高月工務店は高月社長のお父様が1975年に創業されました。山口県熊毛郡を拠点に、新築は山口県東部(岩国市〜周南市まで)、リフォームは半径10キロ圏内を活動エリアとしてご活動されています。無垢材をふんだんに使用した新築では、基礎から木工事に至るまで、自社大工による責任施工で、瑕疵保険検査員からも褒められることがあるそうです。現状に慢心せず社内研修も定期的に行い、技術力向上に力を入れています。
熊本地震で強まった地域防災の思い
平成28年4月発生した熊本地震で高月社長は応急危険度判定に携わりました。その経験を通じて、今まで以上に耐震と防災に対して力を入れる決心をされたそうです。そこで、これまでの耐震という地震防災の枠組みを超えた、木耐協の新プロジェクト「地域防災ステーション」を導入していただきました。 地元密着で活動するにあたりお客様に喜んでいただくだけでなく、お客様を守るという会社の理念にも共通する部分でした。
感謝祭で実感した防災意識の高まり
年に1回開催されている感謝祭には、OB客や地元の方々が多く来場されます。地元の木でモノづくりの楽しさを体験する木工教室やカンナ削り体験など、木と触れ合う機会を作りながら木の良さを体感する場を設けています。 今年は会場内に「地域防災ステーション」の防災グッズを展示されました。一般の方が普段あまり目に触れない「災害ハザードマップ(水害、土砂災害、地震災害)」や避難所の掲示や災害用非常用電池、大型のジャッキアップやボルトカッター、浄水器など多くの来場者が手に取って興味深くご覧になっていたそうです。 防災への関心の高さを改めて感じた高月社長は「これからも本気で地域防災に取り組んでいきたい」と今後の意気込みを語っていただきました。