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2024年インドネシアの選挙

アジア経済研究所のインドネシア研究者たちは、1998年の民主化以来、毎回の選挙に合わせて共同研究を行い、インドネシアの政治・社会・経済の変化を分析してきました。その研究成果のほとんどはウェブサイトを通じて無償で提供(オープンアクセス)しています。2024年選挙についても、所内研究者5人、外部研究者7人の総勢12人の大きなチームによる研究プロジェクト「岐路に立つインドネシア:ジョコウィ政権の評価と新政権の課題」(2023年4月〜2025年3月)を組織し、選挙に関する情報発信を強化するとともに、選挙結果の分析を行いました。

本特集ページでは、2024年選挙に関する研究成果や分析をまとめています。また、これまでに発表した過去の選挙に関する研究成果もあわせて掲載しています。インドネシア政治の流れと今回の選挙の背景を多角的かつ立体的に理解することに役立てていただければ幸いです。

アジ研eBook「岐路に立つインドネシア―ジョコウィ政権の評価とプラボウォ新政権の課題―」東方孝之・川村晃一(編)アジ研の伝統あるインドネシア選挙分析、最新刊!全文無料 PDFダウンロード可

2023/2024年度研究プロジェクトの成果は、2025年12月に『岐路に立つインドネシア――ジョコウィ政権の評価とプラボウォ新政権の課題――』(東方孝之川村晃一編)としてアジア経済研究所から刊行されました。eBook(EPUB/PDF)を全文無料で提供しています。

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しかく2024年のインドネシア選挙――まずはここから

2024年のインドネシア選挙をめぐる論考

インドネシアの選挙に関する基礎知識

ポスターの左側の人物は、スハルト政権時代の国軍幹部で第2期ジョコウィ政権の国防相、2024年大統領選では最有力の大統領候補だったプラボウォ氏。右側はジョコウィ前大統領の息子で副大統領候補のギブラン氏。有権者の5割を占める若年層からの支持を狙ってAIで可愛く加工されたイラストが、ジャカルタのあちこちに掲げられていた。

(撮影:水野祐地、2023年11月28日)

2019年のインドネシア選挙をめぐる論考

2024年の選挙を理解するためには、前回の選挙結果を知ることも重要です。2019年の大統領選挙・議会選挙に関する論考をまとめた一冊、川村晃一編『2019年インドネシアの選挙――深まる社会の分断とジョコウィの再選――』(アジア経済研究所、2020年)をご紹介します。eBook(EPUB/PDF)を全文無料で提供しています。

本書の第1部では、社会の分断や投票行動の分極化、イスラーム票の動員、ビックデータやAIの活用、ジェンダーの問題など、選挙結果に影響を与えた様々な要因を分析しています。第2部では、ジョコ・ウィドド第1期政権の政治・経済の実績と課題を検証し、第2期政権を展望しています。

試し読み
川村晃一「序章 2019年選挙と第1期ジョコ・ウィドド政権が意味するもの」

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同書の編者である川村晃一研究員へのインタビュー記事と動画も掲載しています。

【著者インタビュー】アジ研eBook第1号記念インタビュー(2021年5月)

また、選挙前後の動きを分析した記事は『IDEスクエア』特集「2019年インドネシアの選挙」でもご覧いただけます。研究所内外の計6人のインドネシア専門家が執筆しました。

こちらの動画もあわせてご視聴ください。2期目ジョコウィ政権の内閣人事について、川村晃一研究員が1分で解説しています。(2019年11月)

2019年以前のインドネシア選挙に関する研究成果

アジア経済研究所では、インドネシアの選挙に関する研究成果を1998年の民主化以降継続的に出版してきました。ここでは2019年以前のインドネシアの選挙に関する4冊の研究成果、および雑誌の特集記事をご紹介します。

『アジ研ワールド・トレンド』(2018年に休刊)でも、インドネシア政治に関する特集をたびたび組んでいました。過去の政治・経済情勢を知りたい方はぜひご覧ください。オープンアクセスでご利用いただけます。

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毎年のインドネシアの政治・経済情勢(アジア動向年報)

アジア動向年報』各年版では、1969年〜2024年のインドネシアの政治・経済・対外関係に関する動向を分析した論考をすべて無料でご覧いただけます。インドネシアを専門とする研究員が各年の重要な出来事を解説するほか、重要日誌や参考資料(国家機構図、閣僚名簿他)、主要統計情報も掲載しています。

また、インドネシアに関する章を10年単位でまとめた『アジア動向年報バンドル版』もご活用いただけます。インドネシアに関する10年分の情報を一冊で読めるため、歴史を振り返るのに大変便利です。あわせて、研究者が10年間の動きをまとめた解説記事(各巻冒頭の6ページ)も参考になります。

アジア動向年報では、国家機関や法律、人物の日本語訳やカナ表記にも注意を払うなど、現地の社会と言葉を理解している地域研究者にしか書けない分析と情報を提供しています。どうぞご活用ください。

インドネシアに関する資料のレファレンス

アジア経済研究所図書館には、インドネシアを専門とするライブラリアンが在籍しており、レファレンス(資料相談)にも対応しています。レファレンスは、電話またはウェブサイトの問い合わせフォームより受け付けています。また、インドネシアに関する多くの資料を所蔵しており、開館日であればどなたでもご利用いただけます。

お問い合わせ

アジア経済研究所の研究プロジェクトや研究成果に関するお問い合わせや、所属研究者への取材・講演の依頼は、下記問い合わせフォームからお願いいたします。

お問合せ

構成:金信遇、青山由紀子、監修:川村晃一
作成日(更新日):2026年3月12日

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