明治20年に創立されてから130余年、『想いをカタチに』という理念のもと、地域に必要とされる存在を目指されている齊藤建設の齊藤専務を訪ねました。昭和40年代後半から人口が増加した地域ということもあり旧耐震基準の住宅が多く、地場工務店として“耐震”は絶対に必要な事だと感じ、木耐協にご加盟いただきました。
代替わりをきっかけに事務所を全面改装
2018年、3代目からの代替わりをきっかけに、認知度を高めるために事務所の全面改装を実施。改装前は知る人ぞ知るといった感じの門構えだったそうですが、お客様が入りやすいようイベントスペースを備えた明るい事務所に生まれ変わりました。 七夕、工作教室、クリスマスのLEDランタン作りといった、参加してもらいやすいイベントを2ヶ月に1度開催されています。さらに、SNSも活用し、インスタグラムでの新築ライブ見学会や大工さんの勉強会の様子なども発信されています。
地域の人が集い、信頼される事業者を目指して
地域の人たちが集う「コミュニティカンパニー」を目指されている齊藤建設様には、建築と直接関係のない相談も多いそうです。「どんな時でも地域の皆さんの頭の中に“困った時には齊藤建設”と必要とされる事が最も難しく、有難い事だと感じています。不安のない明るい地域作りの中心となることを目指して、これからも成長し続けたいと考えています。」と今後の抱負を語っていただきました。
齊藤専務からの一言
地域ごとの特色を活かし、地域の方が愛し、住み続けたいと思う環境を構築する事こそが本当のモノ造りだと思います。地域に支えられ地域を支える、そんな存在の会社を目指す仲間が少しでも多くなれば最高だと考えます。