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"ゴルフ天才少女"須藤弥勒 全日本プロアプローチ2位 優勝賞金逃し「ビッグマネーを...」

[ 2024年12月10日 06:00 ]

ショートゲームマッチで優勝した鈴木海斗(左)と須藤弥勒

史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒(13=ゴルフ5/太陽自動車)が7日、静岡県・高嶺の森のGCで行われた全日本プロアプローチ選手権で惜しくも準優勝に終わり、優勝賞金50万円を逃した。

大会は2つの部門に分かれており、「ショートゲームマッチ」は90ヤード以内のコースをホールアウトし、その合計スコアで争われる。そして、「アプローチオンリーマッチ」はパター無しでどれだけピンに寄せられるかを競う。ともに賞金総額100万円で、今大会には総勢76名が参加。弥勒はショートゲームマッチは振るわず13位で終わったものの、アプローチオンリーマッチでは予選を3位で通過した。マッチプレーの準決勝では男子プロの松原隆虎(22=日本大学)を下して、決勝に進出。決勝では阿部謙成に惜しくも敗れたもの、13歳ながら健闘した。

大会後に弥勒は「ショートゲームマッチではアマチュアの受け取れる賞金制限があるので、コースの特徴を分析して節もあったのですが、ターゲットマッチと分類されるアプローチオンリーは受け取れる上限がないので狙っていたので、ビッグマネーを逃して本当に残念です」と悔しがった。

キャディーとして弥勒の奮闘を見守った父・憲一さんは「上位入賞者が全員男子プロかQTを受けた選手で占められている中、よく頑張ったと思います。賞金的に2位が1番、割をとってしまいますが、13歳にとって賞金の10万でも大金だと思うので父親としてはとても喜んでおります」と目を細めた。

ショートゲームマッチでは、ファイナルQTで初日首位発進を決めた、鈴木海斗(27=P&J)が優勝を飾った。

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