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メッセンジャー・あいはら「死の淵を彷徨った。紙一重だった」間質性肺炎からの驚異の回復明かす

[ 2020年6月3日 18:40 ]

YouTubeチャンネルで仕事復帰したメッセンジャー・あいはら
Photo By 提供写真

「間質性肺炎(かんしつせいはいえん)」の治療のため一時休養していたお笑いコンビ「メッセンジャー」あいはら(50)が3日、YouTubeチャンネル「メッセンジャーあいはらのパララジオ」で仕事復帰。「ご心配かけました。帰って参りました。人生、ひと皮むけました」とあいさつし、約33分間、壮絶な入院生活について語った。

5月13日の放送(4月29日収録)以来の出演となったあいはら。「2週間も(復帰が)早かった。まさか今日、仕事復帰になるとは」と驚くほどの回復ぶりだそうだ。

当初は「死の淵を彷徨った。紙一重だった」というほど重篤な肺炎だったという。5月7日、体調不良を訴え、近くの病院で検査すると「肺炎」と診断され、大病院を紹介されて即入院。入院時に酸素量を計り、正常値96〜100のところが「86だった。90以下は悪く、さらにどんどん下がっていった」。そのまま車イスで無菌室へ直行。あいはら本人は「肺炎ぐらい大丈夫」と思ってた。普通に夕食を取り、知人にメールをしていたが、酸素量はさらに低下。容態が「急変した」そうだ。

身体は思うように動かず、ほとんど意識も薄れ面会謝絶状態に。呼吸が弱まり、ノドに管を通して人工呼吸器をつけ、そこから意識を失った。入院から3日間、状況は悪化するばかり。ICUに入った患者20人ほどの中では「一番重症」。担当医が夫人に「覚悟してください」「ご家族を早めに呼んでおいてください」と言うほど深刻な状況になったそうだ。3日後に酸素量も戻り、意識が戻った時には「全身が管だらけだった」。両手両足は縛られ、意識も朦朧(もうろう)。「看護婦さんが騒いでた。自分ではひと晩寝たぐらいだった」。体重は10キロ落ちたが、死の淵から生還した。

その後は完全に意識を取り戻し。驚異的な回復を見せた。管も抜け、2キロの鉄アレイを持って院内を歩き回れるほどに。「奇跡ですよ。周りの人の心配してたのを考えたら、元気すぎです」と医師から言われたそうだ。5月29日に退院し、その後の経過も順調。担当医師からゴーサインが出て、仕事復帰となった。

「健康がMAX10なら今は5。入院前は2だった」そうで、ステロイド治療を施して「相当なグラム数を入れた」ために抵抗力は低下。「ロケをしたり、4時間喋ったり、人混みはやめてくれと言われた」。4日のMBSラジオ「松井愛のすこ〜し愛して」(月〜金曜前10・30)をはじめ、テレビ、ラジオ番組など今後はセーブしながら仕事を増やしていく。病名も「間質性肺炎」の中の「過敏性肺炎」。発病の原因もほぼ判明した。2回受けた新型コロナウイルスのPCR検査はともに陰性だった。

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