INFO・NET信越 Vol.332 (令和3年6月15日発行)
News1:60MHz帯ラジオ用番組中継回線の利用促進のための調査検討を開始
【実施日】 令和3年5月13日(木)
【実施場所】Web会議
【実施概要】
信越総合通信局は、5月13日(木)、学識経験者、放送事業者、メーカーなど13名で構成する「60MHz帯放送番組中継回線の利用促進のための周波数有効利用技術に関する調査検討会」の第1回会議(Web会議)を開催しました。
60MHz帯のラジオ用番組中継回線については、山間地等の条件不利地域におけるラジオ放送のために利用が進んでいますが、季節によっては物理現象である反射波、回折波等の電波伝搬状況が変化し易いため、干渉が発生して受信状況が大きく左右される場合があります。本調査検討会では、電波伝搬状況に関するデータを実際に測定、解析し、本中継回線の安定運用に向けた技術的検討を行なうものです。
第1回会議では、座長に国立大学法人新潟大学工学部の佐々木 重信教授、座長代理に国立大学法人信州大学工学部の笹森 文仁教授が選出され、調査検討の実施内容や検討スケジュールが確認されました。
今後は、屋内での技術試験及び屋外での実証実験を実施してその結果を複数の会合で審議し、年度末までに調査検討結果をとりまとめる予定です。
※(注記)1 STL(Studio to Transmitter Link):放送局(演奏所)と親局(送信所)を結ぶ番組中継回線
※(注記)2 TTL(Transmitter to Transmitter Link):親局(送信所)又は中継局(送信所)と中継局(送信所)を結ぶ番組中継回線
【調査検討会の概要図】
News2:令和3年7月に実施される無線従事者の養成課程について
新潟県及び長野県で令和3年7月に実施される無線従事者の養成課程
※(注記)についてお知らせします。
※(注記)無線従事者として求められる知識・技能の習得を目的とした講習であり、基準に適合していることについて総合通信局長が認定したものです。
養成課程の受講者は、講習を修了することにより国家試験を受けることなく無線従事者資格を取得できます。
対象資格
実施期間
実施地
認定施設者
(実施する者)
問い合わせ先
第四級アマチュア無線技士
令和3年7月3日〜4日
新潟県
三条市
一般財団法人日本アマチュア無線振興協会
養成部
電話 03-3910-7210
第三級陸上特殊無線技士
令和3年7月8日
長野県
長野市
公益財団法人日本無線協会
信越支部
電話 026-234-1377
第二級陸上特殊無線技士
令和3年7月27日〜28日
長野県
長野市
公益財団法人日本無線協会
信越支部
電話 026-234-1377
連絡先
航空海上課
電話 026−234−9967
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