マクドナルドが「カフェ経営」を頑張る理由、なぜ都心に少なく地方に多い?
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ファストフード大手のマクドナルドのカフェ業態「McCafé by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)」をご存じでしょうか。マクドナルドの店舗に併設する形で全く違うメニューを展開し、値段もマクドナルドの通常メニューより少し高めです。なぜ、同じ店舗の中でわざわざ高価格路線のカフェにも進出しているのでしょうか。今回は「マクドナルドがカフェ経営を頑張る理由」について、考えてみたいと思います。(百年コンサルティング代表 鈴木貴博)
マクドナルドはハンバーガーだけじゃない!
カフェ業態「McCafé by Barista」とは?
ファストフード大手のマクドナルド。その店舗業態にMcCafé by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)があります。「選び抜かれた専任のバリスタがつくる本格的で高品質のドリンクとスイーツを居心地の良いカフェで楽しめる場所」として、全国約200店舗のマクドナルドに併設されています。
私が仕事でよく出かける恵比寿のマクドナルド恵比寿駅前店でも併設されているので、行ってみました。1階が普通のマクドナルドで、2階にMcCafé by Baristaのカウンターがあります。そこでは1階のマックとは違って、バリスタが厳選した特別なカフェメニューが注文できるという仕立てになっています。
価格はカフェラテがSサイズ250円から、カフェモカが同じく300円からという感じで、マクドナルドの通常メニューよりも少しだけお高め、そして少し特別な雰囲気で提供されます。
マクドナルドの恵比寿駅前店は全体的な店舗デザインもMcCafé by Barista仕様になっています。1階のマクドナルドで購入した人も2階で食事ができるのですが、全体的に普通のマクドナルドとは違って木目調の落ち着きのある内装になっています。
店内にはリモートワークをする若い社会人や、リポートを作成する学生など、なんとなくどこかで見たような風景が広がっています。そう、コロナ禍で広まったスターバックスでの仕事風景と似ているのです。
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