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伊藤淳史"もってる男"と話題 理由は...主演作2本が年間見逃し配信1位、個人視聴率民放1位 大河も

[ 2025年1月12日 07:15 ]

伊藤淳史
Photo By スポニチ

俳優の伊藤淳史(41)が"もってる男"としてテレビ業界で話題となっている。

昨年の見逃し配信(全ジャンル)で、1位だったのはテレビ朝日「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛」。配信数は464万9512回で、2位のフジテレビ「海のはじまり」に6万6190回差をつけた。また、個人視聴率では、日本テレビ「24時間テレビ」で昨年8月31日に放送されたスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん〜萩本欽一を愛した女性〜」が9・3%で1位。2位のテレビ朝日で昨年12月6日放送の「ドクターX〜外科医・大門未知子〜スペシャル」が8・6%で0・7ポイント差、4月21日放送のTBS日曜劇場「アンチヒーロー」7・8%に1・5ポイント、3月13日放送のテレビ朝日「相棒season22・最終回」7・6%に1・7ポイント差をつけ、強力布陣を押しのけてトップに輝いた。

「離婚しない男」「欽ちゃんのスミちゃん」双方に共通点を探すと、いずれも主演が伊藤淳史ということだ。さまざまなドラマに引っ張りだこの演技派が主演作で堂々の"2冠"。

「離婚しない男」では、篠田麻里子演じる妻に不倫されるサレ夫役。不倫に気づかぬふりをしながらあえて離婚せず証拠を日々収集し、父親が親権を獲得する率はわずか1割という困難な壁に立ち向かう姿を切実に演じた。「欽ちゃんのスミちゃん」は萩本欽一と、大スターの欽ちゃんに寄り添い続けた妻・澄子さん(スミちゃん)の物語。欽ちゃんも知らなかった亡き妻、スミちゃんの思いを知り、新たな愛を見つけるストーリーで、伊藤が欽ちゃんの若かりし日々から現在までを見事に演じてお茶の間の涙を誘った。

民放関係者は「伊藤淳史さんが"もってる男"を証明したといえます。もともと伊藤淳史出演作にハズレなしといわれています。演技力に加え、見る人が身近に感じる、親しみやすい存在感が安心感を与えて、ドラマに一層引きつけます。その結果があらわれたといえます」と語った。

5日にスタートしたNHK大河ドラマ「べらぼう」では、新興勢力の女郎屋"大文字屋"の主・大文字屋市兵衛を演じている。経費削減のため、女郎に安いカボチャばかり食べさせたことから「カボチャ」のあだ名を持つ、江戸中に知られたドケチ役。初回の登場シーンは少なかったが「伊藤淳史」がトレンドワード入りする注目度の高さだった。ドラマ関係者は「初回は史上最低視聴率でしたが、伊藤さんの登場が増えていくにつれ、物語も盛り上がっていくでしょう。そんな信頼感があります。今作でも"持ってる男"の本領を発揮してくれるのでは」と話している。

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