化学産業はさまざまな素材の提供を通して社会経済の発展を支えていますが、今後も産業として持続的に発展していくためには人材育成が重要となります。そのため日化協では、各世代に応じた人材育成策を講じています。小中高生に対しては化学に関心を抱かせる啓発イベントを開催、大学生・大学院生には企業との交流会や化学産業教育を実施するとともに、奨学金も給付しています。また、社会人である会員に対しては、保安防災、労働安全衛生および化学物質管理などに関するセミナーや研修会を開催し、化学産業の将来を担う次世代人材の育成を推進しています。

その他の講座・セミナー

講座・セミナー名目的開催頻度
安全保障貿易管理説明会外為法に基づく製品および製造技術の輸出に関する導入教育1回/年
化学工場の生産現場リーダー ステップアップ研修生産現場の第一線監督者の育成と技能強化(特に保安防災、労働安全衛生、リスクアセスメント面)4回/年
危険物輸送における安全管理講習会危険物の陸上・海上・航空輸送に関する知識の習得1回/年
国際通商課題セミナーアンチ・ダンピング制度、原産地規則、不公正貿易報告書、EPA/FTAなどの解説1〜2回/年
産業安全塾石油・化学産業における将来の安全を理解できる経営層、管理者の育成および幅広い視野をもった安全の専門家の育成 (全13回シリーズの講習会)11月〜翌年3月(全13回/年)
人事・労務スタッフ育成セミナー戦略的人事の方法論を学び、人事部門の役割を深く考えることにより次代を担う人事部門のリーダーを育成する 5月〜12月(全8回/隔年)
標準化の重要性に関する普及講演会毎年違ったテーマの講演を通じて標準化の重要性について理解と普及促進を図る1回/年
リスクアセスメントセミナー(BIGDr.Worker活用)作業者のリスク評価法について学ぶ BIGDr.Worker を活用し、混合物を含めたリスク評価の進め方を習得すること2回/年
リスクコミュニケーション研修地域対話におけるコミュニケーションスキル(相手の立場・価値観を理解し、想定外の質問にも的確に対応できる能力)の向上1回/年