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尾上右近 楽しみは「桜を3人で見たい」 中村壱太郎、中村隼人と京都南座「三月花形歌舞伎」

[ 2024年1月13日 19:58 ]

若手がそろっての歌舞伎公演「三月花形歌舞伎」への意気込みを語る(左から)中村隼人、中村壱太郎、尾上右近(C)松竹
Photo By 提供写真

歌舞伎俳優の尾上右近(31)が13日、中村壱太郎(33)、中村隼人(30)とともに京都南座での「三月花形歌舞伎」(3月2〜24日)のオンライン取材会に参加した。

若手の挑戦の場でもある花形歌舞伎で、今回は近松門左衛門没後300年を記念し「河庄」、「女殺油地獄」と上方歌舞伎の名作が並ぶ。京都での1カ月公演に「何を楽しみたいか」と問われた右近は「桜。桜を3人で見たい」と即答すると、2人から「ロマンチックだねえ」と突っ込まれた。

「心中天網島」でも知られる「河庄」で、その後ヒロインの小春と心中へと突き進む治兵衛に挑む右近は「熱演、力演だけではないさらに内面を表現できるまでに頑張りたい」と力を込めた。

「女殺...」で年上女性を惨殺する与兵衛にふんする隼人は「いつかやりたい、と思っていた憧れの役。どこを切り取っても様式美を表現できるようにやっていきたい」と表情を引き締めた。

リーダー役で両演目のヒロインを演じる壱太郎は「確実に化学反応が生まれると思っています。父(中村鴈治郎)の世代から何を得て、僕らの世代で何を表現できるのか。やらなきゃいけないと思っています」と意気込んでいた。

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