モデルルームとして体感できるリノベーション後の各居室
モデルルームとして体感できるリノベーション後の各居室
今回は奈良県磯城郡にある平野木材の藤井社長にお話を伺いました。70余年前に材木屋からスタートした平野木材は、3代目の藤井謙昌社長の代で建築業にシフトされ、製材業の知識と奈良県の良質な木材を活かした全棟耐震等級3の丈夫な家づくりをされています。
日本屈指の奈良の木にこだわった家づくり
奈良県の木材は他の産地と比べて、特に年輪の幅が密で均一であり、強さと美しさを兼ね備えた日本屈指の良質な木材だそうです。その無垢材の魅力を最大限活かした新築の完成見学会には、木材が好きなお客様が多く参加されています。
社長やスタッフの人柄・丁寧な打ち合わせ・見学会で体感した屋内の温かさや心地よい体験が決め手となり、「平野木材にお願いしたい」というお客様の声がホームページに数多く掲載されています。また、お客様からの質問が多い価格についても、仕様別に過去3年間の価格をグラフでわかりやすく公開され、ホームページ上の情報発信にも積極的です。
リノベーションした自宅をモデルルームとして公開
今後の展望について伺うと「新築だけでなく、これからはリノベーションにも力を入れていきたい」と、藤井社長。現在、子や孫の世代が家を引き継ぐタイミングでの大規模リノベーションに取り組まれています。若い世代のライフスタイルを考慮しつつ、住宅が持っている良さを引き出し、奈良の木材を活用した提案をされています。
事務所横の製材置き場を抜けると、築60年になる藤井社長のご自宅があります。奈良県に多くある『田の字型和室のある旧家』をリノベーションされ、モデルルームとして公開。「耐震性と断熱気密性能を高めて、間取りも変更し、安心で暮らしやすい家になりました」と藤井社長。訪れたお客様がその良さを体感されています。