スタバ復帰のシュルツ氏、難注文さばけるか

インフレや労組結成の動き、中国がCEO三度目となるシュルツ氏の試金石に

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スタバ復帰のシュルツ氏、難注文さばけるかPhoto:Stephen Brashear/gettyimages

――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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ハワード・シュルツ氏は今回、スターバックスにコーヒーをちょっと飲むために立ち寄るだけだとしている。1987〜2000年に米コーヒーチェーン大手である同社を巧みに統率し、再び08年から9年間にわたりトップとして経営手腕を発揮したシュルツ氏は、4月4日付で暫定的に最高経営責任者(CEO)に復帰することになった。ケビン・ジョンソンCEOの後任探しを進める間の「期間限定」だ。

シュルツ氏は難しい時期に古巣に戻る。スターバックスは株価が昨夏の高値より31%安の水準に沈んでおり、労働組合結成への動きやインフレに悩まされている。今夏までに米国内従業員の平均時給を17ドル(約2070円)に引き上げる予定だ。

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