死のコンテストに参加させていただきます。
冒頭画像の出典は以下の通りです。
c3.jpg
ソース: webarchive
ライセンス: CC BY 2.0
タイトル: Rental Car @ Antenna Tower @ Skopelos, Greece
著作権者: Yorick_R
公開年: 2011年
補足: flickrの元ページが消滅したことによりwebarchiveからライセンスを確認しています。
yumiand.jpg
ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1340-jp
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: yumiand
著作権者: moku_moco moku_moco
公開年: 2017年
補足: moku_moco moku_moco さんによる、本作のための書き下ろしイラストレーションです。
本記事の執筆に当たり、多数の財団職員の皆様からご批評やアドバイスをいただきました。この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
特に、初期案から最終案に至るまで何度も相談に乗ってくださったshytakeに合致するユーザーネームは存在しませんさん、ご多忙な中イラストの提供依頼に応じてくださったmoku_moco moku_moco さん、本当にありがとうございました。お二人のご協力無くしては本作は成立し得なかったと思います。
おまけ: 夏の知床岬はこんな感じの場所です。(環境省公式サイト)
記事内で使用されている画像の内 "c3.jpg" について、ライセンス情報を確認できませんでした。画像利用ポリシーに則ってライセンス表記を行っていただく必要があります。
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期日: 2025年07月27日 23:59まで
画像は残っていませんが、Wayback Machineにページが残っています(Flickrの仕様上、photos/35312083@N00とphotos/yorickrは同一です)。こちらを参照すると、画像はCC BY 2.0で公開されていたようです。
初めて拝見したときから好きで、ふとしたときに思い出しては何度も読んでしまいます。
時間を置けば置くほど後を引くような、味わい深い素晴らしい作品だと思います。
感情の起伏というものに欠けていると言いますが、花火を見ずに、彼女の瞳の中をじっと見つめているところでああ彼にも心臓があるんだな、誰かに目を奪われる瞬間があるんだなと、感情の起伏がないと言っていたのも相まって心臓をやられました。君、それだよそれ!それ!
肉体的な死に関して落涙することなく、どこかにいるならまた会いたいと言う彼が切なくてたまりません。私にはユミさんの死は悲しいものでしかないけれど、彼にとっては魂が移動するだけのことだから、またどこか出会えるんじゃないかと考えているところが本当にたまりません。
そこからの殺人と逃走がジェットコースターのように過ぎていって、ユミさんの名前を書きなぐり、あの日のユミさんの瞳の中で弾けていた花火を思い出す、思い出せないと苦しみながら走り続ける彼の姿で泣いてしまいました。
きっと彼の中のユミさんは何者にも替えがたい唯一の存在だったのですね。
その悲しみにやっと気づいたところで終わるのが粋すぎます。
そして最後のイラストでふっとすべてがわかった瞬間の爽快さ! SCPを読んでいて本当に良かったと思った瞬間の一つです。
二人の思いは永遠なのでしょう。きっと。
crow_109さんのこの作品に出会えて本当に良かったと思っています。胸が震えるような感動をありがとうございました。
taleも読みました。もう一回泣きました。
万感の思いを込めてUVです。