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元横綱・朝青龍のおい・天狼星"プロ1勝" 「自分の道で...」 武蔵川親方のおい・光武蔵下す

[ 2025年1月14日 12:20 ]

大相撲初場所3日目 ( 2025年1月14日 東京・両国国技館 )

<初場所3日目>ポーズをとる武蔵丸の甥っ子の光武蔵(左)と朝青龍の甥っ子の天狼星(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

新弟子らによる前相撲が始まり、元横綱・朝青龍のおいの天狼星(18=錣山部屋)が武蔵川親方(元横綱・武蔵丸)のおいの光武蔵(19=武蔵川部屋)との「横綱おい対決」を制し、初土俵で"プロ1勝"を挙げた。

「ちょっと緊張したけど、初めての相撲で、ある程度前に出られたので良かった」。立ち合いから突かれたが、対抗して突き落としで下した。「突き押しが武蔵丸さんの突っ張りという感じ」と話し、光武蔵は「もっと頑張ります。力は出せた」と語った。

朝青龍の兄で新日本プロレスでも活躍したブルー・ウルフの次男。高知・明徳義塾中へ野球を志して入学し、3年時に強打の外野手で軟式の全国3位に輝いたが、相撲転向を決意した。「自分のためにも家族のためにも相撲の道は自分で選んだ。親に恩返ししたい」。叔父と同じ明徳義塾高で相撲部に入り、1年の全国高校総体で100キロ級16強。23年8月から錣山部屋で稽古に励んできた。

朝青龍とは、おととい食事をしたという。「『頑張れよ』と言われた。気持ちの面や技術の面もアドバイスをもらった」。偉大な元横綱のおいで、いとこは大関・豊昇龍(25=立浪部屋)。「自分は自分。自分の道で頑張ります」と力を込めた。

地球上から見える最も明るい星であるシリウスの漢字表記が「天狼星」。錣山親方(元小結・豊真将)は、しこ名の由来について「シリウスは星の中で一番光る。相撲界で一番に輝く星になれ!という意味で天狼星にした」と語った。

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