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芳根京子 心の支えは西島秀俊の言葉「すごく救われました」 約10年ぶりTBSドラマ主演

[ 2025年1月12日 06:00 ]

「まどか26歳、研修医やってます!」主演の芳根京子 (C)TBS

女優の芳根京子(27)が、TBS系の1月期火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(火曜後10・00)で主演を務める。2015年「表参道高校合唱部!」以来、約10年ぶりTBSドラマ主演。医師1年目のイマドキ研修医・若月まどかを演じる。芳根はスポニチのインタビューに応え、今作への思いを語った。

まどかが働き方改革で変わりゆく医療現場に戸惑いながら同期の仲間たちと励まし合い、医師として女子として人生と向き合う濃厚な2年間を描いた作品。指導医役で鈴木伸之、まどかの医学部時代からの同期役で高橋ひかる、「なにわ男子」の大西流星らが出演する。

芳根は約10年ぶりTBSドラマ主演に「素直にとてもうれしい」と声を弾ませた。前作は自身初の連ドラ主演。「自分がこの仕事を続けられるかもまだ分からなかった中でオーディションで選んでいただいたのが自信になった。続けることで選んでくださった方への恩返しになるならもっともっと頑張りたいと思えた作品。自分の意識が本当に変わった作品だった」と感慨深げに語った。

「そこから10年経ってオファーをいただいてTBSに戻ってこられた。"やってきた道が間違ってなかったよ"って言ってもらえた気がしてすごくうれしいです」と目を輝かせ、「あの時の感謝の気持ちを忘れずに作品に向き合っていきたい」と気を引き締めた。

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(16年)でヒロインを務めるなど、世代を代表する人気女優になった芳根。この10年で座長としての意識に変化が生まれたという。「あの時(「表参道高校合唱部!」)は自分のことだけで必死だった。今は真ん中に立たせてもらっている身として、現場にいる方がこの作品をやれて良かったなと思ってくれたらうれしいなと思うので、より一層コミュニケーションを取るようになりました」と明かした。現場の様子について「明るくて活気がある現場です。みんなで同じ方向を向けている気がするのですごく楽しいです」と語った。

変化はもう1つ。当時は18歳だったが、現在は27歳。仕事後の息抜きについて「今は完全にビールです。お家に帰って次の日の台本も頭に入って、お風呂に入って、明日を迎えるだけのタイミングで飲むビールが大好きです。明日も頑張ろうって思えます」と、とびっきりの笑顔を浮かべた。

女優として、女性としてステップアップを続ける芳根の心の支えになっているのは、日本テレビドラマ「真犯人フラグ」(21年)で共演した俳優の西島秀俊の言葉だ。印象に残っている先輩からの言葉を聞かれると、「すごいたくさんあります」とした上で、「西島秀俊さんから"本当に頑張り屋さんだから頑張りすぎずにね"というお言葉を本当に何度もいただいた。すごく救われました。今でも"元気か?"って連絡をくださる。気にかけてくださっていることがうれしくて、それだけで頑張れます」と明かした。大先輩の言葉を胸に、約10年ぶりに主演として帰ってきたTBSドラマを盛り上げる。

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