テスラ、広告に本腰 マスク氏が嫌った手法
EV需要が鈍化する中、YouTubeなどの動画広告を大幅に増やしている
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米電気自動車(EV)メーカーのテスラは、これまでおおむね広告に背を向けてきた。だが最近は、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が所有するXにとどまらず、さまざまなメディアへの広告支出を増やしている。
Xのほか、米メタ・プラットフォームズが運営するフェイスブックやインスタグラムなどのソーシャルメディアにテスラが出したある動画広告は、Cars.comのランキングを引用し、テスラ車「モデルY」が「最も米国製の車」だと宣伝している。
テスラの製品が十分に優れていれば広告は不要だとマスク氏が長年考えてきたことを踏まえると、これは驚くべき方針転換だ。同氏は「広告は嫌いだ」と2019年にツイートしていた。
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