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ソフトバンクのドラ2庄子 狙うは盗塁王からの新人王 大学通算54盗塁の俊足遊撃手

[ 2024年11月30日 06:00 ]

「盗塁王」を目標に定め、ポーズをとるソフトバンク2位指名の庄子(左)と福山アマスカウトチーフ(中央)、松本アマスカウト(撮影・柳原 直之)
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ソフトバンクからドラフト2位指名を受けた神奈川大・庄子雄大内野手(22)が都内で入団交渉し、契約金8000万円、年俸1200万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。大学通算54盗塁、50メートル走5秒7の俊足遊撃手で「一番(の目標)は盗塁王を獲りたい。最終的に新人王はついてくる」と意気込みを語った。

名門・横浜高出身で同学年ではDeNA・度会ら4人が既にプロ入りし、ドラフト指名時は全員から祝福のメッセージをもらったという。同校の9学年先輩で今季MVPの近藤にはまだあいさつができていないが「早くしっかり会ってあいさつしたい」。大学時代は近藤モデルのバットを使っており「自分に合ったバットが近藤さんのモデルだったので今後も使う。打撃の技術も学びたい」と早くも弟子入り志願した。

正遊撃手の今宮はまだまだ健在だが、担当の福山龍太郎アマスカウトチーフは「今宮選手とはまた違うタイプ。脚力は周東選手に匹敵する。戦力に十分なっていける」と太鼓判。今秋ドラフトは同じ遊撃手の明大・宗山に指名が集中。同じパ・リーグの楽天に入団したホープをライバル視する庄子は「自分にあって彼にないものがある。全てにおいて彼に負けないようにレベルアップしていきたい」と力強く語った。 (柳原 直之)

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