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【陸上】元祖"山の神"今井正人が現役引退を発表 25日の日本選手権クロカンで有終

[ 2024年2月21日 15:00 ]

今井正人
Photo By スポニチ

トヨタ自動車九州陸上競技部は21日、箱根駅伝5区の"山の神"として絶大な人気を誇った今井正人(39)が現役を引退すると発表した。25日に福岡・海の中道海浜公園で行われる日本選手権クロスカントリーが最後のレースとなる。引退後は「今後は指導者として後進の育成にあたる予定です」とし、トヨタ自動車九州に残るという。

今井は順大時代、2004年大会から箱根駅伝4年連続出場。山上りの5区で2年時から3年連続で区間新記録を樹立。圧倒的な走りで「山の神」との異名を取り、一世を風靡(ふうび)した。

07年にトヨタ自動車九州に入社し、15年東京マラソンで日本歴代6位(当時)の2時間7分39秒をマークし、同年夏の世界選手権代表に選出されたが、体調不良で出場できず。東京五輪選考会だった19年マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は25位。パリ五輪選考会だった昨年10月のMGCに最年長で出場も制限時間を超えて失格だった。

「年齢は数字だと思っている」と語っていた大ベテランが、決断を下した。

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