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ジャニーズ事務所 本社の「看板」撤去始まる 写真を撮って立ち去るファン、涙を流すファンも...

[ 2023年10月5日 11:00 ]

<ジャニーズ事務所関連>看板の撤去作業が進められるジャニーズ事務所(撮影・島崎忠彦)
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故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受けジャニーズ事務所が5日、本社(東京都港区)に設置していた看板の撤去作業を開始した。

看板にはアルファベットで「Johnny&Associates」と書かれていた。この日、事務所の前には午前中から女性を中心に10人前後のファンがおり、撤去作業を見守った。写真を撮って立ち去る人の姿も見られた。

都内の自営業の50代女性は、母娘で嵐ファン。「娘は仕事があり行けないので、行ってきてと頼まれた。娘は毎日泣いているような状態」と話した。看板撤去には「悲しいし、寂しいし、悔しい」と涙ぐみ、「名前を変えなきゃいけないんでしょうけど、変えても世間から言われることは変わらないんじゃないかと。ファンとしては名前は変えずにいてほしい。(所属タレントは)味方がいない状態でかわいそう」と話した。

一方で、偶然通りかかったという20代と50代の親子は「看板を撤去するだけで、こんなに人が集まるなんて凄いですね」と集まった報道陣に目を丸くしていた。

ジャニーズ事務所は2日、今後の会社運営についての会見を都内で行った。東山紀之新社長は会見で、ジャニー元社長と決別し、新たな社名で再出発することを発表した。1962年の創業から61年にわたり掲げてきた「ジャニーズ」の看板に、この日幕を下ろした。

前回の会見で具体的な内容が挙げられなかった「被害補償の具体的方策」についても、救済委員会に478人の申し出があったと発表し、そのうち、被害の補償を求めている人は325人と発表。すでに3人の被害者と直接対話したことを明かし、具体的な救済については「11月からスタートする意向」だと説明した。

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