本木雅弘がコンドームを巻きつけお茶の間を戦慄させた衝撃事件【20歳が知らない紅白】

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本木雅弘がコンドームを巻きつけお茶の間を戦慄させた衝撃事件【20歳が知らない紅白】Photo:Pacific Press / Getty Images

年を取ると、過去の出来事がいつ頃のことだったのか感覚が鈍くなる。自分ではつい最近のように感じるのに、若い人と話すと「いや、それ生まれる前です」と返される。

薄れゆく時間の感覚を取り戻すべく、今20歳の人が知らない、生まれる前のことを思い出そうというのがこの記事の趣旨だ。ちょうど年末、今回は1992年の「NHK紅白歌合戦」の衝撃事件を振り返ってみる。(エンタメ評論家 徳重龍徳)

モックン、伝説のステージ

「ガンバレ、みんなガンバレ、月は流れて東へ西へ」

現在ホンダの新型SUV「ZR-V」のCMでは、LEO今井が歌う『東へ西へ』が流れている。

もともとは井上陽水の1972年のアルバム『陽水II センチメンタル』に収録された曲だが、この曲のカバーがCMに使われるのは初めてではない。1992年に本木雅弘がカバーし、本木本人が出演する「リゲイン」のCMとして起用された。

本木は同年『東へ西へ』を引っ提げ、「シブがき隊」として1986年に出場して以来となる紅白歌合戦に出場するのだが、これが伝説となった。

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