとらないのです。
このように人事部の職場不倫の話が持ち込まれないのは
偶然ではなく必然です。
もしも人事部が「手を尽くしたけれど、どうしようもなかった」と
弁明すれば、どうでしょうか?
不倫の被害者の怒りを多少なり鎮めることが
できるかもしれません。
しかし本当に「何もしていない」のだから弁明の余地はありません。
他の不祥事に比べて。職場不倫は起こるべくして起こり、
放置されるべくして放置されたのです。
だから被害者の人事部への印象は最悪。
さらに被害者の被害妄想はエスカレートし、「人事部に揉み消された」と
勘違いすることも。
だから、職場不倫の場合、被害者は過激な行動をとりがちなのです。
会社に対し(不倫の場を提供したという意味で)慰謝料を請求してきたり、
労働基準監督署に通報したり、裁判を起こしてきたり・・・
やはり不作為は「罪」なのです。
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根本的なミスをしたのは不倫をした従業員です。
とはいえ、それを知らず知らずのうちに
放置したのは人事部のミスなのです。
「アイツが不倫しなければ!」と
怒りをぶつけても何の解決にもなりません。
不作為によって、たかが職場不倫がここまで大きな問題に発展しているのだから。
確かに人事部はつくづく損や役回りです。
バカの尻拭いに失敗しただけで責められるのだから。
そうは言っても、それも人事部の仕事の1つなのだから、
割り切ってやり切るしかないのです。
このように職場不倫が放置プレイされるのは、目撃者はもちろん人事部も
「たいしたことではない」と楽観しているからですが、
本当にそれだけなのでしょうか?
目撃者と人事部だけが悪いのでしょうか?
仮に目撃者が「不倫はヤバいんだ」と気持ちを入れ替えたら。
また人事部が内部告発の仕組み化に取り組み、「通報マニュアル」を作成したら・・・
人事部に職場不倫の通報がどんどん寄せられるのでしょうか?
いやいや、そうは問屋が卸しません。
だって新犯人は密告元(目撃者)と
密告先(人事部)以外のところに隠れているのだから。
職場不倫が取り残され、放っておかれ、手つかずのまま。
一体、誰のせいなのでしょうか?
それは「組織」です。
あなたの職場にもネチネチと張り巡らされているでしょう。
上下関係、人間関係、力関係という「蜘蛛の巣」が。
目に見えないところ、足の引っ張り合いをするのは、
いわゆる「組織の論理」ですが、それは職場不倫においても同じこと。
「見えない負の力」のせいで職場不倫の通報リスクは従業員に
とって大きすぎるのです。
下手をすれば人生を狂わせるほどに。
だから「そこまでして密告するかどうか」と自問自答を始めたら、
もう答えは決まっています。
「密告しないでおこう」と。
だからダメなのです。
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従業員の意識改革と通報しやすい仕組み作りだけでは。
従業員はがんじがらめ状態にするだけ。
今の日本では「密告」は残念ながら、
かなり大それた行為に成り下がっているのです。
だから他の不祥事はホウレンソウしやいのに
職場不倫は「しにくい」というわけ。
このように職場の組織図のせいで、
職場不倫の通報には巨大なリスクが付きまとうわけですが、
それは一体、何なのでしょうか?
1つは張本人からの復讐、
もう1つは密告先からの処分です。
具体的に見ていきましょう。
(次回に続く)
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2013年04月01日 13:25
露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。
「4月の目標」は今のうちから、考えておきたいところです。
まだまだ新しい気持ちで「やってやろう!」と心機一転できないでしょうが
とはいえ、4月に入ると、どうせバタバタして、結局、「今年も何もしなかった」というオチに
なりかねないので(苦笑)「今年ことは」と
いう人は結構、3月のうちに動き出すようです。
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さて、ここから本題です。
■しかく 社内不倫が毎回毎回、「ほっぽらかし」にされる裏の理由
前回お話したように不倫は「ある条件下」では起こるべくして起こるのですが、
昨今の不景気、労働環境の悪化、大震災のせいで、
条件が整いやすくなったというわけ。
だから世の中に不倫が今まで以上に蔓延するようになったのです。
ただ、不倫が増えている、増えていると言うわりに、
あなたはその実感があるでしょうか?
いまいちピンと来ないかもしれません。
それもそのはず。
ほとんどの人には「人事部に相談する」という発想がないのです。
不倫を目撃しそうな人と言えば同僚、部下、上司、取引先、顧客など。
不倫には必ず男性1人、女性1人が必要なので、その数はざっと2倍です。
だから、誰かしら不倫現場を目撃しているはずなのに、
揃いも揃って無知だから、いつまで経っても上(人事部や総務部、法務部など)に
上がってこないのです。こんなに深刻で緊急性の高い案件なのに。
いわゆるホウレンソウ(報告、連絡、相談)が機能していないから、
人事部が現場で何が起こっているのか知る由もないのですが、それは言い訳になりません。
そんな内訳の事情はともかく、職場の外から見れば、
「人事部は何もせず放置している」ように見えるのです。
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不倫にも被害者がいます。
それは既婚者の配偶者(夫や妻)ですが、
不祥事の被害者は往々にして外にいるのだから注意が必要です。
人事部の見えないところで被害者は「マグマのように」
どんどん怒りをため込み、
人事部に持ち込まれる頃に「火山のように」大噴火するのです。
だから、不祥事の構図は毎度毎度決まりきっています。人事部からすれば、
被害者が何の前触れもなくヒステリーを起こし、
その様子を人事部は「何のこっちゃ」という感じでキョトンと見ているという感じ。
内から見る風景と、外から見る風景が180度違う・・・
それがクレームを必要以上に炎上させてしまう理由ですが、
この事情は職場不倫に限らず、どんな不祥事でも似たようことが言えます。
発見者が隠そうするという意味では。
ただ、不倫は他の不祥事(横領や流用、いじめやセクハラ、パワハラなど)よりも
発見者が隠そうとする傾向が強い。
これはどういうことでしょうか?
理由は2つです。
1つ目は目撃者にとって、しょせん他人の情事なのだから。
「不倫が職場を揺るがしかねない大問題」
だなんて1秒も考えないでしょう。
もしも、あなたが不倫の現場に遭遇したら
「とんでもないことだ。今すぐ何とかしないといけない」なんて思うでしょうか?
いや、何とも思わないでしょう。
例えば、同僚と同じプロジェクトに取り組んでいて、同僚の仕事が遅すぎて、
あなたの仕事が全然進まない。その理由が「同僚が不倫にのめり込んでいるから」
なら話はまた別です。
このメールのバックナンバーは「ブログ」で読むことができます。
http://ameblo.jp/yukihiko55/
しかし、あなたが仕事に大迷惑を被っていなければ、同僚の不倫は単に不快なだけです。
また、あなたが同僚のことをよほど嫌っていたり、
恨みを持っていれば話は別です。
鬼の首をとったような勢いで、不倫の事実を人事部にチクるでしょう。
しかし、あなたにとって可も不可もない関係なら、
そこまで過激な行動はとらないでしょう。
だから、大事な目撃情報を自分の胸に締まってしまうのです。
「どうせプライベートでしょ!」と。
もし口を開くとしても、
それは人事部内ではなく、職場の休憩室や仕事帰りの飲み屋ですから、
噂話の域を出ません。
2つ目は人事部が積極的に介入しないから。
「不倫している人を見かけたら、すぐ報告するように」
人事部はそんな物珍しい「お達し」を
各部署に回覧させたことはあるでしょうか?
いや、そんな話は聞いたことがありません。
不倫だけに焦点を当てた内部文書など。
なぜでしょう?
(次回に続く)
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