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ヤクルト敵地3連勝!サンタナV打だ青木弾だ勝負の10月負けなしだ! スアレスは来日初セーブ

[ 2021年10月3日 16:56 ]

セ・リーグ ヤクルト4―1広島 ( 2021年10月3日 マツダ )

8回2死二、三塁、勝ち越しの2点適時打を放ったサンタナ(中央)はベンチに戻りナインに迎えられる(撮影・奥 調)
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ヤクルトは3日、広島と対戦。この日に通算500試合登板を達成した先発・石川雅規(41)と広島先発の24歳森下が緊迫の投手戦を見せる中、1―1の8回にサンタナの2点適時打で勝ち越しに成功。接戦を4-1で制し同カード3連勝を飾った。

両チーム2点目が入らないしびれる展開の中、8回から森下に代わってマウンドに上がった広島2番手・島内が先頭の山田に四球。続く村上が右前打し無死一、二塁のチャンスを迎えるとオスナ、中村が凡退。やはり2点目は遠いのか...。そんなファンの不安をサンタナが吹き飛ばした。2死二、三塁から広島3番手・森浦の6球目、129キロのチェンジアップを泳ぎながらも中前に落とし2人が生還。前日に13号を放っていた29歳ドミニカンは代走・渡辺と交代しベンチに引き揚げると、歓喜のハイタッチの出迎えに陽気な笑顔がはじけた。

初回には、森下から1番塩見が左前打。続く青木が三塁線を痛烈に破る二塁打で無死二、三塁。ここで前日に33号を放った3番・山田がセンターにきっちり犠牲フライ。三走・塩見が悠々と生還しわずか13球で1点を奪い上々の滑り出し。この回1点を先制し、マウンドに41歳のベテラン左腕・石川がスタンバイしたが、センターには塩見の姿はなく山崎に交代。走塁中に接触はなかっただけに状態が心配される。先発の石川は5回0/3を88球1失点と粘りの投球。勝敗は付かなかった。

9回には青木がダメ押しとなる7号ソロを放ち、最後はスアレスがヒヤヒヤながら無失点で締めゲームセット。スアレスは来日初セーブとなった。敵地マツダで広島に3連勝。6年ぶり頂点へ、勝負の10月負けなしの勢いは止まらない。

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