令和3年4月16日更新 (担当者:熊谷)
細胞化学部では、病原体の感染増殖に関わる宿主細胞の分子や機能を生化学、細胞生物学、遺伝学を中心とした科学的手法を駆使して解明し、感染症対策に資する知見や材料を世の中に提供することを目的としています。また、蛋白質性感染病原体プリオンについては、研究に加えて牛海綿状脳症(BSE)行政検査を担当し、食の安全に貢献しています。さらに、生物学的製剤の承認前検査や所内外の委員会活動などを通じて、我が国で流通する医薬品の品質の維持向上にも努めています。また、昨年度からは、新型コロナウイルスmRNAワクチンの検定検査業務も担当しています。