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梶原しげる アルツハイマー病の現状 昨年出演イベント「ほぼまったく覚えてない」 生活には影響なし

[ 2023年12月15日 19:31 ]

梶原しげる(2008年撮影)
Photo By スポニチ

元文化放送アナウンサーでフリーの梶原しげる(73)が、15日放送の文化放送「梶原しげると仲間たち〜アルツハイマーとともに」(後7・00)に出演し、アルツハイマー病の現状について告白した。

今年初めにアルツハイマー病と診断されたことを、9月放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した際に公表していた。

アシスタントの水谷加奈アナに、「去年の文化放送開局70周年記念特番を覚えています?」と問いかけつつ、「出て、割と元気にしゃべり始めたんですけど、覚えていないんですよ。ほぼまったく覚えてない。いつ、誰がそれ(仕事を)入れたの?」と、昨年出演した同局のイベントの記憶が既にないことを明かした。

実は「アルツハイマーと言われて、ほっとしたんですよ」という思いもあるという。「ちょっと頭の中が変な、落ち着かない感じがするな、という気分が数カ月、あったんです。変だな、俺、おかしいなとか」。そんな中、医師に診断を仰いだ。「相当いろいろ、CTだなんだ、やった結果、"初期の認知症ですね"ってごく普通に言って」。ショッキングなことをさらっと言われたようで、「もうちょっと人生の大変な場面に遭遇してらっしゃる方で、ためらいもあるでしょうから"認知症...かもしれませんね"くらいなことを言ってくれるといいなと思った」としつつも、「今考えてみると、きっちり認知症であると言ってくれたことは大変ありがたいことだったなと思います」と、医師には感謝を口にした。

生活への影響について聞かれると「それはね、本当にないんですよ」と説明。「昔の方がそそっかしく、鍵を忘れるとか。あのころ認知症だったのかなと思うくらい」とも話していた。

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