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浜崎あゆみ 初アルバム大ヒットも「うれしくなかった」理由「同じように寂しい人が...」

[ 2023年10月5日 22:38 ]

浜崎あゆみ
Photo By スポニチ

歌手の浜崎あゆみ(45)が5日放送のNHK「NHK MUSIC SPECIAL」に出演、「売れたことはうれしくなかった」と告白する場面があった。

1998年にシングル「poker face」でデビュー。エイベックス創業者でプロデューサーの松浦勝人氏に勧められて自ら手掛けた歌詞が同世代女性の共感を呼び、ファーストアルバム「A Song for ×ばつ」はミリオンヒットとなった。

「もともとしゃべるのが苦手でマサ(松浦氏)に"自分はこう思ってます"と伝える時に手紙を書いていて。マサが何通か見て"お前作詞して見ろよ"ってなって」。10代とは思えない文章は松浦氏を驚かせたそうで、「俺に言ってる年齢本当?10代の子が書く手紙じゃないんだよね」と"サバ読み"を疑われたという。

歌詞には自身の孤独や不安をつづった。「すごく恵まれない環境で育って愛をもらえなかったと思っていて、そこに対しての怒りはもちろんありましたし。私は凄く孤独だ、いてもいなくても誰も気にしないとか、それは凄く思っていたと思う」

周囲の大人たちからは「こんなこと書いても誰にも伝わらない」などと言われたが、「私はそれ以外は書けない」と自身の思いを貫いた。結果、初アルバムは180万枚の大ヒット。それでも「(歌詞について)"分かるよ"って言ってくれる声が多かった。(ヒットは)うれしくはなかったかな。だって同じように寂しいよっていう人がたくさんいたっていうことだから。"やった"っていうことはないですね」と振り返った。

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