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ネオジャポ瀬戸みるか12・14ワンマンへの決意「日比谷野音の伝説になるようなライブを」【ソロインタビュー連載第5回】

[ 2024年11月1日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】ネオジャポ瀬戸みるか12・14ワンマンへの決意「日比谷野音の伝説になるようなライブを」【ソロインタビュー連載第5回】
Photo By スポニチ

5人組女性アイドルグループ「NEO JAPONISM」(愛称ネオジャポ)が、現体制5周年を迎える12月14日、東京・日比谷野外音楽堂でワンマンライブに挑む。10月31日には2年ぶりとなる新アルバム「EGOIST」をリリース。メンバー滝沢ひなのが手掛けた収録曲「きづいて」は音楽番組で披露されると瞬く間に話題となり、注目度は増すばかりだ。今回は5人それぞれにソロインタビューを敢行。数々の伝説が刻まれてきた"音楽の聖地"へ向かうネオジャポの現在地を探った。5回目は瀬戸みるかが登場します。

――2年ぶり新アルバム「EGOIST」が31日に発売されます。どのような作品になっていますか。

瀬戸「2年ぶりということで、2年間の成長だったりとか、歌い方とか、いろんな変わった部分がアルバムに出ているんじゃないかな。グループの見せ方、曲の見せ方もちょっとずつ変わってきてるので、そこが見どころかなって思います」

――個人的にぜひ聞いてほしいポイントは。

瀬戸「今まで60曲ぐらいある中で私、一度も歌い出しを歌ったことがなかったんですけど、今回14曲中2曲で歌い出しを歌わせてもらえる機会をいただけて、個人的にはめっちゃ嬉しかったです」

――やっぱり歌い出しって、少し緊張する?

瀬戸「緊張しましたね。初めてだったので。でも、ずっとやってみたかったことだったので、今回その夢が叶ってすごく嬉しいです」

――収録曲「きづいて」は滝沢ひなのさんが作詞作曲された曲ですが、初めて聞いた時の印象や、歌ってみての感想を教えてください。

瀬戸「ひなちゃんを知ってる人ならすぐに『ひなちゃんっぽいな』って思うだろうなって感じる曲でした。歌詞がすごく自然で、ひなちゃん自身が話しているような、すごく心に刺さる言葉が並んでいて、とても感動しました」

――歌ってみて、どんな気持ちでしたか。

瀬戸「メンバーが作ってくれた曲っていうのもあって、なんだかこの曲を歌えることがすごく幸せだなって感じましたね。ひなちゃんがメンバーでいること自体が当たり前じゃなくて、もし違うグループだったら、この曲を歌えてないんだろうなって思うと、本当にありがたいなと思います。振り付けは辰巳さやかちゃんが担当してくれたんですが、すごくキャッチーで可愛くて、歌詞にぴったり合っているところが好きです。ダンスが加わったことで、『きづいて』がさらに完成された感じがします」

――瀬戸さんは振り付けの覚えはいい方ですか?

瀬戸「全然良くないんです。正直、たぶん一番遅いと思いますね(笑)。アイドルをやってるんですけど、なかなか覚えられなくて。でも大丈夫です、何とかやってます!」

――自分たちの武器だと思うものはありますか?

瀬戸「やっぱり私たちの強みはライブですね。歌やダンスの一体感、そして勢いとか迫力、圧みたいなものが私たちネオジャポの強みかなって思います。特にひなちゃんの煽りはすごくかっこよくて、他とは違う唯一無二の存在です」

――その中で、瀬戸さんがグループに貢献していると感じる部分は?

瀬戸「うーん、可愛さ?(笑)歌やダンスが飛び抜けて上手いわけではないので、SNSとか他のところで頑張ってるかなって思います。例えば、自分で本を出したりしてます」

――どんなジャンルの本なんですか?

瀬戸「グラビアっぽい感じや(アニメキャラクターの)コスプレをテーマにした本ですね。自分で衣装を組み合わせて撮影して、オリジナルで販売しています。アニメファンのみんなとアイドルファンのみんなって似たところがあって、アニメ好きの方がアイドルにも興味を持ってくれたりして、ライブに来てくれることも増えました。また、本を買ってくれるファンの方も増えましたね」

――コスプレイヤー兼アイドルって珍しいですよね。

瀬戸「そうですね。あまり見たことがないので、アイドルとコスプレイヤーの両方を狙ってます!」

――これまでの活動で「闘い」にまつわるエピソードがあれば教えてください。

瀬戸「私は一つのことに集中しすぎるタイプで、それが終わると何もできなくなってしまうんです。例えば、年明けに出した写真集に全力を使い切ったんです。その上、1年間のライブ活動も全力でやり切ったので、もう本当に何もできなくなっちゃったんですよ。これまで完全に何もできなくなることはなかったので、その時期は自分との葛藤がすごく大きかったです」

――燃え尽きてしまったんですね。

瀬戸「完全に燃え尽きてしまって。でも、ずっと活動しているのに、これは良くないじゃないですか。だから無理にエンジンをかけようとするんですけど、全然うまくいかなくて。そんな自分が嫌で、もう落ちるところまで落ちましたね。こんなことは今までなかったんですけど、自分自身とずっと闘っているような感じでした」

――写真集を作るのに、そこまで集中して取り組んだんですね。

瀬戸「そうなんです。衣装やスタジオ、どこで撮影するか、すべて自分で考えました。コンセプトも全部自分で決めて、どんな風に撮りたいか資料も集めて。めちゃめちゃ頑張った結果、完全に燃え尽きてしまいました。でもファンのみんなに『実はあの時めちゃめちゃ病んでたんだよね』って話したら、『全然気づかなかった』って言われたので、表ではちゃんと闘えてたんだなって思いました」

――今はもう元気ですか?

瀬戸「もうめちゃめちゃ楽しいです!今は燃えてる時期です(笑)」

――12月に日比谷野音でワンマンライブが決定しています。意気込みは?

瀬戸「私たちは他のアイドルさんに比べてワンマンライブをやる機会が少ない方だと思っていて、今回も1年ぶりなんですよ。だから、『やっと野音に立てるんだ』という嬉しい気持ちが強かったです。この5年間、日本武道館を目標に頑張ってきて、野音が決まったからには絶対に満員にして、武道館への道に進みたいなと思っています」

――今はどんな準備をしていますか?

瀬戸「セトリが決まって、それがすごくハードなんです。だから今、体力作りとして筋トレを頑張ってます!」

――これまでで最も激しいライブになりそうですね。

瀬戸「そうですね、演出もセットも過去最高だと思います。(当日は寒くなりそうで)お客さんの腰は重いかもしれないけど、来てくれたら絶対に楽しませるぞっていう気持ちで、熱くさせるつもりです」

――昨年12月の築地本願寺でのライブも寒かった?

瀬戸「やってる私たちは全然寒くなかったんですよ。でも、見てる人たちは本当に寒かったみたいで。ライブ中は緊張しすぎて寒さなんて考えてられなかったんですけど、特典会を外でやった時はさすがに寒くて、『こんな寒い中で見てくれてたんだ』ってびっくりしましたし、すごく感謝しました」

――これからの目標や夢について教えてください。

瀬戸「まずは12月のワンマンライブを絶対に成功させたいです。ファンのみんなは日比谷野音でたくさんのアイドルを見てきてると思うので、その中でも『ネオジャポが一番だった』って言ってもらえるようなライブを作りたいし、日比谷野音の伝説になるようなライブを目指してます。まずは絶対に埋めたいですね」

――その後の目標は?

瀬戸「個人的には、ライブだけでは届かない層もいるので、SNSやグラビアにも挑戦して、いろんなメディアに出て、自分の名前をもっと知ってもらいたいです。そこからグループも広めていって、知名度を上げていきたいなと思ってます。もう5年目なので、さらにスピードアップして頑張りたいです」

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