空設計様は2003年に木耐協に加盟され、研修会・セミナーは欠かさず参加されています。現在は木耐協理事をお務めいただき、2021年にはこれまでの実績から国土交通大臣表彰を受賞されました。千葉県での耐震診断・補強の補助金利用実績がトップクラスの平山社長に耐震事業の取組状況を伺いました。
大工さんが全員耐震技術認定者
空設計の大工さんは全員木耐協の耐震技術認定者の有資格者です。主に3つのメリットを感じ取得されています。まず、お客様から構造や耐震に関する質問があっても、大工さんが即答できるので、「安心して工事を任せられます」と信頼につながっていること。2つ目は、施工中に補強設計書と齟齬があれば、すぐに相談が入って、修正可能なこと。認定者だからこそわかる異常もすぐに連絡が入るそうです。最後に、資格と補強実績を大工さんの評価と連動させることで、耐震を学ぶ意欲を高めています。
自治体の相談員活動から診断の依頼が
平山社長は自治体で耐震に関する補助金相談会の相談員を担当されています。相談員という立場上、社名や連絡先を伝えることはできませんが、説明を受けた一般の方が自治体の登録名簿をみて、後日連絡してくださることが多いそうです。それだけ、平山社長の説明や人柄を信頼して頼ってくる人が多いのでしょう。
自らの想いをホームページ等で発信
2023年の夏に、ホームページをご自身の言葉でリニューアルされたそうです。「これまで製作業者に文章も含めて全てお願いしてきました。しかし、それでは自分の想いが伝わらないと感じていました。一念発起して自分で書いた文章でリニューアルしたところ、ホームページからの相談が増えました。」と平山社長。現状に甘んじることなく、高みを目指す平山社長の、今後益々のご発展を組合としてもサポートして参ります。