新着情報生物プロセス工学研究室(長森研)へようこそ。
本研究室では、微生物を用いた有用物質生産から再生医療に資する細胞・組織製造に至るまで、生物が関わる反応や機能を工学活用する"バイオものづくりプロセス"を研究対象とします。バイオ反応の特性を理解し、その生産プロセスを速度論や物質収支の観点で工学的に設計・構築・効率化できる"生物プロセスエンジニア"が食品、化学、製薬、再生医療産業の研究開発・製造現場で求められています。個々の細胞・組織・生体に存在する複雑な生物反応を計測・定量し、目的現象を司る主たるパラメーターを理解・同定、そのパラメーターの制御によって現象を自在に操る、これらを実現するために必要なあらゆる道具・技術が私たちの研究対象です。
バイオものづくりラボ
実践的な培養技術者育成(NEDO特別講座)と、生産実証支援(ファウンドリ機能)のための
拠点培養施設(バイオものづくりラボ)を設置しました。小規模から中規模まで
豊富に整えられた培養設備で、バイオによるものづくり(有用物質生産)にご興味をお持ちの企業様ニーズに応えます。熟練の培養技術者の支援の元、ご興味物質の試作品を最短で供出できるよう各種方面からお手伝いします。訪問・施設見学も歓迎しています。お気軽にコンタクトください。
詳細や見学・相談の申込はこちらから
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ラボのパンフレット(PDF)
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バイオファウンドリ拠点の紹介(PDF) Focus NEDO92号
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本学HP(教育研究施設)での紹介
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一般向け紹介動画(3min) ※(注記)オリジナル動画(Youtube)へ
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一般向け紹介動画(15min) ※(注記)Nikkei SDGs フェス大阪 2024のアーカイブ(Nikkei Channel)へ
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詳細な説明動画(45min) ※(注記)JBA Channel (Youtube)へ
★2025年度末に専用建屋が竣工し、分離精製の検討も可能な施設へアップグレードされます。(
PDF)
培養技術者育成セミナー(NEDO特別講座)
バイオリアクターの装置及び操作の設計論について、座学&実技セミナーをお引き受けしています。
基礎編:装置の成立ち、使いこなし方(組立て、立ち上げ、kLa測定)
応用編:流加培養、蒸煮滅菌培養槽の操作
詳細や受講申込はこちらから
培養データ解析支援アプリBMDS
培養技術者の日々の業務を煩雑化している培養データ解析(装置データ、分析データを統合的した解析・作図)を圧倒的に省力化するDXアプリ(BMDS,Bio-Manufacturing
lab. Data analysis Supporting system)を開発しています。培養データを共通のひな型で保管することで、データ駆動型の開発や理解、制御への道筋が拓けます。
詳細や利用申込はこちらから
【Topics】
・2025年度末に専用建屋が竣工し、分離精製の検討も可能な施設へアップグレードされます。(
PDF)
・生物工学会誌にバイオものづくりラボやDXアプリの紹介記事が掲載されました。(
リンク)2024.10
・生物工学会誌にkLa測定の注意点に関する解説記事が掲載されました。(
リンク)2024.5
・Focus NEDO 92号でバイオファウンドリ拠点として紹介されました。(
リンク)(
English) 2024.3
・日経バイオテクにバイオものづくりラボの活動が紹介されました。(
リンク)2023.9
・NEDOバイオものづくりPJの概要を紹介したHPが公開されました。(
リンク)2022.10
・NEDO特別講座(バイオものづくり分野の人材育成プログラム)がオープン。(
リンク)2022.7
・NEDOバイオものづくりPJで取り組む課題について化学工学86巻第4号 p.165-168に掲載されました。
・NEDO「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」に採択。(
リンク)2020.9
・生物工学会誌にキャリアパスの記事が掲載されました。(
リンク)2019.11
・阪大・松崎先生グループとの共同研究が
Nature communications誌に掲載されました(
PDF)
・骨格筋スマート社会実現コンソーシアムの活動概要は
こちら
メンバー(2024年度)
教授
長森英二
PJ研究員・技術員 4名
URA(研究支援社会連携センター兼任) 1名
事務員 1名
M2 4名
M1 1名
B4 9名
B3(後期から配属、例年5〜7名)
過去の卒業/修了生の進路/就職先はこちら
※(注記)当研究室では
技術士(生物工学)一次試験の受験をサポートしています。累計合格者5名。