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無事に米国での登記が完了し、子会社として先週事務所をオープンさせました。
何年か前はRubyなど技術メインのブログだったのに、最近そう言う系の書き込みが無くなってすみません。
日本ではほぼソフトウェア開発ばかりやってきたわけですが、米国では認定ハードウェアセットの構築をして、ソフトウェアをプリインストールし、垂直統合型のアプライアンスとしての事業展開を目論んでいます。
日本でも実現できないか検討したのですが、ハードウェア寄りのビジネスはどうしてもリスクが高いとみられがちで、資金面での支援者を得るのが難しい側面があって、こういうのは実際に見込み顧客のいる場所でやはり自分達の力でやるべきだと判断しました。
僕たちも顧客が居ないのにアプライアンスを作りたいと思っているわけではないので。
ここ3ヶ月間は何度も米国へ出向いて、会社設立準備の他に平行して、顧客とコンタクトを続けていました。
現地のメンバーにうまくフォローされてコミュニティから歓迎を受けました。
本当にありがたいことです。
私は英語が得意ではありませんので、助かりました。
この辺りは、おおよそ「ソフト担当が日本」で「ハード担当が米国」となっていますが、日本から米国に技術者を派遣してハード対応のためのソフト要員として仕事をします。
米国子会社の強みは実はストレージ技術です。
現地法人のCEOは、元々金融系企業での経験が豊富で、その分野含めストレージについて幅広く熟知しています。
Wakame-VDCのブロックストレージにZFSを採用したのも彼の影響が大きいのです。
彼はストレージアプライアンスが世の中に多く出回っている事は当然良く知っていますし、 だからこそ我々が何をすれば良いのかも分かっています。
元々の日本の強みであるクラウドコンピューティング基盤となるミドルウェアの開発力と、ハードウェア構成が重要なストレージ技術の強みがうまく噛み合います。
このWakame-VDCの未来をワクワクした気持ちで描いているところです。
ワークスタイルと言う観点では、日本側も社内の共通言語が英語になった点が大きいかもしれません。
元々オープンソースプロダクトを作っている間もソースコードのコメントは英語で書くなど、ある程度意識を持つようにはしてきましたが、今ではバグトラッキングなど米国との共有を図る必要がありそうなものは英語で記述されています。
しかし、実は弊社には正しい英語を話せる人はいません。
伝える気持ちを持って文章を書くという基本はどの言語も同じなのではと考えています。
また、オフィスの時差が10時間ほどあります。
うまく使えば、24時間の有人監視・対応も可能になります。
営業時間の始まりと終わりに少しオーバーラップする時間が作れるので、そこでコミュニケーションができる。
Webカメラと壁掛けテレビを使って互いに接続し「窓」のようにしてオフィスを繋ぎます。
これからはこうした仕事の仕方が当たり前になっていくのではないか、と思っています。
オープンソースプロダクトを扱う以上は、本来世界が相手であるはずです。
世界のどこからでも万人が参加できなければなりません。
こうした動きは日本にとっても大切なノウハウになるのではないでしょうか。
日本は優秀な国で、優れたマーケットですが、世界の一部でしかないのも事実です。
コスト面では、米国現地の生活は東京と比較すると非常に低いのも魅力です。
特に土地代が非常に安く、事務所費も大変ローコストなのに、ゆったり広く利用できます。
ただし、ネットワークの費用だけは日本が遙かに安いですね。
また、今回ドミトリーとして、ベッドルーム、バス・トイレが3つずつ備わっているタイプ(リビングと キッチンだけが共用)の大きな家を用意しました。
東京のワンルームより遙かに大きく、住み心地が非常に良いです。
弊社メンバーは、希望をすれば米国でのびのびと仕事をすることができる。
これは福利厚生としても良いオプションではないか、と思っています。
今年は地震の影響もあり、日本では電力消費量の削減と言う課題が大きく掲げられています。
米国事務所へ社内サーバを移設したり、メンバーが米国で稼働したりすることによるPC、光熱費の削減が見込めます。
この辺りを意識して夏の前にオープンすることを目標に動きました。
まだ始まったばかりですが、今後もこうした取り組みの手を緩めることはありません。
近々Wakame-VDCの新しいバージョンもリリースをします。
今後も頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
何年か前はRubyなど技術メインのブログだったのに、最近そう言う系の書き込みが無くなってすみません。
今求められるアプライアンス製品を作りたい
日本ではほぼソフトウェア開発ばかりやってきたわけですが、米国では認定ハードウェアセットの構築をして、ソフトウェアをプリインストールし、垂直統合型のアプライアンスとしての事業展開を目論んでいます。
日本でも実現できないか検討したのですが、ハードウェア寄りのビジネスはどうしてもリスクが高いとみられがちで、資金面での支援者を得るのが難しい側面があって、こういうのは実際に見込み顧客のいる場所でやはり自分達の力でやるべきだと判断しました。
僕たちも顧客が居ないのにアプライアンスを作りたいと思っているわけではないので。
ここ3ヶ月間は何度も米国へ出向いて、会社設立準備の他に平行して、顧客とコンタクトを続けていました。
現地のメンバーにうまくフォローされてコミュニティから歓迎を受けました。
本当にありがたいことです。
私は英語が得意ではありませんので、助かりました。
米国子会社の強みであるストレージ技術を活用していく
この辺りは、おおよそ「ソフト担当が日本」で「ハード担当が米国」となっていますが、日本から米国に技術者を派遣してハード対応のためのソフト要員として仕事をします。
米国子会社の強みは実はストレージ技術です。
現地法人のCEOは、元々金融系企業での経験が豊富で、その分野含めストレージについて幅広く熟知しています。
Wakame-VDCのブロックストレージにZFSを採用したのも彼の影響が大きいのです。
彼はストレージアプライアンスが世の中に多く出回っている事は当然良く知っていますし、 だからこそ我々が何をすれば良いのかも分かっています。
元々の日本の強みであるクラウドコンピューティング基盤となるミドルウェアの開発力と、ハードウェア構成が重要なストレージ技術の強みがうまく噛み合います。
このWakame-VDCの未来をワクワクした気持ちで描いているところです。
インターナショナルを意識したワークスタイルへの変化を促したい
ワークスタイルと言う観点では、日本側も社内の共通言語が英語になった点が大きいかもしれません。
元々オープンソースプロダクトを作っている間もソースコードのコメントは英語で書くなど、ある程度意識を持つようにはしてきましたが、今ではバグトラッキングなど米国との共有を図る必要がありそうなものは英語で記述されています。
しかし、実は弊社には正しい英語を話せる人はいません。
伝える気持ちを持って文章を書くという基本はどの言語も同じなのではと考えています。
また、オフィスの時差が10時間ほどあります。
うまく使えば、24時間の有人監視・対応も可能になります。
営業時間の始まりと終わりに少しオーバーラップする時間が作れるので、そこでコミュニケーションができる。
Webカメラと壁掛けテレビを使って互いに接続し「窓」のようにしてオフィスを繋ぎます。
これからはこうした仕事の仕方が当たり前になっていくのではないか、と思っています。
オープンソースプロダクトを扱う以上は、本来世界が相手であるはずです。
世界のどこからでも万人が参加できなければなりません。
こうした動きは日本にとっても大切なノウハウになるのではないでしょうか。
日本は優秀な国で、優れたマーケットですが、世界の一部でしかないのも事実です。
楽しく仕事をするための環境を提供したい
コスト面では、米国現地の生活は東京と比較すると非常に低いのも魅力です。
特に土地代が非常に安く、事務所費も大変ローコストなのに、ゆったり広く利用できます。
ただし、ネットワークの費用だけは日本が遙かに安いですね。
また、今回ドミトリーとして、ベッドルーム、バス・トイレが3つずつ備わっているタイプ(リビングと キッチンだけが共用)の大きな家を用意しました。
東京のワンルームより遙かに大きく、住み心地が非常に良いです。
弊社メンバーは、希望をすれば米国でのびのびと仕事をすることができる。
これは福利厚生としても良いオプションではないか、と思っています。
電力消費量削減を実現したい
今年は地震の影響もあり、日本では電力消費量の削減と言う課題が大きく掲げられています。
米国事務所へ社内サーバを移設したり、メンバーが米国で稼働したりすることによるPC、光熱費の削減が見込めます。
この辺りを意識して夏の前にオープンすることを目標に動きました。
まだ始まったばかりですが、今後もこうした取り組みの手を緩めることはありません。
近々Wakame-VDCの新しいバージョンもリリースをします。
今後も頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
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