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阪神・近本 大山の残留を歓迎「また来年優勝できるように」 主砲との"黄金パターン"での得点増へ意欲

[ 2024年11月30日 05:15 ]

熱血タイガース党!に出演した阪神・近本(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

阪神・近本が大山の残留を歓迎し、主砲との"黄金パターン"での得点増へ意欲を示した。

「すごく悩んでいたので。いろいろなストレスもあったと思うので(去就が)決まったことが良かった」

同学年の同僚がキャリアの分岐点に立って悩む姿を静かに見守ってきた身として"答え"が出たことにまずは安堵(あんど)した。会見前には電話で会話。「またタイガースで優勝したいねとは言っていたので。また来年優勝できるように頑張ろうみたいな話はした」と早くもV奪回を誓い合ったことも明かした。その上で見据えたのは、リードオフマンとして大山ら中軸の快打で本塁生還を果たす得点を重ねることだ。

「試合に出るからにはそうだと思うし、それ(得点すること)は仕事だと思うので僕は僕のやることをやるだけかなと」

今季はリーグ1位の71得点。リーグ優勝を果たした昨年は巨人・岡本と並んでリーグトップの83得点と、背番号5がどれだけ生還を果たせるかがチーム成績にも直結する。「得点は(打線の)1番である以上、仕事だと思っているので、塁に出ることより還ってくることだと」。打率、出塁率、安打数と同等にこだわりの強い部分だけに、大山の残留は塁上をにぎわせる者としては心強くもある。

「(大山と一緒に)しっかりプレーで引っ張っていくことが大事なので、自分のできることをしっかりやりたいと思います」
信頼関係で結ばれた主砲ともう一度、頂点を目指す。
(遠藤 礼)

≪サンテレビに生出演 4番の重圧を吐露≫
近本はこの日、サンテレビの「熱血!タイガース党」に生出演した。4番も任された今季を振り返り「(4番は)重圧のかかるポジションだと改めて思った」と吐露。「いろんな経験もできましたし。いい悪いもありましたけど、最終的にいい結果につながれば」と来季を見据えた。番組内の企画では「打率3割」「200安打」「盗塁王」「出塁率・380以上」「失策0」の5大公約を掲げるなど、主力の自覚を漂わせた。

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