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石橋貴明「そんな人生ある!?」、人気脚本家「5年間ゲーム」「貯金が2万円」の過去に驚き

[ 2020年8月5日 18:08 ]

とんねるず・石橋貴明
Photo By スポニチ

とんねるず・石橋貴明(58)が4日深夜放送のフジテレビ「石橋、薪を焚べる」(火曜曜深夜0・25)に出演。ゲストとして登場した人気脚本家・坂元裕二氏(53)が語った若かりし頃のエピソードに「そんな人生ある!?」と驚く場面があった。

坂元氏は高校卒業後のフリーター時代に「フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞し、脚本家の道へ。当時からとんねるずの大ファンだったといい、同賞の応募要項を目にして、「これを書けばフジテレビに行けるぞ、フジテレビに行けばとんねるずに会えるぞ」と感じて挑戦、大賞に輝いた。

同局「東京ラブストーリー」(1991年)、「二十歳の約束」(92年)などのヒットドラマを生み出すも、一時"空白の期間"があった。石橋から「5年くらい休んじゃった時あったでしょ」と水を向けられると、「あります。東京ラブストーリーから3、4年して」と振り返った。

休養の理由については「脚本を書くのが自分の仕事だとあまり思っていなかった」と前置き。図書館の本棚整理などを行う「図書館司書になろうかな」と思っていたそうで、「なるためには大学に入って資格をとらなきゃいけない。僕、高卒なもんですからまた大学行くところから始めなきゃいけないなって思っているうちに5年たっていた」と打ち明けた。

「え?じゃあ、その5年間?」と石橋。坂元氏は「5年間ゲームやっていたんですよ、朝起きたらゲームのスイッチ入れて寝る前に切るみたいな」と告白した。発売されたばかりのプレイステーションの斬新さに「感動」してハマり、ゲーム漬けの日々を送ったという。

その生活にピリオドを打ったワケを尋ねられると、「貯金が2万円になったんですよ」。石橋が上半身を倒して苦笑する中、坂元氏は「先月までは、まだまだ(貯金が)たくさんあるもんだと思っていたら『あ、今月もう2万円しか俺...。人生で今2万円しか持っていない』って気が付いて。働かなきゃって思って脚本書いたんですよ」と、真顔で語った。

貯金額に危機感を覚えた坂元氏は、フジテレビに「これ読んで」と脚本を持参。「また書かせてって頼んで書かせてもらって、今に至るっていう」と、説明した。このエピソードに石橋は「そんな人生ある!?ねぇ!」と声を大にした。

その後、坂元氏はフジ「西遊記」(2006年)、TBS「猟奇的な彼女」(08年)、TBS「カルテット」(17年)など人気作の脚本を担当。映画や舞台の脚本も手がけ、活躍中だ。

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