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アスレチックス・藤浪晋太郎 メジャーの洗礼受ける初黒星 大谷の適時打など2回1/3を5安打8失点

[ 2023年4月2日 07:31 ]

ア・リーグ アスレチックス1ー13エンゼルス ( 2023年4月1日 オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>3回、大谷に適時打を許す藤浪(撮影・会津 智海)
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アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)が1日(日本時間2日)、本拠地・オークランドコロシアムでのエンゼルス戦でメジャー初登板初先発。順調な立ち上がりを見せながらも3回に突如乱れ、2回1/3を5安打8失点で黒星を喫した。防御率は30・86。直球の最速は99・6マイル(約160・3キロ)だった。

立ち上がりは抜群だった。先頭のウォード、トラウトをともにスプリットで連続空振り三振。最高の形で「3番・DH」で出場した大谷とのメジャー初対決を迎えた。大谷にはカウント1-1から92・9マイル(約149・5キロ)のスプリットを選択。一ゴロに仕留め、リズムよく初回を3人で終えた。

2回も2つの空振り三振を含む3者凡退。しかし3回、先頭のレンヒーフォに四球を与えると、順調だったペースに狂いが生じた。1死一塁から3連打を浴びて2点を失った。さらに四球を挟み、無死満塁として大谷と2回目の対決。カウント0-1から外角高め99・1マイル(約159・4キロ)直球を捉えられ、左翼フェンス直撃の左越適時打を許した。その後も投球を修正することができず、この回5安打3四球で6点を失い、なおも1死一、三塁のピンチを残して降板。リリーフ投手もエンゼルス打線につかまり、8失点となった。

同学年の大谷とは、メジャー移籍後初めての対戦。2月28日のオープン戦初登板で投げ合ったが、打者・大谷とは新人だった13年5月26日(甲子園)以来、10年ぶりの対決となった。オープン戦5試合で3勝0敗、防御率3・86。最終登板となった3月25日(日本時間26日)のブルワーズ戦では、最速98マイル(約158キロ)をマークして6回無安打2失点と右肩上がりに状態を上げてきた。自信を持って臨んだメジャー初登板初先発の舞台だったが、結果を出すことはできなかった。

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